起業に自分の何を投影し、何の代償行為なのか?

才能開花

ムーミンのスナフキン曰く「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ。」。それを問い続け、気づきやサポートをしてもらいながら、今のAQUA MIXT があります。起業と言いながら、本当は何を実現させたいのか?どうのような感情を手に入れたいのか?をダークサイドからも見つめる作業は大切です。

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先日、ブログに書かせていただきました「下に積むの楽しい下積み時代 あなたの起業はどう?」という記事、たくさんの反響をいただきました。

最近の起業の軽やかさとそこにつけいるさまざまな商法の存在に違和感と切なさを思っていたところに、起業に関するご相談がよく舞い込むようになったのです。

商売はいろいろなところに忍び込んできますね。
その商売も動機は愛からか怖れ(損得など)からで全く違うものになります。

最近は個人をターゲットに起業・広告・出版などの営業が多いように思います。
「記念起業、記念出版、記念広告」といった言葉まで出てきそうな勢いです。

一昔前、起業しようと僕はロバート・キヨサキさんの本を読みこみました。

そして、自営業ではなく、
ビジネスオーナーにならなきゃならない!と強く思ったものでした。

「自営業は1日中、仕事に追われるし、大変だ!」
(→本からの受け売り)

それなら、ビジネスを構築し、仕組みを作って
そこにお金が流れるようにしようと軽軽しく思ったわけです。
権利的な収入、不労所得というものですね。

しかし、今、自営業なわけです。

1日中、仕事のこと考えています。
とても幸せです。

趣味と仕事の境目はなく、気を抜けばワーカホリック、求道者になりがちです。
積極的に休日を設定しないと、仕事だらけです。
自分がどうしたいのか、常に問われます。
ライフパーパスに従順な社員とも言えます。

食卓に仕事の話が行き交います。夜眠る時もです。

自分の身の丈を心得えて、無理な事業拡張はしませんし、流れに身を任せています。

夜も更けた、素人らしくない、ちょっと色めいた女性たちに囲まれた場所で、

「あ、潤治さん、代表取締役なんだぁ~。」
「え、株式会社なんだねぇ~、すごいわ。」

と言われ、

自分の人生を賭した、渾身の…

「…まあね。」

と言いながら、彼女たちの肩に手を回したいわけでもありません。
(数%はある と否めない。)

世の中にある「起業」という言葉が入りこまないくらい僕は自分の人生・仕事を全うしてきました。

仕事とは、何でしょうか? 起業とは?

仕事とどのような関係を構築しているかが、起業の鍵であるように思います。
自分を知り、自分が何を求めているのか?
最初の動機をきちんと受け容れていることが肝要と言えるでしょうか。

そうでないと、

起業に自分の何を投影しているか、で全く違うものになります。

喜びと平安のない仕事との付き合い方はいろいろ…

あると思います。

  • 虚栄心を満たすために等価交換のように人生を捧げる?
  • アドレナリンジェットコースターのようなスリルを求めている?
  • 緩慢な自殺行為のように自分を捧げるような?
  • 繁華街の夜蝶たちにモテたい?ちやほやされたい?
  • 勲章を集めるようなコレクター志望?
  • 犠牲と貢献を履き違えて生きたい?
  • つぐないという自己満足を全うしたい?
  • 自己憐憫の海に浸かりきって生きたい?

…本当に、自分が求めているものをダークサイドからも見つめるのは勇気が要ります。

だってさ、ムーミンのスナフキンも言うよ。

「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ。」

自営業として歩んできて、これを夫婦ですり合わせてきた結果、今の状況があります。

AQUA MIXTの「ライフパーパス個人レッスン」では
それを一緒に観ていく作業もあります。

常に軌道修正、変化への対応、内なる声の意識合わせ…

地味にコツコツと積み上げていきます。

探し物はなんですか?

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