人をどう喜ばせるかを考える
AQUA MIXT サロンには、いくつかの裏メニューがあります。そのひとつに、お昼をまたぐ講座、セッションでは、菜食ランチをご用意することがあります。
最近は娘と一緒に作ることが多くなりました。
「今日はお客さんが来るの?」と娘がいつもながら訊いてきます。
「今日はランチの用意をするよ。」と僕が応えると、娘はランチの用意をしたがります。
「人を喜ばせれば喜ばせるほど、豊かになれるって思うよ。」と普段から娘と共有しています。
「どうすれば、人が喜ぶだろう?」とイメージを膨らますことで、コミュニケーション能力はあがります。
自己肯定感の度合いで、犠牲的な献身になることもあります。その献身は相手に罪悪感や後ろめたさを味わわせるものになることもあります。
ですから、相手も自分も喜ばせるようにするには、工夫が必要です。そういった感覚的なものを一緒に考えられるのは、日常生活を協力して過ごしているからこそと思います。
そういうことを話し合える時間的、感情的なゆとりはスターシード子育てに必要です。
スターシード子育てに必要なコミュニケーション
娘は、命令されることを嫌がります。
「〜しなさい」は、我が家ではNGです。
せいぜい、言ったほうが反発を喰らうか、逆に説教されます。
ですので、命令よりも協力を要請することにしています。
ご相談、お願いベースです。
ふたつのものが手に入ります。
- 娘がその仕事をやり終えた時の自己肯定感
- 娘自身も親に氣軽に「お願い」してくれる
僕が協力を要請した仕事をどうすれば相手を喜ばせるように仕上げられるかと娘は考えます。お客さまへのおしぼりの渡し方、配膳の順番、お代わりの有無のお知らせなどを提案するようになります。
自分が提案したやり方に感謝されるといっそう工夫をするようになります。それがそのまま自己肯定感につながっているようです。
そして、娘自身も僕にお願いを躊躇することなくしてくれます。
DVDを観ながら、「パパ、麦茶を持ってきてくれると嬉しいな!お願いしていい?」と遠慮なく言ってくれるので、こちらも応えやすいです。清々しい氣持ちになります。
要するに、「パパはわたしを愛してくれているよね?」という彼女の信頼が、僕に安心感を与えてくれるわけですね。躊躇のないお願いをする娘に僕は感謝しています。
失敗した時にどうするか?
お手伝いをすすんでしてくれる娘ですが、うまくいかない時もあります。
こぼす・汚す・時間がかかる・イメージと違うものができあがる…などなど。
その時のNGワードは、「なんで?〜しちゃったの?」です。
誰も嬉しくない、ご機嫌にはならない言葉です。
我が家では、「なんで?」よりも「どうしたら?」と娘にも、自分自身にも問いかけるようにしています。
「なんで、〜しちゃったの?」は、追い詰められるし、詰問です。
「どうしたら、〜できるかな?」は、可能性であり、ヒントになります。
どうしたら?と思索することはコミュニケーション能力をあげます。
それは自己愛にもつながります。
残念ながら、僕自身、原因を追及されて自分の心が萎縮していく場面を大人になるまでにいくつ体験したことか…。
親である僕は、娘の協力を得て「自分育て直し」をしているわけです。
そのように僕が娘に協力してもらっているという姿勢でいると、娘の自己肯定感は育まれていくようです。