夫婦で映画「ガス燈」を観ました。
心理的な虐待の一種「ガスライティング」のという用語のもとになったもので、相手の現実感覚を狂わせようとする手法です。
いい人を装いながら、巧みな嘘をついたり、間違った情報を相手に流していきます。
そうしているうちに、あたかも相手が「間違っている」「自己不信」「自己疑心」といった感覚を生ませるようにしていくのです。
「モラハラ男だぁ〜!怖い!怖すぎる!!」
「夫婦間で意外とやっちゃってる!やっちゃってる!」
「心優しいライトワーカー・アースエンジェルは食い物にされる!」
鑑賞後、夫婦で怖くなり、内省の時間を取りました(笑)。
多かれ少なかれ、結果的に相手の現実感覚を狂わせてしまうことは、僕たち自身もあるよなぁというのが僕の感想です。
しかし、それを狙って、用意周到にするところにこの映画の怖さがありました。
心理的な虐待は、いともたやすく、日常で行われています。
人のいいところを見つけようとするあなた…
どんな時でも自分の直感を信頼しよう!
相手の現実感覚を狂わせるのは、悪気が無くてもできます。
「間違っているのは、君のほうだよ???」
「何を変なことを言っているんだ?」
「疲れているんじゃない?そんな勘違いをするんだもの。」
「自分が間違っているかも?」と思いながら、過ごしていたら、ガスライティングに心をやられてしまうかもしれません。
- 相手を信じたい
- 相手の良いところをみつけたい
- 相手だって、悪気はない
そのように人を見ようとするあなた…
その優しさを利用する人もいます。
ましてや、あなたが…
幼少期の親子関係での自己信頼や自己受容の度合いにより、「自分が間違っているのかも?」という感覚を持っていたら…
ガスライティングのいい標的です。
たしかに自分が正しいと思い込んでいる人はイタいですが、自分が間違っているのかも?と思いすぎるのも危険です。
「満月期LINEトーク」や「人生の宝もの発掘チーム」でシェアするのは、
「誰もが正しいし、誰もが間違っている。」
「すべてはおもしろいものの見方。」
という感覚です。
あなたが主体的に、求め、動き続ければ、あなたは自由です。
映画では、夫のガスライティングに心を病んでしまった妻のことを助けようとした人に「あなたは正気です。」と伝えてもらうことで、彼女は現実感覚を取り戻します。
この現実感覚を取り戻すための人間関係、日常の仕組み、信仰心は大切です。
「(自分でない誰かに)言われたから(命令されたから)」
とその言葉で自分の現実感覚を狂わせないことです。
「違うぞ!(違うかもしれない?)」と常日頃、ツッコめる精神状態でいることです。
他の言い方をするならば、
「ああ、やっぱり、自分の感覚で良いんだ!」
と主体的に確かめようとする意志を持つことです。
そのために、僕がしていることは、「求めること(ASK)」です。
そのうえで具体的な行動をちいさな一歩でもしてみることですね。
映画でも、解決に向かうきっかけにになったのは、精神的にまいりながらも好きな音楽会に行きたいという奥さんの行動でした。
求めることをやめない、あきらめない…という姿勢は、人生を好転させる、想いを現実化するきっかけになります。
あなたの「求めること(ASK)」は何ですか?
