彼が恋愛する理由(9)

ハッピーライフ恋愛・結婚

こんばんは、ヒートテック上下と湯たんぽで暖をとる潤治です。
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ユニクロのヒートテックも年々進化しているような気がします。現状維持ではなく、常に良くなる方向へ進化できるところはとても素晴らしいと思います。AQUAMIXT もそうありたいなと思います。
さて、“彼が恋愛する理由” シリーズ第9回。(第1話はこちら…)
合コンをして理想の彼女をゲットしようと頑張っていた純一が、ロマンスエンジェルの働きかけで、自分自身が本当に望む姿を思い出します。
自分が何をしたいのか、自覚した純一は人生を創造していくための手段に磨きをかけようと料理学校へ通うことに決めました。
そこに、なぜか以前、合コンで知り合っていた寛美が現れ、妙に親しげに接してくることに驚きます。
あの最悪だった合コンでの寛美との出逢いが、どんな意味を持つのか?気になる純一でした。
ロマンスエンジェルの働きかけは、その人の魂が望む方向へ導くものですが、人間にはそれが不可解な出来事だったり、時には不幸のように思ってしまうのでした。
純一が自分自身を見つめ、魂の望む方向に心を向けた時、さまざまな出来事がジグソーパズルのピースが埋まっていくように、繋がっていくのでした。

調理実習の間、純一は寛美のことが気になっていた。
彼女の調理の手際はとても良く、年季が感じられる。
きっと彼女も、料理が好きで何らかの目的を持っているのだろう。
少し汗をかきながら、調理に集中する彼女の姿になぜか心がざわめいた。
そのざわめきが何なのか、その時、純一はまだ判らないでいた。
こうして、再び出逢うということは何らかの意味があるのかもしれない。
その意味を感じてみたい…と思う。
その日の実習が終わり、生徒がちらほらと帰り始めた時、
寛美は純一に声をかけてきた。
「純一くんだよね?久しぶりだね。元気にしてた?
あの合コン以来になるね。純一くんはまだ、合コンに行っているの?」

寛美は純一に親しげだった。まるで昔からの友人のようだった。
その親しげな感じが、純一には妙に懐かしく思った。
「元気にしているよ。寛美さんと会った合コン以来、合コン熱は冷めちゃって…。
あの後、いろいろあって今、こうして料理学校に通い始めたんだ。
君はどうして、ここに?」

「わたし、料理が大好きでさ、料理を通じて何かを表現したいなって思っているの。
今のところは、自分で料理を作って提供していきたいの。
今後、どう展開していくかは判らないけど、今はこのワクワクを大事にしていきたい。」

寛美はしっかりとした口調で自分のヴィジョンを話した。
そのヴィジョンを純一は眩しくも共感していた。
彼女は僕と同じことを考えている…
なんとなく、寛美と出会った意味が判り始めてきた。
「君がそんなことを思っているなんて、出会った時は思わなかったよ。
グサグサとものを言う人だな…って。
でも君が言ってくれた言葉のおかげで今の僕がいるのかもしれない。
君には感謝しているよ。」

寛美にありのまま、感謝を伝えられる純一だった。
昔だったら、ありのままの感謝を伝えることを恥ずかしく思っていたかもしれない。
そういうことが格好の悪いことで、そういうことをあからさまにしないことが
大人になるということだと思っていた。
寛美のように、思ったことをそのまま伝え、誤解も怖れない姿が純一を変えていった。
「感謝?わたしは何もしていないわよ?
あのときの純一くんを見たとき思ったの。
他人の期待に応えようとして、純一くんじゃない誰かになろうとしているって。
そしてね…、純一くんの本当の姿を見てみたいって、何となく、でも強く思ったの。
厳しい言葉になっちゃったなってあの後、後悔したわ。
謝ることも出来ずに、二度と会えないのかなって。
でも、こうして会えたのは、何かのメッセージかもしれないね。」

「君のそういう歯に衣に着せぬ言い方、良いよね。
自分の言葉を喋っているって感じがした。あの時はちょっと不愉快だったけど。
君がそんな風に考えてくれていたなんて…
ありがとう。
君のおかげで僕は人生を真剣に考え始めたんだ。
僕たちがこうして出会ったのは、何のメッセージなんだろうね。
こんな時、あのカードがあればなぁ…」

「あのカード?」
「オラクルカードって言ってね、
僕に届いているメッセージを伝えてくれるカードなんだ。
僕たちの出会いの意味を教えてくれるんだ。」

「へーぇ、そんなカードがあるんだ?
でも、わたしたちが出会った意味は、わたしたちが決められるんじゃないの?
わたしたちがこの出会いをどうしていきたいか?でしょ?」

…寛美の言っていることはとても的を射ている。
この出会いの意味は、僕が決めることができる。
そして、その通り行動することができる。
彼女の言葉を聴きながら、彼女のもっと向こう側から聞こえてくるような気がした。
僕自身、この出会いをどうしていきたいのか?
その答えはすでに心にあるようだった。
ロマンスエンジェルは、ふたりのやりとりに働きかけていた。
お互いの心がオープンになること
純一の心に気付きを与えること
寛美にありのままの言葉を表現させること

あなたたちが今世でどういう生き方をするかは、あなたたちが決めることができるわ。
その決める力があると自分自身に納得させることが大切。
自分のハートに従うことを人間は大人になると忘れてしまうから、
取り戻して生きて欲しい。
だって、それはあなたたちが生まれる前に決めてきたことなのだから。
わたしにできることは、そのサポートだけ。
あなたたちの自由意志には介入できないの。
純一、あなたの気持ちをそのまま寛美に伝えられるかしら?
(次回、最終回に続く)
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