センタクモノタタム? リセットする力

潤治の徒然草

こんばんは、潤治です夜AJ197.jpg
今日はクリスマスイブですね…。
スーパーマーケットに入るとクリスマスならではの商品は…
惣菜部門では、小分けにしたローストチキン。
鮮魚部門では、刺身・スモークサーモン…など。
精肉部門では、鶏肉、ステーキ用牛肉…など。
青果部門では、サラダ商材…。

今では、僕のことをセラピストと呼んでくださる人たちが少なからず、いらっしゃいます。本当に有難いことです。
しかしながら、20代の頃はスーパーマーケットの青果部で働いていました。野菜や果物を扱っていました。なので、クリスマスにお店を休むことはなく、閉店後に売れ残ったケーキを買って帰るというのが、毎年のパターンでした。
コンビニやファーストフードの店頭で、ケーキを販売している店員を見るとつい買ってあげたくなります。(→偉そう…)
そういう僕も、店頭販売で声をからしながら、しめ縄を売っていた頃があります。買ってくれる人が “神” に思えたものです…。ちなみにスーパーに卸されるしめ縄の原価は6掛けくらいです(100円なら、60円が原価)。中間マージンを考えると自分で作る余裕がある人は作ってみるのもいいかもしれません。
スーパーマーケットで働いている頃、上司に恵まれ、たくさんのことを学びました。その上司たちは皆さん、青果“道”を追求する人たちでした。人生を学ぶ瞬間もたくさんありました。
その頃の上司に言われた言葉のひとつに…
「作業場をリセットしてから、帰れ!」
があります。


入社して、二年目になる頃には、仕事にも慣れてきました。
段取りも良くなり、青果部門に必要な知識も楽しくてどんどん吸収していきました。
その頃にお世話になっていた上司に教えてもらった “動きながら、考えろ!” の教えどおり、
1日の流れやパートさんへの指示、発注量とその日の売り上げと連動した作業を心がけていました。
その上司が店を休んでも、自分でも店を切り盛りできるようになっていきました。
自分も青果人になってきたなぁ…と自分でも思っている頃、上司にアドバイスを受けます。
「水本、あのさ~、お前、仕事終えて帰るときに作業の上にあるパッカー台(野菜などをパックする機械)を片付けていかないの?」
「どうせ、次の日も使うのでそのままにしてあるんですけど…。
いちいちパッカー台をしまうのは効率が悪いかなとも思うんです。」
「水本、洗濯するか?洗濯物を取り込んで、たたむよな…」
「はい、もちろんです。」
「俺はそれと同じだと思っているんだよね。
効率からいったら、きっとそのまま洗濯物を吊るしておいたほうが、
すぐに着れるし無駄な動きはないよね。洗濯物をたたむのは、一度、元に戻すというか、
ゼロに戻すことなんだと思うんだ。効率だけじゃないことがそこにはあるんだとね。」
「効率じゃないこと?」
「ゼロに戻したものを、また、そこからやり始めるってことの効果って目には見えないけど大きいと思っているんだ。パートさんが朝、出勤してきて、しまってあるパッカー台を出して、作業を始めるという一連の動きにある意味を水本にも感じて欲しいね。」
“リセットする力”
…今では、こう呼んでいます。
目に見えない、言葉にもできない効果があることを心で感じています。
どうせ、明日も使うんだから…
そのほうが、効率がいいから…

そう思ってしまいそうになっても、一度リセットする…
そのほうが動きが軽くなるように思えるし、気力も充実します。
面倒くさいという疲労誘発思考パターンを拭い去ることができます。
そうすると関係のないものにまで、良い影響があったりするから不思議です。
リセットする力は、ほんの小さなことから始めることができます。
洗濯物をたたんでタンスの中に…
台所のお皿を拭いて食器棚へ…
明日履く靴を磨いて靴箱へ…
机の上の資料も一度、本棚・資料BOXへ…

小さなリセットが、新しい流れを生み出します。
ほんの些細なことですが、続けていると幸運を引寄せますょ。
万年床? 気にすることはありません。
自分がやりたいリセットから始めてみましょう。

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