下に積むの楽しい下積み時代 あなたの起業はどう?

宇宙や天使とつながる才能開花

起業することがいかにもファッショナブルに語られる昨今。
今まで目にしなかったような資格も増え、Facebookやブログなどの有効利用法などを教えるセミナーも増えました。資格・認定商法はより巧妙になり、集客セミナーなども急激に増えているように思います。その起業をしなければならない理由はなんでしょうか?

「最近はね、学生もどんどんNPO法人起ち上げて、起業する子が増えた。」
「起業する人ってすごいなぁ…と思いますよ。」
「水本さんたちも起業家じゃないですか?(笑)」

ある事業家の方と会食している時の一コマです。

起業と呼ぶには、あまりにも仄かな始まりだったし、会社を設立したわけでもないし、活動は泥臭かったし、迷走しまくった日々でしたから、昨今、ネット社会で語られる「起業」というイメージにはほど遠い気がして、その事業家の方が口にするような世界とは全く関係ないように思えたのでした。

ラグナビーチにて

僕自身の最近の起業のイメージですが(これ、偏見ね。)、

なんか自分のありのままの姿をみんなにシェア(アピール)して、分かち合って、なんかそこにビジネスチャンスが発生して、パソコンでちょっと発信すれば、「いいね!」的なレスポンスが来て、お金はエネルギーだから、そういう喜びを共有するところに流れてきて、なんか人を応援しちゃって、いつの間にか尊敬とかされちゃって、「新しい働き方、模索しています!」的な感じぃ~?

僕のあるひとつの偏見、えげつないでしょ?

ヒーラーやセラピストと呼ばれる人も増え、「癒し」という言葉は摩耗するくらい使われるようになりました。
僕たちが生業のひとつとするオラクルカードなどを使ったセッションも10年前に比べたら、多くの人たちが提供しているように思います。

僕たちがオラクルカードに出合って、すぐに収益があがるほどリーディングセッションをしていたわけではありません。収益を考えることもなく、オラクルカードを使ってコミュニケーションするのが単に楽しかっただけでした。

または、心理カウンセリングやコーチングで知り合った友人・知人にカウンセリングやコーチングのお供としてカードを用いていた程度でした。

既存のネットワーク(人脈)しかなく、インターネットを通じてのお申込みなどほとんどありませんでした。最初のオラクルカードセッションは意外なところから発生しました。

当時、寛子が好きで書いていたある役者さんのファンブログの読者の方からのセッションの打診でした。

その頃から、友人たちから、友人の友人の知人、またはその知人などから申込みをいただくことが増えていき、その僕たちを中心にしたネットワークは口コミで少しずつ広がっていきました。

恥ずかしい話、僕自身、自分が何をしているか、ハッキリと言えるようになったからなのですが、

「僕はスピリチュアルカウンセリングをしています。」
「オラクルカードなどを使って守護している存在からのメッセージを伝えています。」

と言い切れるかどうかもひとつのターニングポイントのように思います。

当時は感じは良いけど、結局何をしている人なのか?分からない、自分のことを語れないなんて胡散臭いと思われていたようです。

だから、「水本さんはご職業は何をさせているんですか?」と質問されないように、されないように、振る舞っていても、軽はずみに多くの方が訊いてくるわけです。

そんな時、僕は…こう言ってたよ。

「スピリチュアルなことを扱って、心理カウンセリングをしています。」
→ちょっと、逃げた言い方でしょ?あくまでも「心理」扱ってます!的な。

「天啓、サムシンググレート的なものからメッセージを受け取って伝えています。」
→流行りの言葉を使えば、僕への注目は回避できると思ったんでしょうね。

「鬱病とか流行ってるでしょ?それを救いたいんだよね。」
→すでに質問と回答にズレを生じさせているでしょ?
軸ずらしの会話術と我が家では呼んでいます。

「いやね、僕は本業ではすふぃりひゅあるカウンセラーをしているのよ。」
→聞き取れないでしょ?

自分が何者で、何をしているか?
看板を背負えるかは大切なように思います。

なぜなら、友人や知人が僕のことを紹介しやすいからですね。

ネットから発生する人脈は、このアナログな口コミがあってはじめて機能するものだと思います。
最近はネットで集客をしやすくなったと言いますが、「損得」で群がる人もいて、その固定率は残念ながらあまり高くないように思います。

次から次へと「チャンスの狩人」になると、心の平安がなくなり、自分のやっていることにも自信が持てなくなるかもしれません。

自分じゃない自分を「見せる」必要が出てくる場合も発生するからです。
「見せ方を学ぼう!」的なセールスキャッチコピーにふらっとしませんか?

特に焦ることもなく、目の前に来た人の語りたい氣持ちを受け取り、そして、多いに「自分」を語って、その目の前の人を大切にしてきた結果、AQUA MIXTの今があります。

それがずっと先に思えるかもしれない「紹介」につながることは意外に多いと僕自身は思います。下積み時代と言えばそうですが、今だって積み続けています。

無駄だと思えるようなことを積み重ねて、重ねて、崩れてもまた積み重ねて…

そうしてでしか見えない景色を今、見ています。

「オラクルカードって楽しい!」という出合った時のワクワク感。
そして、どうしたらうまくいくのか?よりも、なぜ、それをライフワークにしたいのか?を問い続けてきました。その動機さえ、しっかりとしていれば自ずと行動は起こるし、あるべき結果をもたらしますから。

ライフパーパス個人レッスンでは、揺るぎない自分を創り、それを行動に落とし込むコツ、そしてそれを資本主義の中でどう表現していくかを学びます。

そして、補足ですが、うまくいっているという感覚は、
神さまからの視点と僕たちの視点では全く違うものでもあります。
ネットでは、うまくいっているアピールがすさまじいですね…。

神さまから見たら、胡散臭く、泥臭い当時の僕の姿が
「お、いい感じじゃん?!」と言われていたかもしれません。

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