こんばんは、潤治です
先日、AQUAMIXT にお集まりいただく有志の皆さまと、中華街にある “萬和楼” という台湾素食を提供してくれるお店に伺いました。関帝廟の横道を入るとすぐにあります。
ベジタリアン中心の食生活をする前の僕たち夫婦は、中華料理が大好きでした。台湾で、素食(ベジタリアン食)を知り、それ以来、日本でも食べれるところを探していました。
素食といっても、砂糖を多く使っていたり、化学調味料を多用していたり、その味はさまざまです。
化学調味料を使わない、砂糖の使用量を控える…などの注文を店主のおじさんは、当然のように受けてくれました。以前、違う場所で食べた素食が、美味しいけど何か舌に違和感を覚えるものだったので、人に作って貰うとは、ありがたくもリスクを背負う行為だとあらためて感じました。
とても可愛いおじさんで、自分が台湾で仕入れてきた前菜と一緒に写真を撮ろうと提案してくれて、取ったのが右の写真です。
誇らしげなおじさんの顔が可愛く感じます。
さまざまな素食メニューを試すのでした…。
おじさんが台湾で仕入れてきたという前菜の数々…
ソーセージ風、サラミ風、フォアグラ風、ウナギ風、とすべて動物性の材料を使わずに調理してあります。
素食エビチリの中に入っているエビは、食感もエビのようで、何で作ってあるのか気になります。
おじさんは、台湾の4割の人たちがベジタリアンだと言っていました。
肉を食べないと運気が上がるという風習があるそうです。
餃子は何か煮こごりのような具がもっちりとした皮に包まれ、とてもジューシーでした。
何もつけないで、食べるほうが、繊細な味が分かって良かったです。
野菜だけなのか?と思ってしまうほど、濃厚さと優しさが混在している味でした。
ブロッコリーと牛肉風の炒め物も絶品で、
次回行くときはご飯と一緒に頼もうと思います。
とろみの中に詰まった野菜のうまみが最高でした。
おじさん一押しの “麻醤麺”(まーじゃーめん) は、かき混ぜながら食べます。
使っている胡麻の量が多いのでしょうね、とても風味が良いです。
他に野菜春巻き、野菜ビーフン…などを注文しましたが、写真を撮るのも忘れて、
食に集中しました…。
初めての人たちとは、写真を撮らないんだよ…とおじさんははじめ言っていましたが、
話をしていて、打ち解けてくれたのか、帰りには記念撮影をしてくれました。
また、おいでね。約束だよ…と嬉しそうに肩を叩いてくるおじさん…。
とても温かみのある、素敵な方でした。
また、有志を募り、この場を訪れたいと思います。