明日、新月の日から
【人生の呪縛シリーズ】あなたの「○○」を外すメールリーディングにあらたなテーマが追加されます。
その時その時、ピンと来るテーマがあれば、このリーディングを受けてみるといいかもしれません。
その人その人が持っている人生への「隠れた動機」が見えてくるからです。
隠れた動機は潜在意識にあり、人生に大きく影響しています。
ひょっとしたら、思考ではこのように生きたいと思うイメージや目標があっても、その隠れた動機は、それとは反対であったりするかもしれません。
今回のテーマは「復讐」です。
復讐というエネルギーは人生を進んでいく際の原動力となります。
見返してやりたい、仕返ししてやりたい、という氣持ちで動くことはあります。
自分が幸せを感じることよりも、他人から「幸せそうに見えること」に注力してしまう傾向も何かの復讐でしょう。
欠乏意識や被害者意識の投影、解消、代償行為です。
それが人に向かえばまだ、終わりがあるように思えますが、社会全体に向くと終わりのないゲームにハマってしまいます。
復讐は終わったとしても、残るのは空虚感と傷だらけの自分でしょうか。
その自分をことさら慰めるために、何かを創り出す人もいます。
お金持ちになりたい、有名になりたい、権力を持ちたい、地位を得たいという欲求も「復讐」という動機からだと、遭難したイカダの上で海の水を飲み続けるように永遠に渇き続けるでしょうし、燃え尽きてしまうこともあるかもしれません。
また、「復讐」は相手への、社会への消極的な攻撃でもあります。
「わたしがこのようになったのは、あなたが○○してくれなかったから…。」
というようなものです。
自分らしく生きられない罪悪感、または自分と向き合うことからの逃避のツケは高くつくと僕自身は感じます。
今もそのツケを払っているかもしれません。
僕自身、バツイチになり父親にそれを報告した時、「復讐」に氣づきました。
「あなたたち(父と母)がそうであったように、僕も離婚して豊かなパートナーシップを断念します。僕はできましぇ~ん!」
「あなたたちに不幸な息子を育てたという称号を与えてあげます。」
「僕が幸せになることは決してない。なぜなら、あなたたちに『幸せな息子を育てた』という満足感を与えたくないから。」
若かりし頃の僕のだらしない女性関係は、母親への復讐でした。
「僕を捨てた痛みを、今度は世の中の女性に味わわせてやる!」
「本当に愛されることのない恋愛ゲームにハマり、愛に彷徨してやる!」
「どう?母さん、こんな僕を直視できる?」
見当違いも甚だしい復讐劇は、母親に愛されなかったと思い込んでいたことに起因します。
「愛してくれなかったから、わたしはこのような姿になった。」というわけでしょうか。
しかし、それは真実ではなく、僕が創り出した「怖れの幻影」による世界でした。
そのことに氣づくことで、多くの復讐劇は終わり、僕の原動力は違うものになりました。
もくもくとと煙と火の粉をまき散らしながら走っていた頃に比べるとずいぶんと静かなエンジンです。
復讐劇は過去生から続くものも多く、分かっちゃいるけど止められないパターンがあります。
ひょっとしたら、それが真実のように思っていることもあります。
今回の【人生の呪縛シリーズ】あなたの「復讐」を外すメールリーディングをお楽しみくださいね。