身体は気候の違いに、心は時間の流れのギャップに、戸惑いながらのこの2週間でした。
ライフパーパス(人生の目的)を日常的に生き、仕事とプライベートという境界線を感じずに過ごしていますが、家族だけに意識が向く日々を宮古島では強制的に作ってもらったように思います。
娘の小葉もただただ童心で遊ぶ両親の姿にあらたな発見があったようです。
ライフワークはとても楽しいものですが、楽しいことも緩急をつけなければ、
観念による自分自身への呪縛、ストレスフルになるのかもしれないと感じました。
僕の場合は、「やりたい」が酷使、無理、効率重視につながることがよくあります。
宮古島では全く、発信をする気になりませんでしたし、
新しい何かを生みだそうという気力やインスピレーションも働きませんでした。
常々、気づかされる天使のメッセージは、
「頑張らない」
「結果や効率を求めない」
「コントロールしない」
「退屈に浸ること」
というものが大部分を占めました。
暑さのために、好奇心や情熱まで萎えてしまったかのように何もする気が起きませんでした。
そして、先日…。
家族でサンリオピューロランドに遊びに行くことになりました。
お目当てのミュージカルがメンバーチェンジのために
入り口に通じる橋には
席取りに100人くらいが並んだときでしょうか。
早くから並んでいた人たちは面白くないし、
並んだ列の10番以内くらいだった僕が引いた順番は「201番」。
早く来ようと来まいと意味がなかった…と天を仰ぎました。
いや、「スクールウォーズ」でも、下手したら「毎度お騒がせします」でも。
その無念さを共有する人もいずに、ひとりで思いました。
「頑張るな、頑張ろうともせずとも望むものは得られるからね。」
という天使のメッセージを。
結局のところ、楽しく公演を観ることができたし、
自分の予測を超えたところにある「豊かさ」を信頼する練習なのか、
襲ってくる怖れを土台にした僕の観念に、
過去を振り返り、頑張って手に入れたと思っていたものたちが、
それは、「自分の人生を生きること」です。
いつの間にか他人の価値観、期待される人生を生きていることがありますから。
「自分の人生を生きること」
あなた自身は、どのような定義づけがありますか?