こんばんは 潤治です。
明日から1泊2日で八ヶ岳にてセミナー合宿に行ってきます。
夫婦でセミナーに参加するのは楽しく、いろんな学びを得て、お伝えできる
ようにしてきます。
パートナーシップのためにしていること、考え方、を徒然と描いていますが、今回の
テーマは“歩くレッスン”です。…意味は本文にてどうぞ…。
ウサギと亀の夫婦がいかにしてバランスをとりながら、成長していくかは、お互いが
向き合うこと、自分たちが自分自身と向き合うことだと感じます。
「自分を大切にする」ということは「自分と向き合うこと」ともいえるかもしれません。
そこには癒しが存在します。
パートナーと一緒にいることで否が応でも能力の差みたいなものを感じてしまう
ことがあります。
それは仕事を一緒にしているというところからもきますし、何か活動をしようと
すればその段取り、ペース、好奇心の大きさ、探究心…、みないなものの差に戸
惑います。
ひょっとして、自分の探究心・好奇心は希薄なのではないか…。
段取りが悪いのではないか…。
ペースが違うのは、もともとの土台となる能力の差…なのではないか…。
ウサギと亀である…ということに気づくまでは、こんなことをよく考え、錯綜し
ていました。
その不安や怖れを感じないように、相手を否定してみたりして、自分を肯定していました。
相手を否定することで手に入る肯定は、穴の開いたコップに水を永遠にくべるよ
うなものでした。自分が心から満たされることはありません。
とくに僕のパートナーは何でも上手くこなします。こなすというよりもその
好奇心からか、のめりこんで通常では考えられない習得の仕方をします。
子供が興味あることを朝から晩まで、時間を忘れて没頭して、いつの間にか
上手になっている…そんな感じです。
今まで、パートナーが付き合ってきた男性が「よく自分に嫉妬をしてくる」のを
感じて嫌やだったという話を聞いていました。
僕は内心…。
“そりゃそうだ、ここまでいろんなことを完璧にするのを目の当たりにしていた
ら嫉妬するだろう…”と感じていました。
嫉妬をしない僕といるのが新鮮だということを結婚当初、よくパートナーは言っ
ていました。
劣等感の塊、トラウマのデパートの僕は嫉妬をできる以前のレベルにいました。
(内緒にしてましたけど…。)嫉妬は同じ土俵に上れる人がするもので、同じ土
俵に上れないと考えていた僕のセルフイメージは最安値でした…。
うさぎの走りを見て、亀がそれに負けないように走ろうとするなら、苦しいに決
まっています。
比べることを止めれば、自由になれる…。
そう思ったとしても、比べることなど止められないし、どうすれば良いのかと思っ
ている時に、あることに気づきました。
パートナーの家族にマッサージをしてあげた時に、とても喜ばれました。
たしかに整体のお店で働いていた時にも、お客さんに指名されて施術をしていた
ので腕には自信がありましたが、それはお店の看板があるからで、自分が認めら
れているわけではないと思っていました。
それが、お店とは関係のない場所でも、自分のマッサージが喜ばれるということ
がとても新鮮な感覚でした。自分から何かを発信できる。
そういえば、マッサージをしている時は疲れることはないし、時間を忘れてしま
うこともしばしばで…、自分、マッサージが好きなのではないか…と気づきまし
た。
その時間を忘れるくらい好きなことを、もっと探究していこうと思いはじめて、
いつのまにか、自分の内面が変わっていることを感じました。
自分の好きなことを見つけると自由になれる…。
自分の好きなことだけしているとパートナーに感じるネガティブな感情を解放で
きる。
自分の好きなことで自分が認められると、パートナーと比べることがなくなって
いきました。
亀は亀の世界に帰りました。
亀は亀であることに誇りを持てるようになったのです。
劣等感を持っていた亀は、自分の世界を創り出すことで解放されました。
そのことでパートナーのことも解放することができました。
自分の世界に責任を持てる自信を持つことで自由になれたのです。
その自信の根本にあるのは、好きなことをしている自分があります。
昨日は歩けなかった赤子が、今日は歩けるようになる。その1日。
僕が、今日生きている1日もその1日と同じもの。
同じ変化が起こっている。
それをいつのまにか、いろんなものに影響され、人と比較してその1日を忘れて
しまう。
赤子は、他の赤子が歩けるようになっているみたいだから、そろそろ僕も歩ける
ようにならなくっちゃ…とは思っていない。
赤子は、その自分の世界を精一杯生きることで、自分を表現している。
僕は劣等感を持つことで、自分の世界で“歩くレッスン”から目を背けていたの
かもしれません。
亀も好きなこと、自分の世界を生きることで自分を表現しています。
それが劣等感を解放することに、後から気づきました。
…ということで、「劣等感は責任転嫁であることを知る。」でした。
“あなたがあなたらしく生きることがパートナーへの最大の貢献です。”