人の不幸は蜜の味?

ハッピーライフ

おはようございます、潤治です雪P2020094.jpg
ここ多摩市聖ヶ丘、一面の銀世界です…。
登校している小学生たちのテンションが尋常ではありません…。雪玉を持って女の子を追いかけている男の子を見ました。もう、好きだって言っちゃえよぉ~!って気分です。
男の子が好きな女の子にちょっかいと出すという法則…は大人になるとどういう形になっているのかに思いをめぐらせます…。
いやいや、それは置いといて…。
雪が降って、朝日を浴びて、キラキラと輝くときはほんの一瞬です。雪って本当、美しいです。
寒いのですが、それを忘れるくらいの美しさです。
今回の記事は、「人の闇の部分を知ること」 です。

パートナーの寛子の才能にはいつも驚かされます。
その輝くような才能にさまざまな感情を抱くことがあります。
嫉妬や劣等感、無価値観、感謝や愛、羨望…などなど。
夫婦間で、どちらかが輝き、その輝きのせいでどちらかが影になっていることがあります。
その影になってくれているお互いの存在に気づけることでパートナーシップ・人間関係がさらにうまくいくことも少なくありません。
昔、お世話になった女性の実業家の方が教えてくれたことがあります。
それは、「人の闇の部分を知ること」です。
その頃の僕は、ポジティブ思考をとても大切にしていました。
ネガティブなことは自分の前進を妨げるものとして忌み嫌っていました。
仲間うちでもネガティブなことを言ったら罰金…というルールを決めていたくらいです。
心では違和感を持ちながらも、ネガティブなことは禁とすることが大切なんだと思考に言いきかせていました。
ネガティブなものを避けることは必要だと感じていますが、必要以上に避けることは物事の本質を見失うように思います。
その女性実業家の方が僕に教えてくれたことです。
「あのね、水本君。仕事をしていると思うときはない?あいつはなんで俺よりもできるんだ…とか、僕のほうができるのに、何であいつのほうが、ちやほやされるんだとか…。悔しいとか、ムカつくとか、自分が情けない…とか。」
「ありますよ、でもそういう気持ちはなるべく考えないようにしてます。」
「でもね、人のそういう闇の部分の気持ちを知ることはとても大切よ。闇を受け入れるからこそ、光の部分をさらに理解できるのよ。人の不幸は蜜の味だなんて思ってしまう人の心の動きを理解せずに仕事で成功することはできないわよ。」
「じゃあ、A(女性のメンター)さんは闇の部分も光の部分も見ているんですか?」
「観ているわよ~。だって人の不幸は蜜の味だもん!(笑) そこに光を感じることができるようになりなさい!水本君。」
「は、はい!」
「私が今、成功している姿を見て、私のことを否定せずには自分の人生を肯定できない人もいるの。そうして苦しんでいる人もいるの。私のことを思い出したくもないと言っているのに、ずっと私のことを気にしている人もいるの。自分の存在が他の人の闇の部分のきっかけになっていることも受け入れること。そして、自分や他の人の闇の部分を疎ましく思うのではなく、感謝してごらんなさい。きっと光と闇を等しく観れる心を持てるわよ。」
「Aさんはスゴイですね。そんな風に考えたことなかったです。」
「私も、つい最近の話よ(笑)。」
僕たち夫婦の食生活は、マクロビオティックの恩恵を受けています。
その中に「陰と陽」という思想があります。
陰性の食べ物は、身体を温め、引き締める力があり、陽性の食べ物は身体を冷やして、緩める力があるといわれます。
そのどちらに偏ることも身体や精神にとってはよくなく病気になってしまいます。
その真ん中である中庸の状態を理想としています。
人の中に見る「光と闇の部分」。
食生活に見る「陰と陽の部分」。
何か自然の法則、宇宙の法則のような気がします。

どちらも大切なものであり、大きな視点で全体を見つめたいです。
ポジティブすぎず、ネガティブすぎず、中庸にものごとを捉えていける世界…。

コメント

  1. 潤治 より:

    男の子が女の子にちょっかいを出すという形が大人になると…。
    これが感情が絡み合って…複雑多様になるかも…。
    立場とか、役割なんかの要素が入ってきて…、これ以上は個人的にお話を…(笑)。
    僕の場合、甘えっ子になるだけです…。
    そうそう、成功の法則って本やメディアが流しているものよりも自身のハートが導いてくれると信じています。
    “ポジティブに生きなきゃ!”なんて呪縛は外していきたいですねッ。安心感の中で自然に外れます。

  2. まき より:

    男の子が好きな女の子にちょっかいを出すと言うのが大人になってどんな形になるのかにとっても興味を持ちました(笑)潤治さんはどんな感じなのでしょう?・・・それはそうと。ネガティブにならないぞ!って頑張る気持ち分かります。潜在意識が・・・とか成功法則・・・とかそう言うのを知れば知るほど『ポジティブに生きなきゃ!』とがんじがらめになる気がします。これをうまく開放出来ればなぁと最近思います・・・。

  3. 潤治 より:

    れんさま
    シンクロしていますねッ。
    自分が光り輝くようなとき、
    その影になっている人がいると思いなさい…と教えられました。
    それは自分の心の中にもあって、
    自分の光輝く部分と闇の感情…を受けとめて、自己のギャップを見つめなさい…と。
    受け入れていければと僕も思います。

  4. 潤治 より:

    おきゃんさま
    中庸でいられるバランス感覚を身につけていきたいと感じます。
    振り子の原理、本当そう思います。
    事象に意味をつけるのは、自分自身ですもの。

  5. れん より:

    先日、他の方から、まったく同じようなメッセージをいただきました。
    潤治さん、文章の形でいただきまして
    ありがとうございます。
    まだまだ正直、理解ができない部分のあるお話しなのですが、考える、というよりも、受け止める、ということが大切なのかな、と思わされました。
    ありがとうございます。

  6. おきゃん♪ より:

    その女性の方の言葉には重みがありますね。
    振り子の原理ではないですけど、
    その対極を知っておく事も大事ですよね。
    私の好きなビートたけしさんもよくその例えを言っていましたっけ。。。

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