モラハラの基本思考パターン「他人とお天気は変えられる」

人間関係氣を整える・波動を上げる

モラハラとは

モラルハラスメント(モラハラと略されることも)とは、倫理や道徳に反する精神的な暴力や、言葉や態度による嫌がらせのことです。

  • 加害者側の加害者意識が低いことが多い
  • 被害者以外、問題(心的・身体的)に氣付きにくい
  • 人格否定などにより精神的に苦痛を与えることが多い

などの傾向があります。

基本的に「他人をコントロールすることができる」と思っているところから発生します。

では、どうして「他人をコントロール」できると思いたいのでしょうか。

 

男女

モラハラをする人の心理的な理由

他人をコントロールしたい欲求は、心理的な側面から見てみると面白いものです。
以下に、その欲求の背後にある主な心理的要因を示しますね。

安全と予測可能性への欲求

人は不確実性や予測不可能な状況から逃れ、安全な状況を求める傾向があります。他人をコントロールしようとするのは、その相手が自分にとって予測可能な行動を取ることで、自分の安全を確保しようとする欲求の一環です。他人をコントロールすることで、不安を軽減しようとする心理的要因が働きます。

一時的な自己価値の向上

ある人は、他人をコントロールしようとすることで、自己価値や自尊心を高めようとします。その人たちにとって他人を操ることで自分の重要性や能力を証明しようとする傾向があります。この欲求は、自尊心の低さや不安定な自己評価から生じることがあります。

権力と支配への欲求

また、ある人は、単純に他人をコントロールすることに魅力を感じます。権力や支配の欲求が高い場合、他人を操ることでその欲求を満たそうとします。このような欲求は、競争的な状況や社会的な地位に焦点を当てた文化的な要因に影響されることがあります。過去生からの復讐をいうテーマを持つこともあります。

感情の不安定さ

自分の感情が不安定である人は、他人をコントロールしようとすることで、感情の安定を求めることがあります。他人を操ることで、自分の感情を安定させようとする試みが行われます。

要するに、

他人をコントロールしようとする欲求は、安全、自己価値、権力、過去の経験、感情の不安定さなど、複数の心理的要因によって形成されます。

この欲求は、個人や状況によって異なり、全ての人に当てはまるわけではありません。

しかし、人間関係やコミュニケーションにおいて、他人をコントロールすることは穏やかな人間関係構築には適していないことが多いため、適切な方法でコントロール欲求を扱うことが重要です。

変えられないものを手放し、自分が変えられるものに集中する
子ども

モラハラな心理的状態から脱する方法

他人をコントロールする必要がないと思える心理状態になるためには、以下の方法が役立つでしょう。

自己認識の向上

まず、自分自身を深く理解しましょう。自己認識を高めることで、他人にコントロールされる必要性が減少します。自己認識を高めるには、自分の価値観、信念、感情、強み、弱みなどを正直に見つめることが大切です。

他人の尊重と受容

他人を尊重し、受け入れることは、コントロールの必要性を減少させる一歩です。他人の選択や意見を尊重し、異なる視点を受け入れる姿勢を持ちましょう。他人に対する理解と共感は、コントロール欲求を軽減します。

コミュニケーション能力の向上

効果的なコミュニケーション能力を磨くことは、他人との関係を改善し、コントロールの必要性を減らすのに役立ちます。適切なコミュニケーション能力を持つことで、意思疎通が円滑になり、誤解や対立を減少させることができます。

共感と共感力の養成

他人の立場や感情に共感する力を養いましょう。他人の視点を理解し、感じることで、相手の行動や考えがなぜそのようになるのかを理解することができます。共感力を高めることで、他人にコントロールされる必要性を減少させます。

自己決定権の確認

自己決定権を認識し、行使することが重要です。自分の人生において、自分が最終的な意思決定者であることを自覚しましょう。他人からの意見や圧力に左右されず、自分の選択を尊重します。

最終的に、他人をコントロールする欲求、コントロールのされやすさは、自己成長と自己認識の向上、他人との健全な関係構築、ストレス管理などを通じて軽減できます。

これらのステップを進めることで、他人にコントロールされず、より満足度の高い人生を築くことができます。相手の怖れと自分の怖れに意識を向けるとコミュニケーションが上手になるでしょう。

 

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