昨日は桃の節句でした
実家には戦前に作られたお雛様があるけどもう何年も飾られていない…
AQUA MIXTの寛子(妊娠8ヶ月後半)です。
気付けばあっという間に妊娠8ヶ月も最後の31週。
身体の変化もビックリですが、来週はもう9ヶ月目に入るなんて我ながらビックリです
(写真:菜食マタニティご飯作りに余念なし)
8ヶ月にもなると、出産準備を具体的に色々と始める時期になります。
ベビー用品の検討・準備も必要ですが、育児関連の体験会で学ぶことも多いですね
先週は、近所のベビーザらスで開催された「ベビーサイン体験会」に行ってきました。
今まで縁がなくて一度も行ったことがなかったのですが、調べてみたらマタニティから子育てまで、いろんなイベントを開催しているのですね。
(参考:ベビーザらス☆イベント情報)
ベビーサインとは…
まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと、手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションする育児法です。
えっ、赤ちゃんが手話を使う!? 赤ちゃんとお手てでお話、なんて本当にできるの??
できます! しかもとっても簡単です。 あなたの普段の語りかけに手の動き=ベビーサインを添えるだけで、
赤ちゃんも自分からお手てでおしゃべりできるようになるのです。
(ベビーサイン基礎知識より)
1990年代米国発、日本に入ってきてから9年ほどというこのコミュニケーションツール。
あなたはご存知でしたか
私が初めて「ベビーサイン」を知ったのは、実は8年ほど前。
日本に入ってきて割とすぐ、私にとって妹のような存在の友人から話を聞いたのがきっかけでした。
その友人は7年前に交通事故で亡くなり、突然の喪失感に私自身が何年も癒されない気持ちを抱えていたのですが・・・
今私たちが、天使のセラピスト・スピリチュアルカウンセラーという仕事をしていることも、天にいる彼女の導きがありました。
2007年に米国で開催されたドリーン・バーチュー博士のATPコースに夫婦で参加した時、ミディアムシップ(亡くなられた方と)のワーク最中に彼女の存在・想いやメッセージを実感することができて、涙が止まらなかった経験があります
今でも彼女がたまに私たちのそばに来てくれて、助言をくれたり、今のライフワークを応援してくれています。
今回も、ふっと彼女から「ベビーサイン」のメッセージを受け取りました。
「赤ちゃんがいろんなものを見てて、こっちが思っている以上にいろいろ認識しているの。
言葉が話せなくても、それをベビーサインを使って具体的に伝えているのが、可愛くって」
無邪気な彼女の表情が、思い出されます。
■2月26日(火) 午前 「ベビーサイン体験会」(予約制・無料)
ベビーザらス 町田多摩境店にて
うちから車で20~30分。
本当は実母と一緒に行く予定でしたが都合が合わなくなり、潤治と二人で参加。
NPO法人日本ベビーサイン協会の講師による、楽しい体験会でした。
私たち夫婦以外の参加者は、みなさん赤ちゃん連れ(生後5ヶ月・6ヶ月くらい)でした。
音楽に合わせて歌うところからスタート
子育て関係では必ず言われることなんだな実感していますが、キーワードは
「笑顔」
育てる側の笑顔が、赤ちゃんにとって一番大切なのですね。
笑顔で言葉を掛けながら、手話・ジェスチャーであるサインを添えるのが原則。
それを見て赤ちゃんがそのサインを覚えていくのですが、
「サインって楽しいものなんだ」
と思って貰うのが一番で、好きなサインを先に覚えていくのだそうです。
好き・楽しいと思うものは習得が早いというのは、私たち大人も見習いたいところ
ついつい苦手なことを克服しようと、頑張ってしまう癖ってありませんか。(戦後教育の賜物?)
