パートナーシップのために…(１７) ｢お金はパートナーシップに流れる｣

こんばんは、潤治です
先日、僕がリビングで洗濯物をたたんでいると、
座ってパソコンを見ている寛子が何か思いついたように言いだします。

「あっ、この瞑想会、おもしろそうだから行ってみようかなぁ」
裏返しになっているＴシャツを直しながら僕は聞いていました…。

主婦の仕事を年収に換算すると…約1,200万円とどこかの記事で読みました…。
換算できるような仕事でないことをもっと知って欲しいと思います。
主婦業は、目には見えないパートナーシップの礎を築く価値を持っています。
そのことを世の中の旦那さまたちは、感じて欲しいです。
目に見える価値に換算しようとする世の中の意識が主婦道の気高さをおとしめているように思います。
主婦、主夫業は換算できない価値を持つ、気高いものです。

今回は、パートナーシップとお金について、感じることを記事にしてみたいと思います。

パートナーの寛子は好奇心旺盛です。興味のままに遊牧民のように移動します。
きっと定住するということが難しい人なんだろうと見ていて思います。

さっきの場面の続きですが…

その日は、午前中に洗濯をして、買い物に出かけ、
次の日の朝食用の果物とお弁当の用意をし、家の掃除をしながら昼の用意をし、片付け…
そして、午後に2件のセッションをして…夕食の用意も頭でシュミレーションしつつ…

…と夕方にようやく、心静かに洗濯ものをたたんでいる時。
「あっ、この瞑想会、おもしろそうだから行ってみようかなぁ～」と寛子。

「あらあら、いいねぇ～。行ってらっしゃい！
楽しんでくるんだよぉ。僕の分まで学んでくるんだ！」
…と僕が言うわけはなく。

「(いやみっぽく…)イイですねぇ～。気の向くまま生活して、気が向いたらセミナーに行って、疲れて眠って、食べて、眠る…、ボク、センタクモノ、タタム」
「イイデスネェ～、ヒロコサンハッ。ボク、リョウリスル、ソウジスル、ソシテ、センタクモノ、タタム」

この後、昔なら大抵は喧嘩になりますが、AQUA MIXT のワークショップで
学んだことが功を奏して、本当に感じていることを伝えて、物事の本質を観ます。

「潤ちゃんも行きたいワークショップあるなら、行っていいんだよ」と寛子。

昔は夫婦間で貧富の差があり、「夫婦の南北問題」と呼んでいた頃もあります。
今では、僕も多くの人に支えられて、セラピストと呼ばれるようになり、
豊かさを共有させてもらっています。

しかしながら、行きたい場所もなく、欲しいものもあまりなく、
行きたいと思う講座もない僕は、あまりお金を使うことがありません。

心が望むものは、静かな公園で自然を感じながら、散歩をして、
その中で詩や絵を描いて、本を読み、携帯のポットでお茶を飲む…こと。
鳥の声の声を聞きながら、その空間を楽しむこと。
夕日から夜になっていく時間を観じること。
時間を気にせず、ゆっくりと家の掃除をすること。

ひょっとしたら、そういう時間を過ごしている中で、
ゆっくりと行きたい場所や、欲しいものを見つけ出すかもしれません。
お金の価値観で喧嘩することは、ほとんど無くなりました…。

夫婦の違うお金の価値観を受け入れることでお金の流れが変わります。

お金の価値観をふたりで分ち合い、認め合う作業は時間も気力も必要です。
面倒くさいといって先延ばしにすることも簡単ですが、
できればその時にパートナーとの間で湧き上がった問題は共有して、
解決することが問題を大きくしたり、すりかえて別件の言い争いにならずに済みます。

お互いが何となく気になるけど、その問題を棚上げしているとお金の流れが悪くなります。
お互いが向き合わなかったりすると状況も悪くなります。
もちろんお金の流れも止まったりします…。

逆に、お互いが向き合って、深いところの感情を共有したりしていくと、
知らぬ間にお金の流れもよくなり、時間も、気力も充実していきます。

定収入としてお金の流れをあまり感じなかったころに比べ、
お金は生きていると感じますし、パートナーシップというものといかに向き合うかが、
大きなお金の流れを引き寄せる鍵ということも感じるようになりました。

お金はパートナーシップといかに向き合うかで、その流れを変える…でした。