食~スーパーマーケット編~

潤治の徒然草

 こんばんは。 黎允潤治でするんるん
明日から中級レッスン1日、上級レッスン2日間と続きます。
いつもレッスンに来ていただけた方には、僕たち夫婦の玄米菜食
ランチを提供しています。
ランチ付きのワークショップ…と一部の方には言われています…。
レッスンが先か、ランチが先か…みたいな。
食への思いは強いです。
“人を良くする”と書いて“食”ですもの。
今回のテーマは“秋のハネジューメロン”です。
回転すし屋で回っているメロンは日本のメロンシーズンを除くとほとんどが“ハネジューメロン”です。
最近はカットフルーツでも、このメロンがパッキングされていることが多いです。
アメリカ産とメキシコ産があるのですが、秋口の北メキシコ産・12月から初夏までの南メキシコ産が安価で供給されます。
カットされていると、何のメロンかわかりづらいです。 とっても安価なメロンなので回転ずしの皿にのっているものを食べるのは、何となく損としているような感じがしてしまいます。
Honeydew(はちみつのしずく)というのが名前の由来です。 なぜか、八百屋とかで“あっまいあっまい羽十メロン”っと書いてあるのを見たことがあります。完全な当て字なのですが、八百屋センスとういか、市場センスに感動します…。
スーパーに入社したはじめての秋に、市場で買い付けたハネジューメロン、100ケース(1ケース2個入り)を朝から売り場に並べて試食を出しながら売り込みを1日していたことがあります。
上司曰く、「全部売るまで、帰るな」。 
サラリーマンではなく、商人としての発言にただただ、驚く僕でした…。
バブル期に入社した、やんちゃな先輩達によく厳しい指導を受けました…。夜中まで、売り場をいじっていたこともあったなぁ…。
当時は大卒でスーパーに就職するということがあまりない頃だったので、先輩たちとの軋轢を感じることも多かったです。

このメロン、試食を出しながらだと売れます。 見た目は悪いものが多いので、マスクメロンのような感じをイメージしているとのっぺりとしたクリーム色の姿に切なくなります。 一個300円~500円代で丸々一個購入できるので、大変重宝します。
熟したものは、とても食味が良いです。安くて美味しいハネジューメロン、意外と大きなチェーンスーパーよりも、地元のスーパーみたいなところのほうが扱っていたりします。

鮮魚・精肉売り場は活用しないようなちっちゃなスーパーでも、青果だとその売り場のチーフのセンスでいくらでも“使える”ところはあります。 そういう店を探し出すのも楽しいです。
鮮魚と精肉は、小型店だと商品の回転が悪いので、購入するのが恐いです。小型店で働いていたときに鮮魚のチーフが“リパック”をして利益を出していたのを当たり前のように話していたのがややトラウマになっています。
※リパックとは、昨日の売り残しの商品を再度、パッキングすることで製造年月日をごまかす行為です。
鮮魚・精肉は、大型で商品回転が良いところがオススメです。スーパーよりも、スーパーに入っているテナントが良いです。
話が横道にそれました…。

このハネジューメロンはラグビーボールのように両手で持ち上げて、耳のそばで振ってみてください。 
カラカラと音がするものが美味しいです。熟しているものです。 
中の種が熟すと身から離れるので、振ると音がします。市場のおじさんに教えてもらったのですが、売り場でやっていると奇妙がられます。…がたしかな方法ですのでお試しくださいませ。

秋のくだものはとってもカラフルで売り場に並べるのが楽しかったものです。
ぶどうや、りんご、柿、みかん、梨…などなど。

この季節は小回りのきく小型のスーパーのほうが、果物は安くて良いです。大型スーパーとの価格差に驚く季節です。
青果用のお店を発掘してみるのも楽しいです。

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