自我同一性(アイデンティティ)の大切さ
心理学 交流分析における3つの自我状態。
「親の心・大人の心・子どもの心」
どれもがわたしたちの心の状態です。
それらが、わたしたちの言動に、他人との関わり方に、感情や思考に、大きく影響を与えています。
親の言葉は「可愛い」「すばらしい」「ひどい」「幼稚だ」「汚い」などの評価を、
大人の言葉は「効率的だ」「性格だ」「常識的だ」「リアリティある」などの事実を、
子どもの言葉は「イヤだ」「ちぇっ!」「しないよ!」「したくない!」「できない」など感情を伝えるものが多いです。
どの言葉もその人の言葉であり、心の表出です。良いも悪いもありません。
ただ、それらが自分の人生に必要か、機能しているか、望むかだけです。
親の言葉に多く影響を受けた「べき思考」
順応しようとして創り出した「しなくっちゃ思考」
社会に適応しようとして大人になった「ねばならない思考」
そのどれもがその人の今までの生き方が透けて見えるものです。
言葉に反応するのではなく、その言葉の向こう側にあるストーリーを大切にしたいところです。
心理カウンセラーとして、多くの人と接して思うのは、人は本当の訴えは自分ですら意識していないことが多いということです。その「主訴」を分かち合おうとする姿勢に「傾聴」があります。
主訴を思い出し、表現することによって、自分が何者であるのかを知ることになります。
「完璧主義」は自分への呪縛になる
さまざまなモノの見方がありますが、自分にとってそれが人生を豊かにするかしないかを基準に選び直してみるといいでしょう。
- 目上の人を敬うべき
- 仕事なんだからきちんとしなければならない
- 女性が家事をするべき
- 働かざる者食うべからず
- 家の中は綺麗であらねばならない
- 夫婦は仲良くすべき
- 女性は男を立てなければならない
- 女性は子どもを産み育てるべき
- 一度決めたらやりぬかなくっちゃ
- 掃除しなくっちゃ
- 感謝しなくっちゃ
- 親孝行しなくっちゃ
- せっかく作ってくれたんだから食べなくっちゃ
- 残さず全部食べなくっちゃ
他者の価値観をそのまま自分のもののようにして生きるのはしんどいものです。
「べき思考」「しなくっちゃ思考」「ねばならない思考」
完璧主義という自分への呪縛が、いろいろ思考パターンが出てきたとします。
それらの思考パターンはこれからのあなたの人生をどう形づくるでしょうか?
愛されるために
認められるために
喜んでもらうために
迷惑をかけないために
両親を喜ばすために
身につけた思考パターンかもしれません。
それらの呪縛を手放したくなったら、その自分自身を癒しながら、手放してみても良いかもしれません。
そして、今日から、「この瞬間からの自分を生きる」というのはいかがでしょうか?
誰かからの影響、刷り込みや思い込みで創りあげた自分を生きるよりも、
今日、ゼロからの人生を創っていくと言えるでしょうか。
人は何度でも生まれ変わることができます。
人は何度でも生まれ変わることができます
昨日までのわたしたちの人生を知る人は、わたしたちの変化に驚いたり、評価や批評をするかもしれませんね。
自分でも自分自身の過去を裏切ってしまうような氣持ちも湧いてくるでしょうか。
何がきっかけで、新しい自分になるかはわからない。
そのきっかけは何か特別なものではなく、わたしたちが今日からの「わたし」を生きようと思うだけ です。
昨日までの自分だどうだったか、よりも
これからの自分に期待してみましょう。
人は何度でも生まれ変わることができる。
それを信頼する人が、人の再生を信頼することができます。
過去を労いながら、手放したくなったら手放し、
今日からの変化をどんどん受け容れていきましょう。
両親からの呪縛を解くワーク
両親に対する忠誠を解く方法です。
幼い頃、ひとりで生きていくわけにはいかないので両親やそれに準ずる存在に、その命を預けます。その生存の策が、彼ら(両親)を喜ばせることだったのかもしれませんし、模倣することで生きていられたこともあるでしょう。子どもは親を助けるために生まれてくるというモノの見方もあります。
以下のようなアファメーションを唱えてみましょう。
自分自身がしっくりする言い方にするとよりいいでしょう。
さようなら、わたしはあなたの子どもではなく、わたしを生きます。」
唱えても、親からの愛は届き続けますから、安心してください。あなたが心と身体を賭して、愛した過去は変わらないし、その想いも届いています。
その結果、自分がその人生を主体的に生きる時が来ました。