拒絶されたと感じるのは、何かをもらおうとしているときだけ

ハッピーライフ寛子のコトノハ

寛子です。
昨晩はうっかり、コタツで寝てしまいました。う~ん、身体中が痛い。

『拒絶されたと感じるのは、
 何かをもらおうとしているときだけ』
(チャック・スペザーノ博士)

先日の記事「傷つくならば、それは「愛」ではない☆1年間のワーク」の続きです。

「傷つくならば、それは愛ではない」(チャック・スペザーノ著)の366日版ワークを元旦より始め、毎日1日ずつワークを進めています。
それにしても、チャックの歯に衣を着せぬズバッと本質を突く言葉に、毎日グウの音も出ない寛子です。
きっと、誰もがどこかで「そんなこと…」とか「認めたくない、見たくない」という感情なんだと思います。
でも、それの感情を直視して手ばなす時に、状況は変わっていきます。


もう2年近く前になりますが、私自身が大切に思っていた人から「拒絶された」と感じることがありました。
それが余りにもショックで、私の中で何もかもが一変してしまいました。
悲しみに暮れて泣き明かすこともありました。
しかし、魂は分かっていたのですね。
一番最初の動機は愛だったのに、少しずつ動機がエゴにすり替わっていきます。
でも「愛からやっていること!」という免罪符の元、きちんと自分のエゴを見つめないままで何年も過ごしていたのです。
気付くと、私は相手に与えることに対して、相手の信頼だったり、見返りだったり、認められることだったり…知らず知らずのうちにそれはもう、たくさんのことを無意識にもらおうとしていたのですね。
最初が無条件の愛から始まっていただけに、そうだと固く信じて疑わなかった。
けれども本来、動機の浄化は常に必要なのです。
なぜなら、いつだって私たちの感情は変化し続けるものだからです。
感情を波に例えると、私たちの思考はサーファーです。DSE006.jpg
風や地球・太陽の引力によって潮の満ち引きも変化しますし、風によってもさざ波が起き、目の前だけ見ると大きい波、小さい波、荒い波、穏やかな波が常に自然発生していて終わりはありません。
私たちの思考は、その波に飲まれずうまくバランスを取って波乗りをするサーファーなのです。
一度「よし、この波に乗れたぞ!」と、そのバランスのままでずっといられるか…いられないですね。
サーフィンの経験のない方(実は私もないのですが)、他にも電車の連結部分に立っていると、常に動いていてバランスを取りつづけなければならない、あんな感覚です。
そして、自分の感情をきちんと把握できていなければ、人生でもバランスを取りつづけることは出来ません。それが、Emotional Quotient(EQ:心の知能指数)と言われます。IQ(知能指数)が高くてもEQが低いと、人間関係でトラブルを起こしやすい、なんていうこともありますね。
(参考:EQについては、2010年のメッセージ☆満月のLetting Go にも紹介があります。)
自分の感情をきちんと把握し、バランスを取れる人が、EQが高い人、と言われることになります。
私自身、昔に何度かEQプロファイリングという、EQの点数が出るテストをしたことがあります。
客観的に自分自身を知ることも大切ですね。
「鏡」というあなたを映し出すツールを使わないと、お化粧出来ないのと同じです。
何か人間関係で問題を感じている場合は、まず、あなたの感情に嘘をつかずに、見たくないズルイ感情、ネガティブに思える感情もきちんと見てみましょう。
慣れるまでは、ちょっと勇気がいるかもしれません。
でも、この「自分の感情をさらけ出す」という冒険は、ある時から病みつきになります。というか、なりました。AQUA MIXTのワークショップに来られた方によく言われるのが、私たち夫婦がありのままの感情を皆さんの前でシェアすること。ブログでも、出来るだけありのままに書くこと。
もちろん、言う前、書く前は「こんなこと言ったらどんな風に思われるんだろう?!」などと不安もありましたが、言ってみるとその冒険は、自分たちの予想外の奇跡をもたらしてくれるのです。
そうして、私たち夫婦のセキララキャラが生まれていきました。
私たちの生の感情、生の体験から、周りの人々の魂を解放出来れば、こんなに嬉しいことはありません。
さて、私の中で2年前の「拒絶された」と感じた出来事から、ずーっと手ばなすこと、ゆるすことのワークが続いていました。
そして、それが私の中で終わったな…と感じられる感情の動きが11月末にありました。
(その時の記事:「心身の声に耳を傾けてみると…(2)」
目に見えない存在たちは、私のこの手ばなした感覚をきちんと現実でもわかるように、してくれます。
私が手ばなすことで、相手を解放することにつながる。
12月末、相手も本当に解放されている様子が分かりました。
余りにも分かりやすくて、ビックリさせられました。
そしてそこから感じたのは、もっと本質的な深い「繋がり」、そしてちゃんと私の今までの想いも伝わっている、拒絶なんかされていない、ということでした。
そしてこの課題をクリアした私には、年末年始にかけてまた違う人間関係の課題がやってきたのでした。人生の課題は、尽きません…

愛に確信を持っていたとしても、動機の浄化は常に必要。
感情は波のようなもの。
EQを上げるには自分の感情を把握し続け、
バランスを取りつづけること。


人間関係をよりよいものにするために…「星の羅針盤」 シリーズ 船
 第5回 「理解される力」 1月16日(土)
 第6回 「ゆだねる力」  2月20日(土)

タイトルとURLをコピーしました