アラフォーに見えないとよく言われます
AQUA MIXTの寛子です。
私の妊娠2ヶ月目(4~7週) 2012年8月26日~9月22日のお話は、
[産院選びの現実☆妊娠2ヶ月目(5~6週)]のあと、
ここに導かれたなと感じた 『府中の森 土屋産婦人科』へ初診に行きました。
妊娠中は、車の運転も難儀になります。(初期の場合は体調面とホルモンの関係で)
潤治が運転をしてくれて、多摩川を越えて隣の府中市へ。
甲州街道を過ぎて小金井街道をそれた少し先に、綺麗で小さな佇まいのそのクリニックはありました。
うちから車で20~30分くらいの距離です。
■9月13日(木) 府中の森 土屋産婦人科初診
妊娠6週4日(2ヶ月なかば)
初診は予約なしなので、受付開始時間に合わせて行きました。
まだ新しい個人のクリニックは、待合室もゆったりしていて、すべての施設が綺麗で配慮も行き届いていました。
初診のための説明を受けると、ここは名前ではなく受付番号で呼ばれる仕組み。
これも個人情報保護のため?診察券に受付番号が印字されていました。
まず自分で体重・血圧測定、お小水の採取。
待合室には、まだまだ私たちには珍しく感じるマタニティ雑誌が豊富にあります。
2人で雑誌を読みながら、待つこと1時間弱…
奥には、検査室、診察室(院長外来)、助産師外来1・2のドアがあります。
助産師外来が2つあるってことは、やっぱり助産師さんとのコミュニケーション、ケアを大切にしているのだなと感じます。
まず「検査室」に呼ばれました。
一緒に来てくれた潤治も、よく分からず検査室までついてきました。
何しろ初めてですから…
しかし、検査室の看護師さんには笑われてしまいました。
そこでは、今後の検査についての説明を受けただけで、特に血液検査などはありませんでした。
代わりに他で受けていない子宮頸がんの検査は診察室で今日することになる、という説明でした。
そしてまた待つこと30分くらい…
診察室に呼ばれました。
今度は潤治がタイミングを逃したというか、さっき検査室に一緒に行かなくても良かった雰囲気だったので、遠慮してしまったのでしょうか。
一緒に入ってきませんでした
超音波(エコー)検査では、(胎芽・たいが)を確認。
(写真はイメージです)
(参考サイト:妊娠6週[妊娠2ヶ月]超音波写真で分かる赤ちゃんの様子-gooベビー)
赤ちゃんを包む胎嚢の中には
小豆大(5mm程度)の「胎児」になる前の「胎芽」と呼ばれる尻尾やエラのある形(らしいけどよく分かりません)です。
まだ人間らしい姿にはなっていないのですが…
10日前の1mmとは比べものにならないほどに大きくなった赤ちゃんに感動。
すっごい勢いで進化を遂げています。
また胎芽には「卵黄嚢(らんおうのう)」という赤ちゃんのための栄養袋もついています。臍の緒で母胎と繋がる(13週頃)までは、これの栄養で成長出来るのですね。
だからこそ、妊娠初期のつわりがひどくて食べられなくても赤ちゃんはちゃんと育ちます
「(卵黄嚢って)稚魚がお腹につけているアレか」
と思いましたが、姿形といいやっぱり私たちは魚から(海から)進化してるんだ…
(稚魚がお腹につけてるアレ=卵黄嚢 参考写真⇒)
そして今回一番気になになっていたことも確認できました
■胎芽の生存・心拍確認
そうです。
こんなに小さいながらも、真っ先に出来る臓器の1つ「心臓」
超音波検査で映し出される映像では、音ではなく光で確認出来るのです。
小豆大の赤ちゃんの中心で、ピコピコとカラーターマーのように輝く部分が。
新しい命を実感する瞬間です。
しかしまだまだ初期流産の多い時期。今後数週間のうちに、心拍が消えてしまう可能性もあるそうです。
私の感動とは裏腹に、先生もスタッフも「おめでとうございます」の言葉はお預けでした。
「年齢も年齢ですから、しばらく様子を見ましょう。
次回は2週間後に。」
土屋先生は、思ったより年配の白髪交じりの方でした。
先生の穏やかな口調で、結果の説明を聞ききました。
やはり問題となるのは、出産時の年齢41歳・初産ということ。
出産希望が助産院であることを伝えると、とっても渋い顔をされてしまいました。
「超・高齢出産で、しかも初産ですからね。
お産はそんなに甘くありませんよ。」
お産を甘くみているつもりもなく、この6~7年の心身魂を磨く身体作りにもこだわってきたつもりでした。
助産院で産もうという選択は、自分の身体とお産と向き合う良い機会だと思っているから。
でも、医師はリスクを考えることが仕事ですね。
助産院では自然分娩のみで、医療介入は一切出来ません。
実際には助産院出産希望者の2割の人・5人に1人が、助産院から病院へ搬送されるそうです。
リスクが現実になれば、医師にお世話になるしかないのです。
そしてこの土屋産婦人科は、助産院から搬送される妊産婦さんを24時間受入れてくれる理解ある病院なのです。
きちんと「高齢・ハイリスク出産」に向き合って欲しいという気持ちで、おっしゃって下さったのだと思います。
それでも、本人の主体性を重んじる理念を持つ病院です。
「Be born(助産院)のたつのさん(院長)にも、
よく相談してから決めて下さいね。」
この病院で良かったと、ホッとしました。
35歳以上の初産婦は高齢ハイリスク出産となるために受け付けてくれない助産院も多い中、Be born助産院は特にそういう制限はないようでした。
出産予定日の確定予定の診察までまだ2週間あるけれど、早く説明会に行きたいものです。
■出産予定日 平成25年5月5日(仮) 最終月経開始日から算出
排卵日が前後している可能性もあるので、8週目の胎芽の大きさから調整あり
最後に、任意の検査について説明がありました。
・羊水検査について(14~18週頃に可能)
特に土屋産婦人科では検査を勧めているわけではないので、希望があれば検査機関を紹介するとのこと。
羊水検査について詳しい説明はありませんでしたが、遺伝的な障害・ダウン症などを調べる検査であることは知っていました。
希望するしないの前に自分で検査の詳細を調べないと判断出来ないなと思いながら、診察室を後にしました。
待合室では、ぽかんと待っている潤治の姿。
「一緒に(診察室に)来れば良かったのに
心臓がピコピコ光ってたよ」
「一緒に入っていいのか分からなくて…せっかく一緒に来たのに。
うう、次回こそは。」
と無念そうでした。
エコー写真も見せましたが、やはり静止画で伝わるものとは違いますよね…
この6週後半から徐々につわりの症状も出てきて、ライブの準備との狭間から様々なメッセージを受け取ります。
(つづきは[駆け抜ける大人の青春(2)つわりとライブ☆妊娠2ヶ月目(6~7週)])
Be born助産院の院長たつのゆりこ先生が
産前産後の養生についてBe bornで培ったノウハウをまとめた著書を出されます。
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(私も予約しました発売が待ち遠しいです)