家族関係から学ぶ潜在意識のパターン「嫌われる」「愛されない」「受け取れない」を解消する

トラウマ人間関係理想のパートナー・運命の人
潤治
潤治

20年以上、家族療法の専門家として、
心理カウンセリングをしてきました。
僕自身が機能不全の家庭で育ちましたから、
その影響の大きさを痛感しています。

 

寛子
寛子

運命書き換えエネルギーマスターセッションでも、
男女関係編・豊かさとお金編でも、
家族関係が根本にある場合が多いよね。

潤治
潤治

自分自身を癒すことにもつながる家族関係を、
あらためて見てみましょう。

家族関係の影響:潜在意識に溜まっていく繰り返される感情

わたしたちは幼少期に、自分が生存するために、親や他の養育者に大いに依存しています。この依存関係が崩れることは、生存に直接的な影響を及ぼすため、この関係を維持しようとするのは自然なことです。

幼少期、生きていくために、依存が必要

しかし、このような感覚が生じるのは、何らかの形で生命の脅威を感じた経験があるからです。できれば、経験しないほうがいいと言えますね。それも、暴力的な虐待や言葉による精神的虐待など、さまざまな形で命の脅威を感じる経験をしてしまうことがあります。

例えば、

親からの条件付きの愛のメッセージ(「ちゃんとやらない子はうちの子じゃありません!」)や、親からの拒否のメッセージ(「どっか行ってしまえ!」)は、子どもの心に深く刻まれ、その影響は成人してからも続くことがあります。

こうした幼少期の経験は、成人後の人間関係や男女関係に影響を及ぼすことがしばしばあります。自分がなりたいと思う自分になれないと感じるのはよくある状況です。

赤ちゃん、子

自分が生きるための「脚本・パターン・ドラマ」の存在

わたしたちの周りには、男女関係を改善するための本やコミュニケーションスキルを向上させるための本が溢れています。これは、多くの人々が自己改善を望んでいることの証明であり、その障害となる要素が何であるかを理解することは重要です。

わたしたちの潜在意識の中には、幼少期に形成された、自分が生きるための「脚本」が存在します。これは意志の力で簡単に変更できるものではありません。

例えば、

好きな人ができて親密になりたいと思っても、相手が好意を示すと逃げ出したくなるような感情が湧き上がることがあります。また、人から嫌われることを避けるために、自分の本音を抑え込んでしまい、自己抑制が過剰になって鬱病的な状態に陥る人や、初めから人間関係を断ってしまう人もいます。

これらの振る舞いは、潜在意識の中に根深く存在するパターンによるものです。これは、わたしたちが過去の家族関係やその中での経験から学んだ「脚本」に従って行動しているからです。その結果、わたしたちが本当に望む人間関係を築くことが難しくなるでしょう。男女関係によく出やすいものです。

家族療法の視点からすると、

これらの潜在的なパターンを明らかにし、理解し、そして変化させることが必要です。これは、わたしたちが自分自身と他人との関係をより健康的で充足したものにするための重要なステップです。

潜在意識にあるパターンを変える

わたしたちは、潜在意識のパターンを変えるために、まず自分自身が何に影響を受けて、どのように反応しているのかを理解する必要があります。

そして、次に、それが現在の行動や人間関係にどのように影響を及ぼしているのかを理解します。この理解は、パターンを改善し、新たな行動を試すための基盤を作ることにつながります。

例えば、

もし、人々から好意を示されると怖くなるというパターンがある場合、それはおそらく過去の経験から、好意が不安や危険を伴うものとして認識されてしまっている可能性があります。その経験を認識し、その原因を理解することで、新しい視点からその恐怖を再評価することができます。

また、自己表現を抑制してしまうパターンも、おそらくは自己表現が大切な人からの批判や拒否を引き起こしてしまったという経験から来ているでしょう。この認識を持つことで、自己表現の重要性を再認識し、安全な方法で自己表現を行う新しい戦略を試すことができます。

これらの変化は簡単なものではありませんが、わたしたちが自分自身と他人との健康的な関係を築くためには、避けては通れない過程と言えます。

このようなプロセスを通じて、わたしたちは自己理解を深め、他者への理解を広げ、そして、自己と他者とのより健全で充足した関係を築くことができます。潜在意識に存在するパターンを書き換えることで、真の自己実現と充足感を得ることができるのです。

生まれてきて良かったと思える家族関係を

最後に、わたしたちの潜在意識の中に存在するパターンや脚本を変えることは一人で行うのは難しいものです。専門的な援助が必要となる場合が多いです。

心理療法、特に家族療法は、わたしたちが過去の経験や現在の行動パターンを理解し、それを変えることに非常に効果的な方法となります。家族療法の専門家としての視点が「潜在意識書き換え」をする場合に必要となるでしょう。

家族療法の専門家としての視点があると、わたしたちが経験してきた家族の歴史やその人自身の経験を探求し、それがその人その人の行動や人間関係にどのように影響を与えているかを理解する一助になるでしょう。

そして、新たな行動や対人関係のパターンを作り出すための具体的な言動や姿勢、そして、技術を学ぶことにつながります。

わたしたちひとりひとり、自分の潜在意識の中にある「嫌われる」「愛されない」「受け取れない」といった恐怖やパターンを克服し、新たな自己理解と人間関係を築くことができます。これは、わたしたちが自己成長を促進し、自己を実現し、より充足した生活を送るための重要な一歩となります。生まれてきて良かったと思える家族関係から、愛を紡ぐことになるでしょう。

あなたが自分自身や他人との関係にあらたな進化を受け取りたいなら、あなたの潜在意識の中にあるパターンを理解し、それを変化させることで、あなたが真になりたい自分に近づく手助けをすることができるでしょう。

AQUAMIXTの運命書き換えエネルギーマスターセッションは、そのひとつです。もちろん、家族療法、認知療法としての心理カウンセリング、過去生からの認知を深めるスピリチュアルカウンセリングもいいでしょう。

 

 

 

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