今年もライトワークス五反田本店2階にて、クリスマスイベントが開催される予定です。
→2016年の告知内容はこちら
カードリーディングを外部のイベントでさせていただく機会に感謝感謝なのです。
直感、第6感は誰にでもあるにも関わらず、僕たちはそれを使いこなす方法や感覚を教えてもらわなかったので、それをなかったことにしてしまう傾向があるかもしれません。
「目に見えないものは信じられない」
スピリチュアルなことが怪しまれたり、カミングアウトに勇気を要するのはその影響でしょうか。
多くのオラクルカードリーダー(Reader)が、AQUAMIXT のオラクルカードに関する講座を受けてくれました。
その中で感じることやご報告いただくことの多くに、日常にオラクルカードリーディングを活かしきれないということです。
「オラクルカードリーディングはできる」
という状態に甘んじている人も少なくないというわけですね。
…話は変わりますが、
僕が浪人生の頃、勉強のやり方をいくつか教えてくれた人がいました。
全く、偏差値が低い状態で、大学受験もままならない僕でしたから、とてもありがたい助言の数々でした。
そのひとつに、日本史がありました。
僕は暗記科目だと思っていたので、穴埋め問題にして暗記するだけの勉強方法でした。
794年 泣くよウグイス平安京
1192年 良い国作ろう鎌倉幕府
年表と起こった事件をこと細かに覚えていきました。
しかし、予備校の個別指導講師だった彼女が教えてくれたのは、
日本史は、なぜその出来事が起こったのか?を誰かに説明できるようになると良い、ということでした。
なぜ、武士は現れたのか?墾田永年私財法と絡めて説明してみる。
源頼朝と源義経の確執はどうしてできたのか?後白河法皇を用いて説明する
などなど、日本史は連続した物語を理解することが大切でした。
まるで、半年くらいのクールで放送されるドラマのように流れを覚えた記憶があります。
友人や講師の彼女にその流れや僕が理解していることを説明してみると、違う見解や見落としていた史実を発見することもあり、楽しい日本史の勉強でした。
日本史において、何があったか?そこに登場する人物を覚えるだけでは全くの不十分な勉強であり、その流れ、その時の彼らの動機、事件の端末など生き生きと語れるくらいに理解しようと思うととてもその勉強が楽しかったのを覚えています。
英語で言えば、テキストの英文を覚え、発音し、人に語りかけるように朗読し、出題者の意図などが分かるほど読み込んでいくようなものでしょうか。同じ参考書や問題を何回もやった記憶があります。
表面上の「受験に受かるため」の一夜漬け的な勉強方法しか知らなかった僕には、新鮮な勉強方法でした。
結果ありきで、いかに楽して結果を得ることができるかしか考えない僕の姿勢は、勉強の奥深さを知らずにいたわけです。受験勉強の楽しさを知る頃には、受験を迎えてしまい、勿体ないことをしたと思っています。
その勉強への姿勢は、今の仕事へつながっていますし、オラクルカードリーディングにもつながっています。
オラクルカードリーディングは「できる」ようになったところからスタートだと感じています。
- 対面する人ととの信頼関係の構築
- メッセージを伝える時の雰囲氣作り
- 言いにくいことを伝えるためにどうするか
- リーディングする際にやってくる「頭 真っ白状態」とどう向き合うか
- リーディング後のフォローやお礼
- 相手の核心を真綿で取り扱う感覚
- 相手の抵抗に関しての振る舞い方
- 直感とでっちあげの違い
- リーディングする際の憑依の問題
- 自分らしいリーディングとは
- 売れるReaderになるために
などなど、オラクルカードリーディングを知る、できるということは、単に相手に提供する道具を手に入れたに過ぎず、それをどう活かしているかにリーダー(Reader)として確立が決まるように感じます。
世俗的に言うと、「売れっ子になれるかなれないか?」でしょうか。
その「できる」以外のことを共有していくのが、AQUAMIXT のし続けていることです。
多くのカードリーダーが相談に来るのも、その「できる」以外のことを知りたいからでしょう。
浪人生の頃、次々に新しい参考書を解き(次、次を持ってこい!)、有名講師の夏期講習に出てできたつもりになり(オレ、あの人の授業受けたから!)、格好の良い単語帳(穴埋め式でイケてるでしょ?)を持ち歩くことに酔いしれていた僕のような人間が言うのもおこがましいのですが…
「できる」は単にスタートにしか過ぎないと。
どう「できる」「する」に、探究心を持って進みたいと。
勉強の楽しさを知ったように、オラクルカードリーディングの楽しさも共有していきたいです。