人生、試験前夜のよう?

ハッピーライフ

おはようございます、潤治です晴れSBSC0999.jpg
朝焼けの綺麗な多摩市聖ヶ丘。
すっかり朝はひんやりとして、暦では今日は寒露です。
スーパーマーケットでは、おでん商材・鍋商材が並びはじめます。
我が家で、おでんというとサーモス製のシャトルシェフです。保温しながら、調理をしてくれます。さっと煮込んであとは保温しておけば、煮崩れもなく美味しく仕上がります。この季節から、シャトルシェフの出番です。
さて、先日友人と話をしているときのことです。
その友人の悩みはもっぱら何かをやり始めるが、それが長続きしないということ。
そんな自分を責めてしまうこともあるかもしれません。そして、将来に対する不安も大きいかもしれません。
その友人の人生がまるで試験前夜のようだね…という話になりました。


高校生の頃、試験前夜…。
明日の試験は数学・現代文・英語
まず、試験範囲の英単語を覚え始めます。
ひととおり、暗記し終え、次に英文にとりかかります。
スラスラと読み進めないので、不安になります。
英単語をチェックしなおしますが、ほとんど忘れていることに気づきます。
“こんなことしていて、いいのかな?大丈夫なのかな?”
暗記は試験前ギリギリまでやるとして、次は現代文にとりかかります。
現代文はそこそこの点数をとれそうなので、安心して勉強も進みます。
平均点くらいは取れるだろうと予想します。
問題が解けるのが楽しくて、ついつい集中して現代文に時間を割きます。
そのうち、もっとも心配な数学のことが気になりだします。
“数学は何もしなければ、とんでもない点数をとってしまいそうだ…” AJ012.jpg
慌てて、数学の教科書を持ち出し、数式を解き始めます。
一問解くのにとても時間がかかります。
“試験は明日なのに、自分は何をしているんだろう?
一問にこんな時間を割いていたら、終わりそうもない…”

気を取り直して次の問題を解き始めますが、ソワソワしてしまいます。
“こんなことなら、英語だけ完璧にして、平均点をあげよう!”
また、英語にとりかかり、試験範囲の総点検をします。
せっかく暗記した英単語もほとんど忘れてしまっていて…、焦ります。
そのうち、また気はそぞろになり…
“いや、やっぱり数学をやっておかなければ、最悪な事態になる!”
と混乱します。
そして、夜は更けていき…
“よし、少し眠って朝に集中しよう!朝に詰め込んだほうが頭もすっきりしているし!”
と仮眠をとります。
…そして、朝、寝坊をしてそのまま学校へ…。
“こんなことだったら、英語だけでもしっかりと終わらせておけばよかったなぁ…”
“何かひとつ、集中して終わらせておけばよかったなぁ…”
と後悔するのでした…。 (終)
その友人と今の状況を話しながら、
「それ、笑えない…、まったく今の状況と合致するもの…(笑)。
結局、気になりだすのよね、これでいいのかな…とか、これって意味あるの…とか。
やらなきゃならないことは後回しで、でも気になっていて、何ひとつ集中できないの。
これって意味あるの?って自分に問いかけ始めちゃうんだよね…。」
「これって意味あるの?」
自分が自分に問いかけてみるのも本当はおかしな話です。
「私ってトイレ行きたいの?」「トイレ行くことに意味があるの?」と言っているようなものです。
意味があるかどうかは、自分がそれとどう関わるかによります。
むしろ、“どうしたいか” が解っているから、“何をするか” を決められるのであって、
“何をするか” を決めてから、“どうしたいか” を考えるのは、順番が逆になっています。
大好きな英語を勉強したい…だから、試験前夜に関係なく、勉強する。
試験は通過点にしか過ぎず、そこに標準をあわせて勉強するのは、違うかもしれません。
やらなくちゃいけない勉強をしていた僕も、この試験前夜を何度体験したことか…。
試験前夜のような人生を考え直す時間が、僕には必要でした。
「これって意味あるの?症候群」 が出てくるときは、自分が役割や義務で動いているときです。
「意味があるかどうかはわからないけど、楽しいからやっているんだ!」
と言える人生にしていきたいと思っています。


ぴかぴか(新しい)満月のリトリート満月癒しと浄化の3日間ぴかぴか(新しい)那須高原
・2010年10月22日(金)~24日(日) 2泊3日
満月と自然のエネルギーの中で自分自身を解き放ち、心、身体、魂を開放するゆったりとしたリトリートワークショップです。

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