ノンベジタリアン話~サイゼリヤへの郷愁~

ハッピーライフ

こんばんは、AQUA MIXT 潤治です夜

本日は神楽坂にてオラクルカードワークショップを終えたあと、新宿にて夫婦で昼食をとることにしました。
菜食を食の中心におく僕たちはあまり外食をすることは多くないのですが、今日は数少ない飲食店リストにある「Sizzler シズラー」に入りました。

「Sizzler シズラー」での目的は、サラダバーにあります。
このサラダバーは、とても充実しています。サラダのほかにパンやカレー、タコス、焼きソバ、グラタン、スープ各種、果物、デザート各種…と品目もあり、ボリュームもあって美味しいです。
シズラーの店員の動きも好きです。
ホールを取り仕切る人、補充の早さ、お客への配慮、ゆとりのある雰囲気…。
ベジタリアンである僕たち夫婦の目的は、サラダのみですが…。
サラダバーだけでお腹いっぱいになります。注文しすぎに注意です。
サラダバーだけで、休日は2,000円以上します。
レジで支払うときに、感謝でお金をおくりだせることに幸せを感じます。

昔はいかに安いか、いかにお得か、をお金を使用する時の中心においていたので、できるだけ安いお店を探して、味も満足できるところを探していました。
その頃は、まだベジタリアンではありませんでした。
そんなときによく利用していたお店が「サイゼリヤ」です。

サイゼリヤの大好きだったところは、“安くてそれなりの美味しさ”です。
厨房が徹底的に合理化されているんでしょうが、メニューが出てくるスピードも好きでした。

メニューの中でも、肉サラダ…に夢中でした。
サイゼリヤドレッシングと肉汁とのコラボレーションが素晴らしい一品でした…。

スパゲッティでは、イカ墨入りのスパゲッティに夢中…。
デザートでは、自家製クリームコーヒーゼリーに夢中…。
そのぷるんぷるんのコーヒーゼリーにたっぷりのガムシロップ…、溶けていくクリーム…、ああぁ…絶品。

ドリンクバーのカプチーノ…に魅せられ、ドリンクバー目当てに行くことも多数。
いかにお得にドリンクバーを楽しめるかを考え、ガーリックトースト・シナモンフォッカチオ・チーズフォッカチオなどから一品選んで、セットドリンクバーにして単品のドリンクバーを頼むのとあまり変わらない価格で注文するということもしていました。

サイゼリヤを愛用しているころ、店内は学生や子供連れのお母さま方で混みあい、店員は忙しさから、テンパっている状況が少なくありませんでした。
少ない人員で、まわしている感がひしひしと伝わってきます。ゆとりのなさを感じてしまうこともしばば…。忙しさから、笑顔でいることも難しいのかもしれません。

いかに安く、いかに速く…のために失ったものを感じます。
徹底的な合理化のために失ったものは大きいように思います。

「Sizzler シズラー」でサラダバーを食しながら、そんなことを考えていました。
ゆとりのあるシズラーの店員のきめ細かい配慮、笑顔、活発な雰囲気…、お金では換算できない、計量しづらいものですが、その「計れない価値」が美しいな…と思いました。

たしかに速くて安い…というものからの恩恵もありましたが、
「計れない価値」の美しさを最近は感じます。
「計れる価値」を追い求めることで失っている価値観を取り戻していきたいなと思っています。

消費者視点のスマイル0円…ではなく、スマイルはプライスレスですね。

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