おはようございます、潤治です
今朝はお世話になっている友人からもらった“らいでんメロン” を頂きます。わーい、ありがとう!
スーパーマーケットに並んでいるカットスイカも東北産~北海道産 に変化してきました。残暑がこれ以上続くとカットスイカのためのスイカを輸入したりして?とひとりで思いめぐらせています。
さて、先日の記事 「感謝すると次のステージへ」 への反響を嬉しく思います。
コールセンターでの体験も記事にしていこうと思いました。
この現場では、とても嫌いになってしまった年上の男がいました。
上司のような立場から、発現する言葉のひとつひとつに反応する僕がいました。
今ではとても感謝しているのですが、その当時はその有難さを受け取れずにいました。
あまり、人を嫌うということがなかったので、
この上司は僕の心にある意味新鮮な経験をさせてくれるのでした。
僕がミスをすれば、他の人よりも2倍怒る
そのミスをいろんな人に言いふらす
僕が他の人に褒められるようなことをすると茶化す
過去の失敗を持ち出して、僕に負のラベルを貼る
僕の行動ひとつひとつを監視して、口を挟む
なぜか何かと目が合う
嫌いな人の台頭に、僕の心はざわつき、乱され、混沌としていました。
共通のダイビングという趣味があることがわかり、なぜか話しが盛り上がることも少なくなく…
そんなとき、僕はこう思いました。
「あの男の前で、ヘラヘラしてしまった…。あの男を笑わせてしまった…。
潤治のバカッ!あれじゃ、仲良しさんじゃないか!
おまえはそんなに誰にでも好かれたいのか?! 」
たまに、この男…、僕の話を聴きながら、すごく嬉しそうなイイ顔をするんです…
なんで?なんで?そんな優しい顔しないで!僕が嫌っているのがバカみたいじゃない!
でも、日頃の怒りのうっぷん貯金の残高がかなりあったので、
その男の出す小さなサインに気づけませんでした。
怒りは洞察力を鈍らせます…。
彼の出すほんの小さなサインに気づくようになったのは、
全国からのテレビへのクレームを電話で受けながらも、
「どうしたら、クレームを言う人たちを理解できるんだろう?」
と思えた時からでした。
この男の本当の気持ちはどこにあるんだろうか?
本当はどう思っているの?
教えて欲しい…。僕が壁を作ってなかった?
本当の気持ちを伝えたくなるような雰囲気に僕はどうすればなれるだろうか?
そんなことを思いながら、その男と接するようになったら、
なぜか友好的に次第になっていきました。
あれあれ?
あれ?妙に笑顔で接してくる?
あれ?妙に僕の意見に賛同してきてくれる?
ある日、健康のことで相談すらされるようになっていました。(あれ?)
「どうすれば、水本みたいに痩せられるかなぁ~?
俺も昔は水本みたいにやせてたんだよ。」
ああぁ!これはサインだぁ!
洞察力が働きます。(ウイ~ン…)
うっぷん貯金の残高はいつの間にか少なくなっていたのでした。
「○○さん、相談してくれるなんて光栄ですよ~、
筋肉質でいい体格なのに、痩せたいんですか?」
「本当は…、水本みたいにスリムになって若返りたいんだよね。」
この“本当は…”という言葉に涙腺ダムは溢れそうになりました…。
嫌ってしまってゴメンナサイ!
嫌な人というレッテルを貼ってしまってゴメンナサイ!
小さなサインに気づかずにいてゴメンナサイ!
嫌っていた僕を許してくれてありがとう!
彼の数々の僕への攻撃(僕にはそう思えた) は、嫉妬や自らに対する怒り、もどかしさ、理解して欲しいという叫びだったんですね。それを感じてしまったので、もう嫌いではいられませんでした。(あの頃の僕たちは…)
※ここで大切なのですが、かといって積極的に仲良くなろうとはしません。肌が合わない感じはありますから…。
嫌いになれたら、僕の嫌う理由は正当化され、
僕は被害者になれて、彼のせいにできることも多くなる…
そんな世界から、静かな洞察力は救ってくれました。
その後、彼と僕とは、健康話で会うたびに盛り上がるのでした…。
「まずは、お肉抜きの生活にしてみたらどうですか?」
数週間後、彼はすっかり痩せていました。
え?実践していたの?
何て素直な人!?
そして…。
「なぁ~、水本ぉ~、次はどうすればいいかな?
お肉食べないだけじゃないんだろう?水本(の健康法)は。」
と彼。
ああ、神さま、この男を嫌いなままでいられなかったことに感謝いたします。
むしろこんなに可愛い男性を目の前に使わせてくださったことに感謝いたします…。
この嫌いなままでいられなかった男は実在した。
ただただ、僕の心の中に…幻として。
コメント
なるほど~。私の方が過敏に反応してしまっているのは事実ですね(*^-^)まずは自分自信楽しむって事ですね。じゃなきゃ人の事を考える余裕は生まれませんもんね!
彼のことをゆとりを持って接することができるようになったのは、やっぱり自分自身が楽しいことを選択できるような精神状態だったことに大きく起因すると思います。我慢して付き合わなくっちゃ…と思わずに、結果的にご縁の意味がわかればいいなぁ…くらいの肩の力が抜けているほうがうまくいきましたょ。
私の以前からの彼女に対する残高は相変わらず増えたり減ったり(-.-)いつか残高0円になると楽になれるだろうな~