AQUA MIXTの寛子です。
出産から2ヶ月半。
妊娠中に書ききれなかったマタニティ体験記も、少しずつアップしていきますね。
妊娠8ヶ月目(28~31週) 2013年2月10日~3月9日の体験記です。
前回の記事は「ベビカム主催沐浴体験会&育児講座(1)☆妊娠8ヶ月目(31週)」
妊娠したい女性、妊娠・出産・育児ママと家族を応援「ベビカム」の主催する「沐浴体験会&育児講座」に参加した体験談その2です。
ちょうどもやもやしていたことに関する答えをすべていただき、ベストタイミングだったと感謝するばかりでした
■3月7日(木)午後 東銀座にて
ベビカム主催 第24回 沐浴体験会&育児講座
・後半:育児講座
参考リンクは、ベビカムブログ
「夫婦いっしょに育児講座♪ <第24回沐浴体験会レポート2>」へ
担当はベビカムで長年、相談コーナーを受け持っている助産師・山本さん。
その経験からくるアドバイスには、なるほどと思うことばかりでした。
参加者が実際に不安に思うことを取り上げていただいたので、私たち夫婦も出産後の事で思うことを相談出来て、メッセージがたくさんありました
出産に対する不安にまつまる質問が、通常はとても多いそうです。
しかし、「今回はとても深いですね」と山本さんに言われました。
産後のコミュニケーションや、今から出来る心構えや意識することなど、考えさせられる内容がとても多かったです。
私たち夫婦のホットな話題は、産後一ヶ月間ほどの産褥期に実家の母にどう手伝ってもらうか、でした。
この講座の数日前に母と産後のことを話し合う機会を設けたのですが、
「こちらのして欲しいことと、あちらのしてあげたいと思っていることは違う」
という事実を突きつけられたのです。
どうも話がかみ合わないままになり、ちょうど数日後にこの育児相談の場をいただきました。
産後は、マタニティブルーや産後うつも問題になります。
今の世の中、自分で頑張り過ぎる女性がとても多いように感じます。
山本さんの話で印象的だったのは、
・産後の死亡率で1番高いのが 産後鬱による自殺
この事実は、衝撃的でした・・・
この悲しい事実を減らすためにも、
- 「助けて」という練習をする
- 何をしてもらいたいか、今のうちからハッキリ伝える
- 子供が生れると、自分がどんなに頑張ってもどうにもならない世界になることを知る
上2つは本当にシンプルなコミュニケーションのお話なのですが、家族に対して素直に「助けて」と言えるだろうか。
助けて、と素直に言える自分になることが課題なのだと感じました。
20代、30代前半の自分だったら・・・
産後のことの話し合いで母と意見が食い違う⇒突っぱねて「もう、何もしてくれなくていい!」
となっていたと思います。
しかし40歳を過ぎて、「一人で頑張ることを手放す」という学びも多々ありました。
それにアラフォー出産は、20代の出産と比べて格段に体力もないですから。
体力勝負の子育てでは、どう考えても負担です。
子育ては一人でいくら頑張っても、出来るものではない。
そんなことを、出産が近くなるにつれ、出産に向けても様々な専門家・スペシャリストにお世話になりながら感じていたのでした。
自分の氣質からして、マタニティブルーや産後うつも避けて通れない予感がしていたのですが、案の定すごい感情の嵐がやってきました。
素直に「助けて」と言えるための、学びだったのでしょうね。
先日酷かった産後鬱の締めくくりは、
「子供の頃から、甘えたかったのに甘えることが出来なかった・・・」と母の前で大泣きして、何かを手放せたのでした。
また、臨月近くなると産休に入る方も多く、フルタイムの仕事から産休に入ると、何をしたらよいのか悩んでしまうこともあるようです。
私の臨月を思い出すと、やたらと出産準備や身体作り、そして仕事の調整でやることが多かったのですが・・・
山本さんからの<出産前からできることアドバイス>
- エレベーター、エスカレーターの場所をチェックしておく
- 小児科や救急対応の病院を調べる
- 通学路となる通りにあるお店の人と、顔なじみになっておく
子供が学校に通うようになったら、その子を見守ってくれる目となってくれる
地域の見守りの目は、多い方が良い - 36週以降しっかり歩く、動く
子宮口が開きやすくなる - 立会いの家族を呼ぶうタイミングを確認する
こういったことをしながら過ごすと、怒濤の子育てが始まっても気持ちに余裕が持てると思います。
みんなに散々言われた、
「赤ちゃんが生れたら○○出来なくなるからね・・・」
は、確かに一理ありました。
突然始まるお産から、生まれたら終わりではなくそれは始まり。
ノンストップの赤ちゃんとの生活が始まりましたから。
そんな体験を踏まえ、
私からも<出産前にした方が良いこと>
- 夫婦の時間を大切にする、デートをする
なかなか二人だけの時間が取りにくくなります - 外食を楽しむ
赤ちゃん連れで行けるお店が限られてしまいます - 映画を視る
今夏公開中の「風立ちぬ」を観たいけど、赤ちゃんを預けてまでは観ないし - 大切な友達と、お茶する・電話する
ゆっくりお茶する時間も、長電話もしばらく出来ません - 健康的な生活を習慣化しておく
産後は自分の身体のメンテナンスがおろそかになるので、せめて健康的な生活を習慣化して最低限は維持したい - 不要なものを整理しておく
子供のものが増えてくるので、不要なものを捨ててスペースを作っておくと家が散らかりにくい - 大掃除
家事がかなり滞り、最低限しか出来なくなります
臨月のお掃除で身体を動かすことは、子宮口を開くためにも良いといわれています
私のマタニティライフは、持ち前の好奇心から積極的に各専門家からたくさんアドバイスをいただき、参考にし、本当に充実した出産準備期間でした。
それでも「こればかりは、体験しないと分からない!」事ばかりの出産・子育て。
これからも、産前・産後の記事をぼちぼちと子育ての合間に書いていきますね。
ベビカムブログレポまとめ
【速報!】夫婦で沐浴体験会&育児講座レポート
夫婦いっしょに沐浴練習♪ <第24回沐浴体験会レポート1>
夫婦いっしょに育児講座♪ <第24回沐浴体験会レポート2>
ベビカム様
他のご夫婦との交流、貴重で濃いお話を聞ける場など提供してくださりありがとうございました。