モンテッソーリ教育のメリット・プレクラス体験談(3)

子育ては親育ち、日々学びを深めている

AQUA MIXTの水本寛子です。
1歳児の娘が、ひょんなきっかけでモンテッソーリスクールのプレクラスに通い始めました。
1月から月3回各60分のクラスと短時間ですが、3ヶ月目になり目に見えて成長を感じます。B04B4196-C96B-4AB9-9884-708385A6DA5B.jpg

前の記事は、「モンテッソーリ教育のメリット・プレクラス体験談(2)

モンテッソーリ教育の特徴の一つは、「自由」な学びです。
今回は、ルールがある中での自由、そして失敗を通して学びその後の人生を自分で切り拓いていける子になるには?というお話です。

好きなお仕事を選び、好きなだけ取り組む。
主体性も育まれ、将来は自分で自分の道を選ぶことが出来る子になる、と園長先生もお話されていました。

モンテッソーリ教育を受けた子どもたち---幼児の経験と脳 -
モンテッソーリ教育を受けた子どもたち—幼児の経験と脳 –

上記の本は、モンテッソーリ教育を受けた子供たちのその後を追った、つまり幼児期のモンテッソーリ教育がどのようにその後の子供の成長に影響を与えたのか興味深い本です。

「自由」というと、ただ好きにさせればいいのかというとそうではありません。
集団生活の中で、社会性を身につけながらの「自由」です。

その中には必ず、ルールやマナーが存在します。
それを尊重した上での「自由」を用意する場なのです。

ですから、おしごとを自由に選べる、好きなだけ取り組める、オヤツを食べるかどうかも本人次第。

その代わり、ルールやマナーを守るように大人がサポートすることで、子供たちもそれを身につけていくのです。

  • おしごとは、自分で机に持ってきて椅子に座って取り組む
  • おしごとが終わったら、自分で元の棚に片付ける
  • 席を離れるときは、椅子をきちんと戻す
  • オヤツのバナナの皮は、みんなの分を一カ所にまとめる
  • お茶などこぼしたら、自分でぞうきん(机用・床用の2種類がある)を持ってきて拭く
  • オヤツが用意されたら、片付けられるまでに食べる人は自分で用意して食べる
  • オヤツの準備前に、必ず手を洗う
  • 読み聞かせ・童歌が始まったら、おしごとのキリがいい子は椅子を持って行って参加する
などなど、こうしてまとめると当たり前のことばかりです。
しかしこうしたことを守りながら自由なので、教室はとても静かで子供たちは粛々とおしごとを進めている環境なのです。

当然、子供たちは最初からこれらのルールを全て守れる訳ではありません。

次のことに慌てれば、椅子を戻すのを忘れて行こうとする。
おしごと道具に目移りしているうちに、片付けを忘れてしまう。
棚で立ったまま、おしごとを始めてしまう。
お茶をこぼしてしまって、立ち尽くす。
ぐずって床で駄々をこねている。(慣れてきた子のお母さんは外出するように言われるのですが、そうするとこうなる子が多い)

こんな時も先生たちは声を荒らげることなく、静かに諭しています。
ルール・マナーを守らせるために言うことを聞かせるのではなく、対等な一人の人間として会話をしています。

う~ん、反省。
家ではつい、こちらの予想していないこと、やって欲しくないことをされると、「やめて!」と強い口調で禁止令がつい出てしまったりします。
分かっているけど、とっさには難しい。
強い口調で禁止令を伝えても、娘はムッとして、時には涙を浮かべて(強すぎると泣いて)、時には怒って反抗的になり、良いことは一つもありません。

子供と対話すること、どうしてして欲しくないのか気持ちを伝えること、親の関わり方としても参考になります。

月1回の園長先生からの子育てポイントのお話では、強い口調でしかられると、子供は思考停止して謝るだけになると言います。
確かに謝ることも大切ですが、謝らせることが目的ではありません。
そうすると、しかられないように失敗を隠す子になっていくというのです。
なるほど・・・

失敗したときに、どう対処したら良いのかを自分で考えて行動出来る子にすること。
そうすれば、これから社会に出ても柔軟性がありチャレンジ精神のある人になりそうですね!

そのためにきつくしかるのではなく、失敗した後にどうしたらよいのか、大人との対話が必要なのです。

お茶をこぼしたら「何でこぼしたの!」ではなく、「こぼしたら、雑巾で拭こうね」となるわけですね。
失敗を責めても始まりません。
そもそも、失敗という概念は長い人生の視点からは無いわけで、そこには必ずあるのです。

しかし色々と今までの教育の場で洗脳されてきた私たちは、「失敗してはいけない、間違ってはいけない」という恐れを植え付けられていて、それを子供に投影しがちだと感じます。

うまくいかない結果・思い通りにならないことから、子供たちはちゃんと自分たちで学び取っていきます。
それを信頼して、その結果を踏まえてどう行動していけるのかを、一緒に考える姿勢。

これこそ、人生を自分で切り拓く力、そのものだと感じます。

体験談は、続きます。

関連記事

  1. 刻が動き出す~過去から解放され今を生きるために…(3)

  2. 3歳の娘は大天使とも仲良し

  3. 子どもの手の常在菌で美味しい味噌作り

  4. 子どもの「考えたい時間」を僕は作れるだろうか?

  5. アサーティブネスになれるだろうか、傷つくって、自作自演なの…?

  6. 仲良きことは美しきかな―ジキル博士とハイド氏

  7. 【動画】子どもの問題から分かったBMM(生体模倣)・家庭環境によって脳…

  8. パパ・プレパパがぶっちゃけ触れあう機会

過去記事一覧