でもその感覚は、赤ちゃんには通用しないのですね。
「教えなきゃ…」って力が入ると、笑顔も消えてしまいますものね。
それで煮詰まってしまって、さらに「なかなかサインを覚えてくれないっ」なんて悪循環に陥ってしまうかも。
まず親が、このサインを楽しんで使えるかが大切ですね
先週末のことですが、車検の見積もりでディーラーに行った時、乳児連れの夫婦が車の購入を検討している様子を見かけました。
そのお母さんは始終無表情で赤ちゃんを抱いていて…慣れない子育てに疲れている様子が、見てとれました。
車選びに熱心なご主人に対して、横に座る奥さんの顔色の悪い無表情さが、見ていてちょっと切なかったです。
母親の笑顔が絶えない世の中になったら、もっと社会や人間関係の問題も減っていくのだろうと感じます。
セラピストをしていていつも思いますが、幼少期の親子関係のトラウマは本当に根深くその後の人生に影響します。
私も、もっともっと笑顔が溢れる世の中に貢献していければと、改めて思いました。
体験会に話は戻ります。
・よく使う基本のサインを7種類紹介
どんな風に教えながら使えば良いのかなど具体的なアドバイスは、とても分かりやすくてイメージが湧きました。
参考図書で予習はしていたのですが、イメージが掴みづらく…
実際に講師の方と一緒に動いて体験する方がいいですね。
イメージが掴めてから参考図書を見てみたら、すんなり入ってきました。
・ベビーサインを使う赤ちゃんのビデオ紹介
実際に日常でベビーサインを使っている赤ちゃんの映像は、あまりの可愛さに癒やされました
サインを使って自分の希望を伝えたり、感情を伝えたり…
見たものを「これは●●!」と表現していく様子。
赤ちゃんは私たちが思っている以上にずっとずっと感受性豊かで意思があり、ただ発声の機能が成熟していないだけ。
伝えたいことが伝わらないから、泣いてしまうのですね。
ぐずったり泣いたりする前に、おしめでもおっぱいでもなく、赤ちゃんが本当は何を伝えようとしているのかが分かれば…
ずっと育児も楽になるのではないでしょうか
ベビーサイン適齢期は、一般的に生後6ヶ月から9ヶ月のあいだに始めることだそうです。
赤ちゃんも手を思うように動かせて、サインが出せるようになる時期だそうです。
そして教え始めてからサインが出るまでに、長いと2ヶ月以上かかるとのこと。
でも、1歳になれば気に入ったサインはどんどん覚えて使うようになるそうです。
今回は出産前で参加した私たち夫婦ですが、早すぎるいえ、今から出来ることももちろんあります。
まず私たちがサインを覚えて日常で楽しく使う習慣を身につけることだそうです。
赤ちゃんが言葉を覚えるのと同じく、手振りのジェスチャーであるサインもコミュニケーションの中で使われているのを見て、覚えていきます。
両親が笑顔で、自然にサインを使いながら語りかけることが、一番なのですね。
ただし早い時期から始めると、赤ちゃんからサインが出るまで気長に待つ必要はあります。
まずは私たち夫婦が、サインを使っていくことを楽しもうと思えました。
最後に…
何よりも大切なのは、「何も分からない赤ちゃん」扱いするのではなく、対等にコミュニケーションを取れる人として尊重し、接することなんだろうな。
胎児の時からそうですが、外界の状況・会話を本当に良く聴いていて、ちゃんと理解しています。
胎児のうちや産まれた瞬間でも、親の会話がトラウマになる可能性があるほどです。
新しい命がやってきて、夫婦のパートナーシップを再度見直す機会にとても恵まれました。
喧嘩も衝突も激減して、以前より深いコミュニケーションを取れるようになったなと感じます。
それでももちろん、時には意見が食い違い時々衝突することもあります。
でもそんな時はできるだけ早く解決して…お腹の赤ちゃんによ~くよ~く謝ります。
赤ちゃんが一番嫌うのが、夫婦げんか。それはそうですよね…私も、両親の関係が悪化したことが人生で一番ショックだったことだもの。(幼少期ではなくもう少し大きくなってからでしたが)
夫婦が赤ちゃんの前で笑顔で居られる環境作り、そのひとつとしてベビーサインも活かしていけるという可能性に、ワクワクしています。
実際のベビーサイン育児レポは、出産後にまた書けたらいいなと思います。
コメント
Keikoさま
コメントいただき、ありがとうございます。
赤ちゃんにとって、夫婦の絆や出産を待ち望んでいる気持ちを伝えることが、一番の胎教なんだと実感する日々です。
一人で頑張る女性が多い時代ですが、頑張ることを手放しながら、社会が子育てに取り組めるようになっていければ、日本の将来も安泰?!
なんて思います。
次の更新も、楽しみにしていて下さいね。
いいですね~、とっても待ち望んでわくわくしている気持ちがあふれ出てるブログですね。家族のつながり、夫婦や親子のきずなの大切さを改めて考え直せるトピックです。迎え入れられるほうも本当に幸せですね、こんなにWelcomeされて。寛子さんのお話はいつも出産や子育てって絶対基本やっぱり一人じゃないよな、って思い起こされます。楽しみですね~ご対面^^