ある時はアラフォーアイドル「サムライローズ」の
天使のセラピスト☆アンジェリカことAQUA MIXTの寛子です。
私の妊娠2ヶ月目(4~7週) 2012年8月26日~9月22日のお話も終盤です。
[駆け抜ける大人の青春(1)☆妊娠2ヶ月目(5~7週)]で
9月22日開催(妊娠7週6日・2ヶ月最終日)
アルバム発売記念プレミアムライブに向けて
サムライローズの活動と妊婦生活の両立に悩んだ末の結論…
仲間の協力もあり、9月22日予定通りライブ構成も変更なしで挑むことになりました。
しかし、そうそう簡単ではない「身重」という言葉を痛感することになった妊娠初期の体調変化、つわりの始まりのお話です。
土屋産婦人科で「次も様子を見ましょう」と言われた診察後
(前回記事:[お産は甘くない?ハイリスク出産☆妊娠2ヶ月目(6週)胎芽心拍確認])
次の通院は8週・3ヶ月目に入ってからなので、その直前に控えた大きなイベント。
リーダー・メンバーに相談して決めた時は妊娠5週目・2ヶ月前半、体調の少しずつの変化に気付きつつも、食欲も変わらず普通に活動していました。
その1週間前には、ハードな登山もしていましたしね。
「身体も浄化してるし、つわりも軽くて済むかも」
(めちゃくちゃ甘い考え)
しかし妊娠6週に入ると、徐々につわりの症状が出て体調が不安定になってきたのです。
自分の考えの甘さを、痛感させられることに…
「つわり」とは、吐き気、嘔吐、心身の不調のことで、「悪阻(おそ)」とも言います。
病気ではないのでつわりは生死に関わらないとみなされていますが、水も飲めず病院の対処が必要なほど酷いものを「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という病名で呼びます。
つわりの原因は諸説有り、医学的には実証されていません。仮説の域を出ないそうです。
一般的に言われているのは
- ホルモン説
ホルモンの急激な変化に身体がついてこれない - 体質がアルカリ性に変わろうとする説
体質を酸性からアルカリ性に戻して欲しいというサイン - アレルギー反応説
初期は赤ちゃんを異物だと母胎が判断するアレルギー反応 - 自律神経失調症説
急激な身体の変化による - 身体の解毒説
特に小さな赤ちゃんに毒素となる食べ物を排除するため - 心理的なストレスとする説
古い日本でのお産の考え方に「気の持ちよう」とするものあり(批判が多い説)
今は精神的な負担・ストレスも原因になるとも考えられる
などなど
また人によっても症状がかなり異なります。
しかしほとんどの人がつわりを通過して、出産を迎えるのです。
(一方でつわりの症状がない、という人も少数派ですがいます)
自分の体験から実感したことは、天使のメッセージと同じくつわりも身体・赤ちゃんからのサイン。
つわりというサインを無視せずに、身体・新しく宿ったばかりの命を守るためのものなのです。
私の場合、つわりが始まった妊娠6週からライブ開催の7週最終日まで
2週間弱の間に-5kgも体重が減りました
つわりの症状…私の場合
吐き気・食欲不振
・・・吐くほどではなかったのですが、胃液がこみ上げてくるようで常に気持ち悪く、食欲がなくなりました。
空腹時の吐き気
・・・空腹になり過ぎてもダメで、直ぐに食べられる携帯食を常備していました。
ごく希に食べづわり
・・・食べていないと気持ち悪くて、1日5~6食を食べてしまうという過食の日が2日ほどありました。
ずっと食べづわりだったという人は、太り過ぎて困ると言っていますね。
味付けに敏感
・・・それまでの潤治の料理の味付け(少し濃い目)がダメになり、徹底的に薄味にしてもらいました。
長年ベジタリアンだったせいか、食べ物の好みはそれほど変わらず。
匂いに敏感
・・・煙草、排ガス、男性の臭い、電車など密室の中のこもる臭い、人工香料など 全部拒絶反応
