影響力を目的に頑張る世界２

おはようございます、ローフードマイスター認定校の校長でもある潤治です。

これからローフード（生菜食）が心地良く、美味しい季節です。
たっぷりと生のお野菜、果物を楽しもうと思っています。
レタスのみずみずしさ、トマトの果汁、手作りのドレッシング…
想像しただけで、身体が喜びます。
前回の記事 「影響力を目的に頑張る世界」 において、
影響力を身につけることが目的になっているかもしれない世界で、
影響力は結果であって、それを目的にするものではない
ということが大切かもしれないとお伝えしました。
今ではblogやmixi 、Twitter 、Facebook など、
影響力の輪を広げられる便利なツールがあります。
それをうまく使いこなす方法など、たくさんの知識が溢れています。
「影響力を目的に頑張る世界」は、
「ダイエットを目的にして食事制限し続ける世界」 のように思えます。

僕がローフードやマクロビオティックの料理を作り、
ベジタリアンでいることは、ダイエットが目的ではありません。
身体が喜び、健康で気力や体力が充実して、人生を謳歌することが目的です。
なので、痩身であることや肌つやが良いなどは結果に過ぎません。
挫折ややる気が失せるようなことはありません。
生きている限り、続けていくでしょう。
続ける…という意識すら薄いのです。
その行為自体が楽しくて、喜びに満ちたものだからです。
やらなくちゃいけないものではなく、やりたいことなのですもの。
そして、
ダイエットを目的にして、苦しんだり、一喜一憂したり、リバウンドしたりするのは、
心の深いところでは、ダイエットがやりたいことではなく、
やらなくちゃいけないことだと思っているからだと
多くのダイエットに関するカウンセリングを行っていて感じます。
影響力をつける という目的もその罠にはまりがちです。
影響力をつけるために…
毎日、blogに記事をアップする
Twitter のフォロワーを増やすためにいろいろな人にツイートする
blog やFacebook で見ず知らずに人に友達申請し続ける
（友達のその友達と繋がるかもしれないから）
知り合いを増やすために、他人のblogにあしあとを残す
さまざまな人に効率よく会い、名刺を配り、自分をアピールする
これらの行為自体が、楽しんでできるのなら、その人は一生続けられるでしょう。
実際、楽しんでやっている人も多いと思います。
人と人が出会うことは祝福の連続ですから。
ダイエットが目的になっている人は、
体重計をいつも怖いもの、いつも気にするものになるでしょう。
体重が１キロでも増えては苦悩し、自分を責めるかもしれません。
より効果的なダイエット方法を探して歩くようになり、
永遠の旅人のようです。
影響力が目的になっている人は、
影響していることが分かるような証をいつも気にするでしょう。
それはフォロワーの数だったり、コメントの数、あしあとの数かもしれません。
読者数○○人突破！ なんて言いたくなりそうです。
ひょっとしてよりいっそうその数を増やせる手段や方法を探して歩く
ことになるかもしれません。
まるで、ミヒャエル・エンデ の作品 『モモ』 において、
時間を大切にするために、「時間貯蓄銀行」に時間を預け、
どんどん忙しくなっていく人々…。
本当に大切だったのは、時間銀行の残高ではなく、
その時間を何に使うかだったのではないかと思います。
ゆっくりと友人と語らう時間
人を待っていられるゆとり
草花の生長を待てるゆとり
ふと、立ち止まり道ばたの花を愛でる時間…
効果や効率が蔓延している世界では、
それはひょっとしたら無駄な時間かもしれませんね。
さて、話は戻りますが、
影響力は結果であって、
それを目的にするものではない というなら、
では、何なんだ？と思いますよね。
その部分に関しては、ブログの記事としてではなく、
AQUAMIXT のメールレターにて配信いたします。　
（5月15日を予定）
あしからず…m(__)m。