キッチンで古人の思いに触れることができる

ハッピーライフ
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新緑色のもちきびチーズとルッコラパスタ
AQUA MIXT 潤治です。
スピリチュアリティと食…、
AQUA MIXTが大好きなテーマのひとつです。
僕も寛子も食いしん坊で、今日のお昼はどうしようか?今の季節は◯◯が旬だから、どう料理しようか?といったことが朝の会話のほとんどを占めます。
巷ではカロリー制限、ダイエットなどの言葉が飛び交いますが、そういった言葉とあまり関係のない生活をおくれているのも菜食中心の食生活のおかげかと感じています。
マクロビオティック・アーユルヴェーダ・ローフードを
その時の身体の声を聴いて、献立を組み立てます。
大切なのは、身体の声を聴くこと と感じています。


マクロビオティックは、
独自の陰陽論を元に食材のバランスを考え、調理していく食事法です。
アーユルヴェーダは、
約5千年の歴史のあるインドの伝統医学で、
心・身体・行動・環境などを含めた全体で健康を考えるものです。
ローフードは、
食物の持つ酵素・ビタミン・ミネラルを加熱によって破壊せず、効率良く身体に摂り入れ、
消化活動へのエネルギー損失を防ぐ食事法です。
各食事法はそれぞれ素晴らしく、病気を改善させたり、老化を遅らせたり、
日々をエネルギッシュに過ごす効果があると思います。
我が家でいろいろな料理をすることで、いつの間にか料理教室が立ち上がり、
その料理をシェアすることが増えました。
これからも増えるでしょうし、好奇心は尽きることを知りません。
とくに、いろいろな食事法を知ることで
その食事法の哲学や理論、古人の叡智や思い
触れることが何より楽しいものです。
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その叡智は、試行錯誤を繰り返し、
次の世代へ受け継がれてきたわけですね。
その叡智を僕たちは、
すぐにキッチンで試すことができて、
それを食べることができる…
それは奇跡だと思うんです。
お寿司の時に食べるガリ(生姜の薄片)
食中毒の防止や臭みを消すために食されますが、
アーユルヴェーダでも消化力を上げるために食前に
岩塩とレモン汁に浸した生姜の薄片を食べる習慣があります。
(アーユルヴェーダの考え方が日本の食文化に
 影響を及ぼしたのかもしれません。)

ウナギとスイカの食べ合わせが悪いというのは、
それぞれが消化のスピードも違えば、それを消化させる消化酵素も違うため、
胃の中で滞り、消化不良を起こしやすいからです。
ローフードで果物、生野菜から先に食べるのは、消化のスピードを考えてのことであり、
身体に負担をかけない食べ方と言われています。
実際にウナギや天ぷらと果物を一緒に食すると胃がもたれるのを感じます。
豆類を食するとその皮が体内でガスを発生させやすい
アーユルヴェーダでは言われます。
なので、ギー(水分や たんぱく質を除去した純粋な油のこと)で炒めたり、
昆布と共に食する、発酵させて摂ると良いようです。
日本の味噌や醤油、五目煮など、理に適った調理方法が、
当たり前のように根付き、生活の一部になっているわけです。
そういった奇跡のひとつひとつをいろいろな料理方法を学ぶことで、
触れることができるんですね。
ひとつの料理方法、食事法を学ぶごとに、
感じるものが増えて、感謝することが増えていきます。

違いを排除するのではなく、違いを容認するのではなく、
違いを歓迎する姿勢が、相乗効果を生み出します。
食事法ひとつとっても、心の有り様が反映されるように思います。
先人の教えをキッチンで試すことができ、料理し食べることができる…、
より感謝できる生活をしていきたいと思うのでした。


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満月期、身体は吸収のリズムとなりますので、良質の栄養を摂りつつ、しっかり解毒・排毒を進めていきます。冬の間に身体に溜めた毒素にサヨナラしましょう。


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