こんばんは 寛子です。
2週間ほど、驚くほどの胃痛、体調不良に悩まされていました。数ヶ月前から身体のメッセージを聴くことが課題だったのですが、もっとちゃんと聴いて~!という身体の叫びだったようです…
寛子はついつい、身体の声を無視してがむしゃらに進む傾向があるので、しっかりと自分の身体にも心を傾けながら行こうと、身に沁みた体験でした。
身体の声もそうですが、みなさんは心の声にも耳を傾けていますか?
今日は、私の体験をお話します。
事の発端はなんだったのだろう…?
去年の春のこと、私の人生でとてもとても大切だった人間関係が、崩れ去ったように感じた出来事がありました。
ショックのあまり何日も泣き続け、その後に私の中に残った感情は…
怒りでした。
しばらくの間、私はこの怒りに振り回されていました。一触即発の状態。
潤治は私のオーラを見て「(怒りで)赤い~、赤いよぉ」と怯える始末。
その時の私は、何年も掛けて築いてきた大切な関係を、第3者に一気にぶち壊されたように感じていました。
その第3者への怒り、壊れてしまったと感じた関係の脆さに対する怒り…けれども、当人に怒りをぶつけるわけにもいきませんし、本当の問題は相手にあるのではありません。
頭ではわかっていても、しばらく怒りを手放せずにいました。
「怒りは自分に盛る毒」とは、ネイティブ・アメリカン(アメリカ・インディアン) ホピ族の格言です。
手放せない感情は、自分自身にダメージとなって返ってきます。
その怒りの裏にある、自分自身の感情とは、一体何なの?
その感情と向き合わずに過ごしていれば、手を変え品を変え、相手を変え状況を変え、また同じ問題がやってくるでしょう。
その怒りの根源にあったもの…
大切な関係を続けたかった相手に対して「私の存在って、価値がなかったの…?」という無価値感。
根本の感情は、その人に私自身を認めて欲しかった。認めて欲しくて頑張っていた、相手と第3者に対する依存心もありました。
無価値感から頑張り始めると、周りの期待に応えられない時に自分が苦しくって、罪悪感に縛られ始める。
そんな「無価値感」「依存心」「罪悪感」の悪循環スパイラルに見事にはまってしまっていた中で起きた、必然の出来ごとだったと、数ヶ月掛けて徐々に自分の中に腑に落ちていきました。
そして、状況を変えてこれらの「無価値感」「依存心」「罪悪感」などが出てきた時には、それらを手放すコツも模索しながら、自分なりに掴みはじめました。
けれども、もっともっとシンプルなことに気付きました。
あの出来事から1年以上経って、ある日ストンと腑に落ちたこと。
自分の「無価値感」「依存心」「罪悪感」などと向き合うことを以上に大切だったこと。
「私はあの時、あの人にこんなことを言われて傷ついたんだ。」
「あの人にこんな扱いをされて、失礼だと思ったんだ。」
心の奥にあったのは、傷ついた自分でした。
私の心は傷付いていたのに、その心は1年半もほったらかしにされていたのです。
傷付いた心に耳を傾けずにいたので、それは悲しみから怒りに。傷付いた自分を、無意識に守っていた感情だったのかもしれません。
「そうか、あの時私は、傷付いたんだね。」
ただシンプルに、自分の心に言葉を掛けました。傷付いた気持ちに、耳を傾けました。
長らく手放すワークに必死だった私でしたが、それよりももっと根本的な事でした。
そして私の中の癒しが、一気に起きたのでした。
それは、自分の心に寄り添い「共感」することでした。
手放すことの前に必要な事は、心に寄り添そい共感すること。
それは、セラピストの在り方としても必要な姿勢だったのです。
リーディングをする相手に「●●を手放しなさい」というのは簡単だけど無責任。
基本姿勢に手放せない想い(不安や傷付いた心)に寄り添う姿勢が、相手に真摯に向き合う責任を伴った姿勢ではないでしょうか。
心に寄り添う共感、それがいかに必要かということを、自身の体験を通して実感したのでした。
あの時の体験は私にとってはこの世の終わりと思えるほど悲しく苦しいものだったけれども、この体験を通して成長する機会を天使たちが与えてくれたのだと、実感しています。
嫌な思いをする出逢いほど、自分の中の何かを気付かせてくれる。
そんなことって、後から振り返ってみてありませんか?!
コメント
おきゃん♪さま
コメントありがとうございます。
身体も心も、色々なメッセージを送ってくれますよね。
心身の声を感じながら、バンランス感覚って大切だなぁって実感します。
おきゃん♪さんも、今声を聴く課題に直面中なのですね!
自分を大切に出来るのは、自分だけなのですよね。
私もひしひしと心身の声を実感しています。
・・というか、私もどちらかというと
調子が良いと、どんどん本能のままに突き進みたくなってしまう方なのでついつい自分の心身の声に耳を傾ける事におろそかになってしまいがちです。
結果現在その声を痛いほど実感中です。。
改めて、自分をもっと労わらないとなって
思いました。
その事にまた気付かせてくれた寛子さんに感謝です☆