モンテッソーリ教育のメリット・プレクラス体験談(1)

ハッピーライフ寛子のコトノハ
天使に次に導かれたのは「モンテッソーリスクール」
AQUA MIXTの水本寛子です。

ひょんなご縁から通うことになった、モンテッソーリスクールのプレクラス。
不思議なシンクロニシティ・ご縁に導かれて、モンテッソーリ教育の幼保園(幼稚園+保育園)である「ウィズチャイルド」を見学したのは去年の10月。
親育ち!モンテッソーリスクール体験参照

モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリスクールのプレクラスの参加について、本来は新しい年度始めの4月からということでした。
しかし、1歳半を過ぎると集中力が付いてくるということで少し早めに1月からOKをいだき通い始めました。

当然のことながら、最年少ですが健闘しています。

周りは、今年の4月から幼稚園に通うことになる3歳児が多いです。

「異年齢クラス」というのも、モンテッソーリ教育の魅力です。

1月から月3回各60分のクラスと短時間ですが、3ヶ月目になり目に見えて成長を感じます。
この3ヶ月を振り返り、モンテッソーリ教育のメリットについて気付いたことをまとめてみました。

年齢によっても通園時間によってもメリットは違ってくると思いますので、あくまでも短時間のプレクラスでの所感です。

  • 異年齢クラス
  • おしごとに対する意識
    自分で選ぶ、自分で片付ける、一つ一つ完了させる、好きなだけ集中する
  • 身の回りのことを自分でやる
    おやつのバナナを切る、お皿に盛る、お茶を注ぐ、手を洗う、こぼしたら雑巾で拭く
  • ハサミなど危ない道具を扱う
    ルールを知る、危ないものの扱いに慣れる
  • 集団生活の中でルールやマナーを覚えていく
  • 先生など大人たちは黒子であり、子供達が主役の環境
今回は、「好きなだけ集中する」モンテッソーリ教育の「おしごと」について紹介しますね。
乳幼児は次々と気持ちや興味が移り変わるものですが、1歳半を過ぎるころから落ち着いて一つのことに取り組む姿勢も出てくるとのこと。
入園の面談の時に担当の方からお話いただきました。
プレクラスを体験参加させていただいたのが、去年の10月、娘の小葉(このは)が1歳5ヶ月の時。
そして今年の1月、1歳8ヶ月から通い始めました。
家や児童館など遊具がある場所での様子は・・・
確かにそれまでは次々と色々なおもちゃに手を出して遊んでいましたが、1歳半を過ぎてからは少しずつ、好きなものに固執して遊ぶことも増えてきました。
本人なりに工夫をして、試行錯誤を通して遊ぶ楽しさを実感しているのでしょうか。
自分はあのオモチャで遊びたいとハッキリと自由意志で決めていて、そのオモチャを探し回ることもあります。
見つからないと、「ないよ~、ないよ~」とオモチャ箱を漁り、親に助けを求めてきたりします。
乳児の頃は、オモチャに対しても目の前にあるものに反応することが多かったので、あやすのも楽でした。
しかし1歳を過ぎるとどんどん自由意志を駆使するようになって、一つの側面としては扱いづらくなってくるとも言えます。
これと決めたらガンとして主張し続けたり、泣いて訴える手段に出たりと…これがイヤイヤ期でしょうか。
そんな自我の芽生えに対して、モンテッソーリ教育のでは子供達に「おしごと」(モンテッソーリ教育の知育教材)を用意しています。
部屋の棚には様々な「おしごと」道具が用意されています。
おしごとの時間になると自由に好きなものを棚から選んで机に持って行き、そこでおしごとに没頭出来ます。

↓写真はイメージです。保育室などの定番、ブロックはモンテッソーリの教室には置いてないですね。

小葉がお気に入りなのは、
・判子をその季節に合わせた可愛い絵が書いてある用紙に押すおしごと
・同じく用紙にシールを貼るおしごと
・細長い紙をハサミで切るおしごと
・チャックを開け閉めする入れ子のポーチ
・絵合せ
・ボールの数合わせや色合わせ
・動物の人形合わせ
などなど・・・
種類はざっと見て、50種類以上は常時用意されているでしょうか。
年齢に合わせて出来るおしごとも変わってきますが、難易度によって分けられてはいません。
あくまでの、本人の好奇心に合わせて、難しければ先生が補助してくれます。
それにしても、2歳になる前からハサミを使えるようになるなんて驚きました。
家では絶対に触らせないものの一つですから・・・
自分で選んだおしごと道具を前にして、好きなだけそのおしごとに取り組みます。
時間内であれば、このタイミングも自分で決められます。
そして次のものに移る時は、一旦今までのおしごと道具を元の場所に片付けます。
準備から片付けまで一連のことを、自分でやるのです。
最初は、初めて見るおしごと道具に興味が湧いて、次から次へと持ってこようとしていた小葉でした。しかし先生は叱ることなく、片付けるというルールを教えてくれます。
そして、この3ヶ月で片付けが段々と習慣になってきています。
他の年上の子たちと比べても落ち着いておしごとをしながら、年上の子たちを観察しているようです。
もちろん、とても魅力的に見える他のおしごと道具を見つけると、片付けがおそろかになることはあるけれども、1歳児としては上出来かな?!
1つ1つ完了させてから、次の作業をする。
大人の私も、参考になります。
「あれしたい!これしよう!」という意識のウィンドウが次々と開いて、収拾がつかなくなりがちなのです。
そして何も完了出来なくて焦ったり・・・

そして人間のマルチタスク(ながら)は、実は脳に悪影響との説も・・・
⇒参考「マルチタスクは脳に悪影響」
おしごとのお話は、プレクラス体験談(2)に続きます。
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