いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
AQUA MIXT 潤治です。
先ほどの記事に続きになるのですが、
多摩市には、映画・ドラマのロケ地になる場所やアニメのモデルになった場所があります。
その中でも、ジブリアニメ「耳をすませば」の舞台になったいろは坂、地球屋ロータリー、雫が告白された神社などは休日になると、聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩でモデル地を廻る人たちがいます。
ゴールデンウィークで、いつもよりも若者たちが1.5倍ほどに増えていました。
もう、20年前ほどの作品になるのに、若者たちが訪れているのを見ると、ジブリアニメの息の長さと奥深さを感じます。
モデル地で写真を取り合う若者たちを見ていると、
何かほっこりしてしまう自分がいます。
その若者たちに近づいて…、
「「耳すま」のモデル地になったんだよ~この辺はね。
かれこれ、もう20年ほどになるかの~。
わしがあんたたちくらいの年齢の頃じゃった。」
と言ってしまいそうになる自分を慌てて制します。
お散歩をしていると、車では気づけない風景が見えます。
無目的で歩く…
なんて数年前の僕には考えられないことでしたが、
無目的ですが、「楽しい散歩にしよう」という思いが、
楽しい場所に連れて行ってくれたり、楽しい発見があったりと、
いつの間にか想像していたこと以上の意義を感じられたりします。
人生も同じで、
無目的で、予想をせずに、頑張ろうとせずに、
今楽しい気持ちに従って歩んでいくと
その動機が純粋なものであれば、
いつの間にか、心の奥底で探しているものを
見つけられるような気がします。
なので、本当は「無目的」なんてことはないのですが…。
ジブリアニメ「耳をすませば」に出てくる主人公 雫と聖司を見ていると、
純粋な思いに感動してしまいます。
打算や損得などがなく、
純粋だけど荒削りな思いは、良い悪いは抜きにして、
何かにたどり着くパワーがあるように思えます。
今を楽しむ、今を生きる…
果たして自分はできているだろうか?と
思う今日この頃なのでした。
荒削りさが妙に熟れて、まるくなったことで
失っているものもあるかもしれない…と。