赤ちゃんの名付け陰陽五行説
「名前を決めて生まれてくる?!」
Trinity連載当時から反響が大きかったですね。
この人氣記事の続きです!
夫婦同時にインスピレーションで受け取った「このは」という名前、そして漢字を考えるときには画数と陰陽五行説で調和を取れたものを意識しました。
名前の音にあてる漢字にも意味がある
名前の響き「このは」は、妊娠8ヶ月の時に娘が教えてくれたものでした。
次に、漢字の文化圏にいる私たち。
漢字の名前と画数も無視できないかもしれませんね。
妊娠10ヶ月目、4月に入り次にきたメッセージは
「陰陽五行説」の流れを意識することでした。
名付け辞典を数冊読んで、候補リスト内の漢字の絞り込み作業。
こういう細かいことは、私の担当です。
画数で選ぶ赤ちゃんの名付け
漢字の画数はよく姓名判断に使われ、無料の姓名判断サイトもたくさん存在します。
ご自身のお名前の画数から、姓名判断をされたことがある人も多いと思います。
インターネットが普及し始めてから、お手軽になったとも言えますね。
わたしは何冊も読んで、研究しましたよ。
旧字体か新字体で画数が変わりますし、
鑑定する人によって旧字体の画数を使う漢字が違ったりします。
同じ名前でも画数と鑑定結果が変わる可能性があります。
どれが自分の感覚でしっくりくるか、ということが大切かもしれませんね。
姓名判断の画数
姓名判断の画数は、4つに分けて調べます。
・天運画 水本⇒9画
・人運画(苗字の最後の文字と名前の最初の文字)
⇒本+小 8画
・地運画 小葉 15画 ※葉は新字体
・総運画 24画
実は天運=「水本」姓の画数9は「凶」です。
家系にまつわる運勢なので、姓が変わらない限りそのままですね。
その点、女の子は結婚して姓が変わると運気ががらりと変わることもあります。
天運があまり良くないので(気にし過ぎるのもよくありませんが)、その他の画数で補えるかな、というのも漢字の候補を考えるときに意識したことです。
それに日常的に使うのは新字体なので、旧字体の画数を考えるのは(誰の鑑定方法を採用するかでも混乱するので)やめました。
「葉」は、旧字体で13画にしている鑑定方法も多いですが、私は新字体で数えることにしました。
画数の数字と「陰陽五行説」
名前の持つ五行の調和
それぞれの画数の数字に意味があり、導きに従い「陰陽五行説」を取り入れました。
東洋的な思想で、この物質世界を構成している木・火・土・金・水の5つの性質の自然の流れや関係を表しています。
上の「小葉」の名前と画数の横に赤字で[水][金][土]とありますが
天運・人運・地運画に該当する五行です。
この関係を五行で調和しているかみてみます。
[水]←[金]←[土]
と、相生の関係が調和してきちんと流れていますね。
相生
順送りに相手を生み出していく、陽の関係です。右図でいうと赤の矢印で、「木」は火を生じ、「火」は土を生じ、「土」は金を生じ、「金」は水を生じ、「水」は土を生じます。
自然の理(ことわり)にかなった順番なので、安定した関係とみなされます。
相剋
相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係です。右上図のグレーの矢印で、「木」は土に勝ち、「土」は水に勝ち、「水」は火に勝ち、「火」は金に勝ち、「金」は木に勝ちます。
勝敗が生じるので、不安定で波乱にみちた関係と考えられています。
この関係を見ていたら、画数はそれほど悪くないのに、五行の関係でNGとなる漢字がとても多く…
何十種類もリストにあった漢字候補が、どんどん消えていきました
家族の五行の関係もチェック
それから、名前の音で家族との五行の関係もみておきました。
名前の最初の音から五行に当てはめるのですが、
パパ(じゅんじ) 金 ⇒ママ(ひろこ) 水 ⇒子供(このは) 木
という流れになります。
「家族内に新しい風がもたらされパパもママも大いに刺激を受けることができます。 」
確かに今(2013年9月当時)、このはのおかげで新しい風が吹いていることを実感しています。
縁起の良い名前と悪い鑑定結果の捉え方
縁起のいい名前を参考程度に、と名付けをはじめたら思いっきりこだわっていました。
意図したことは、きちんと現実になりますね。
しかし悪い鑑定結果に、憂鬱になる必要はありません。
そこに少し注意を向けていれば、避けることが出来るアドバイス程度のものです。
そしてそれも、この人生で選んできた課題かもしれませんね。
わたし自身、アラサーまで自分の名付けの背景も知りつつ受け入れられずにいましたし、姓名判断も余り良いものではありませんでした。
が…それも必然でした。
それよりも大切なのは
「名前にどんな思いを込めるのか」
「どんな家族関係を作っていきたいのか」
その意図をはっきりさせることです。
その意図は、引寄せの法則を理解していればおわかりの通り、家族や人間関係の調和として働くのです。
いくつか残った名前候補の中で、生まれてきた赤ちゃんをみて
「このは、漢字は小葉だね」
とすんなり納得でした。
生まれてくる前は、このはの別の漢字の候補に心惹かれていたのですが…
私たちの意図と赤ちゃんの選択が、ぴったり一致した名前なのでした。
生まれてから全く違和感なく、やっぱりこの名前を選んで生まれてきた子なんだなと実感しています。