アーユルヴェーディック・ベビーマッサージ講座(3)足の小指をぶつけない

スターシード子育て

アラフォー子育ては体力の限界に挑戦中黒ハート
AQUA MIXTの水本寛子です。
9月からBe born助産院で毎週開催されている全4回のアーユルヴェーディック・ベビーマッサージ教室に通いました。
ちょうど娘の小葉(このは)は3~4ヶ月でした。
前回の記事はこちら
「アーユルヴェーディック・ベビーマッサージ講座(1)」
「アーユルヴェーディック・ベビーマッサージ講座(2)」
その体験談その3です。
ベビーマッサージ写真は小葉3ヶ月。
産前・産後とお世話になったBe born助産院のちょっと変わったところは、インド5000年の生命科学アーユルヴェーダの考え方・ケアを中心としているところ。
ベビーマッサージ講座も、アーユルヴェーダのドーシャ体質論や季節に合わせた育児方などを交えて日頃の疑問をスッキリさせられる場、ちょっとした心配ごとも解決してホッと出来る空間でした。
それでは講座に通う中で、印象的だったことの覚え書き、続きです。


4.足のマッサージ効果

⇒足が真っ直ぐ綺麗になる
赤ちゃんは足の形が、カエルのようなM字型。
真っ直ぐになるようにと、足の付け根から足先まで撫でるようにマッサージ。
⇒足の感覚を養う
赤ちゃんは身体の触感も未発達なので、月齢が低いうちは足の先まで自分の身体なのだという自覚が無いそうです。
足を見せながらマッサージして「あなたの足よ!」と教えてあげます。
そして足をよく触ってあげることで、感覚も発達するのだそうです。
とにかく赤ちゃんのうちは、全身を触ってあげることが脳の発達にもいいそうですね。
大人になっても足の小指を家具の角でぶつけることがあるのは、自分の体だという認識が一番最後の場所なのでまだ認識が甘く、うまくコントロール出来ていないせいなんだそうです。
なるほど!
足の指までしっかりマッサージをすることで感覚を養い、足の小指をぶつける危険も減らせるのだとか。
私は未だに自分の身体の大きさをうまく把握出来ず、よく肩や腕もぶつけてアザを作っています。
足の小指をぶつけるのも、日常茶飯事。
スキンシップ不足だったのかしら・・・うちの母はスキンシップ大好きで、初孫のこのはも隙あらば抱っこしていますが、私自身が赤ちゃんの頃から触られるのが好きではない子だったので、そのせいでしょうか。
友人とこの話をしていた時、年齢とともに足の指をぶつけることが減っている!という発見がありました。
時間をかけて、感覚を養っているのですねグッド(上向き矢印)
5.アーユルヴェーダのドーシャ・体質論と赤ちゃんの特徴
妊娠中からBe born助産院の指導でドーシャ体質論に添ったケアをしていましたが、赤ちゃんの体質を知ることで他の赤ちゃんとの違いも理解出来ていいですね。

アーユルヴェーダ

・ヴァータ(風)の赤ちゃん
好奇心旺盛、興味が次々と移る、眠りが浅い、体重が増えにくい、敏感、活動的で手足を良く動かす、寝返りなど出来るようになるのが早め
・カパ (水・土)の赤ちゃん
のんびりどっしり、目や皮膚に潤いがある、眠りが深い、よく寝る、体重が増えやすい、動きがゆっくり
・ピッタ(火)の赤ちゃん
喜怒哀楽の表情がハッキリしていてもう少し大きくなると他の子を噛んだりする、皮膚トラブルで赤くなりやすい
などなど
うちの子はヴァータが強く、カパも入っています。
特徴は確かにヴァータのものがほぼ当てはまります。
身長に対して体重が軽めですが筋力があり、6ヶ月の健診でバランスが良いと言われました。
首すわりや寝返りも早かったですね。
好奇心の塊の時は、手足が常に動いています。まるで犬がしっぽを振っているように、足がずーっとパタパタしてます。
日中のお昼寝は眠りが浅い時が多いですが、パパの抱っこでカパ優勢になると、お昼寝でも深い眠りに入ります。
夜は授乳以外の時間はぐっすり安眠しているのので、これはパパ譲りのカパでしょうか。
赤ちゃんのマッサージは10数分で終了、その後は発汗を促す授乳をして、ママのための時間になります。
お産は、一気に身体に空洞が出来る現象です。
ヴァータの風が身体を吹き抜けるので、産後はヴァータが乱れやすく、産婦さんのヴァータケアはとても大切。
産後はお肌や粘膜も乾燥しやすくなるというのも、ヴァータが乱れている典型的な例です。
また本来赤ちゃんはカパの性質ですが、現代社会では赤ちゃんもヴァータが乱れがちだそうです。
6.ママのヴァータケア
オイルマッサージが出来れば理想的だけど、赤ちゃんがいるとなかなか時間が取れないものです。
ポイントケアでも良いので、続けるとヴァータが落ち着きます。
・鼻の粘膜ケア
これは入院中ハマりました!そして講座でも毎回やりました。
綿棒に「ターメリックオイル」をつけて、鼻の奥の粘膜までクリクリします。
疲れていると、使用後の綿棒が時間が経つにつれて真っ赤に変色します!
粘膜が乾燥していると雑菌・ウィルスにも弱くなるので、オイルケアで予防ですね。
ターメリック(うこん)は、抗炎症作用もあります。
*ターメリックオイルの作り方は、Be bornのスタッフブログ参照
花粉症にも、いいそうですよ。
・新たに教えてもらった簡単で効果が高いケア
ベビーマッサージの後に余ったオイルを使えば直ぐに出来る二つのケア
⇒耳をセサミオイルで揉みほぐすようにマッサージ
⇒頭頂部をオイルピチュ
オイルを垂らしたりオイルを染み込ませたコットンをのせる
毎回参加者の質問に答えたり、季節に合わせた必要なケアを講師のTさんが考えてくれます。
2回目の受講時には、「ヘッドマッサージ」をしてもらいました。
絹の手袋を使ったガルシャナ。

疲労が溜まっていたせいか、とても痛かった!
リンパの流れが滞っているということですね。
耳のマッサージが特に痛い人は、早食い注意だそうです。
もともと早食いだった私、出産後はさらに早食いになり、ママはゆっくり食べていられない…気をつけたいものですね。
ガルシャナ手袋の注意点ですが、一度マッサージをしたものは手のひら側にアーマ(毒)が溜まります。
続けて別の人にする場合は、手袋の手の甲側はまだ使っていないので、そちらを手のひら側になるように付け直して使っている、と教えてもらいました。
そして手洗いして干しておけば、薄くて小さいので乾きやすいものです。
うちのガルシャナ手袋、しばらくアーマ(毒)を溜めて放置していたかも。
マメに洗うようにしようっ!
(さらに続く)


以前反響の大きかった女性の健康について「アラフォー出産の身体作り~女性ホルモン☆おっぱい体操」より
ブラジャーの弊害について…

リンパの流れが滞るということは、その周りの組織の浄化を妨げます。
「喫煙と肺がんの関係」の3倍以上の影響が
「ブラジャーと乳がんの関係」
だと指摘されています。
寛子記事[アラフォー出産の身体作り~妊娠準備☆ナチュラル・ハイジーン]より

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