天然ものでもお気に入りの精油(エッセンシャルオイル)がいくつか受け付けなくなりました。
※妊婦NGの精油も多いので、当然の反応かも。
食べ物の匂いは魚の生臭さ・寿司屋や魚屋などのお店の前もダメ
怠さ・眠さ
・・・ライブの練習・リハに集中した後は、動けなくなり寝込むほど。
日常的にも怠くて、常に眠くていくらでも眠れそう。
不眠
・・・ずっと怠くて眠いのに、夜中に何度も目が覚めて眠れないことも。頻尿で起きたりも。
一気にこのような症状が出始めて、戸惑うばかりでした。
通常の健康な状態でも、主催ライブ前の練習・リハーサルの過密スケジュールは、
精神的にも体力的にも限界を超えてギリギリの状況で乗り越えてきたものです。
最初の1年はその厳しさから、声が出ないほど喉をやられることもよくありました。
でも、そうやって自分たちのキャパも広げて活動も広がってきました。
しかし、無理が全然利かない身体になってしまった…
有り難いことにサムライローズのメンバーは出産経験者がとても多いと言うこと。
子育て中の人、子育てが一段落した人、お孫さんまでいる人など様々です
つわりのつらさにも理解があり、練習中・リハーサル中は私が楽に過ごせるようにと椅子を用意してくれたり気遣ってもらえたのです。そして、自分の練習に集中することが出来ました。
他のメンバーも普段は普通の人、日常の仕事や家庭との両立で体調を崩す人も多い中、私も可能な限り練習・リハに参加して、また主催LIVEですから裏方仕事も自分たちで役割分担してこなし、本番を迎えることが出来ました。
身体からのメッセージは
「新しい命を守るという自覚をして欲しい」
ということだったのですね。母となる自覚を促すメッセージ。
多くの妊娠経験のある女性がそうだったと言いますが、
とにかく感覚がそれまでにないほど敏感になり研ぎ澄まされていました。
新しい命に有害となるものは、徹底的にダメになりました。
そして、ライブの練習がハードになればなるほどつわりの症状も悪化。
ストレスも要因といいますが
「ライブに向けて、無理しすぎないように自分を労ること」
ということだったのですね。
ついつい人の面倒まで見てしまうタイプですが、体調が不安定で自分のことで手一杯という状態になれて良かったのだと感じます。
■9月22日(土)プレミアムライブ当日
渋谷に向かう電車の中では、もう気持ち悪くて座り込みたいほどのフラフラ状態。
こんな状態でステージに立てるのかという不安も。
明るい陽射しの眩しい環境の美容室でヘアメイクをしてもらっているうちに落ち着いてきました。
しかしライブ会場につくと、全館禁煙にしてもらっていたけれども会場に染みついた煙草臭にまた気分が…
リハや準備を一通り終わらせて、空腹になりすぎないように持参したドライフルーツをつまんで。
いざ、新曲の衣装に着替えて本番(出番は1曲目から)。
ライブ本番中は、ピタリとつわりが治まっていました
満面の笑顔で、思いっきりステージに立つことが出来たのです。
(ここはやはり、プロ根性でしょうか)
2年前の表明
「サムライローズの活動を、出来るところまでトコトン打ち込んでやろう。」
そして天使に祈っていた
「ベストのタイミングで新しい命がやってくること」
(詳しくは[忘れた頃にやってきた命☆妊娠1ヶ月目(0~3週)Part.2])
サムライローズの活動も大きな盛り上がりとなるプレミアムライブで一区切りつけて産休に入ることになり、ベストのタイミングだったと思えます。
さて、ライブを終えたらますますつわりは悪化、廃人のような妊娠3ヶ月に突入です。
2ヶ月目完結!3ヶ月目につづく ⇒ つわりピーク時の産婦人科通院(1)☆妊娠3ヶ月目(8~11週)
寛子のマタニティ体験談
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(私も予約しました発売が待ち遠しいです)