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エンジェルセラピスト
出産のあらすじは、
「お産はスリリング!(1)最高のお産」
前回の記事は、
「お産はスリリング!(2)出産日はいつ？」
「お産はスリリング!(3)出産日が遅れる？」
妊娠10ヶ月目(36～39週)2013年4月7日～2013年5月4日の体験記です。
出産予定日は５月５日（40週0日）。
41歳初産婦・高齢ハイリスク出産となる私、それまで大きなトラブルなく助産院での出産に向けて、臨月の日々を大切に過ごしていたとき、樹に呼ばれたと感じたウォーキングのお話です。
安産のためには、「臨月、特に37週を過ぎたら良く動きましょう」と言われます。
推奨されるのは、ウォーキング、掃除（窓ふきや床の雑巾がけ）などよく聞きますね。
私は体力作りのために、妊娠５ヶ月に入ってからはウォーキングを心がけていました。
多摩市は公園や緑も多く、散歩には最適。
臨月の頃は４月
花や新緑など春の気候も嬉しくて、この言葉通りに１日２～３時間のウォーキングをしていました。
（しかし安産のためということが、人によって違うことを後で思い知らされるのですが…）
多摩市や丘陵地帯で、山坂や階段の多い街です。
体重が10kg近く増えた身体でせっせと歩くのは、かなりいい運動に。
こうして妊婦は何ヶ月もかけて、赤ちゃんが生まれて抱っこしたりするのに必要な体力や筋力を、鍛えているのかもしれませんね。
さて、妊娠３９週に入って直ぐ４月２９日のこと。
「（多摩市立）一本杉公園に行きたい
」
急に思い立ちました。
理由は分からないのですが、もういてもたってもいられなくなりました。
うちの近所には、徒歩５分のところに都立桜ヶ丘公園（旧聖蹟記念館）という大きな森の公園があり、日々のウォーキングルートでした。
しかし、多摩市立一本杉公園は自宅から少し離れており、車で１５分程度の場所で普段はなかなか行かない公園でした。野球場（江夏豊投手が引退セレモニーをした球場）や古民家があり、また夏は子供が水遊び出来る公園として有名です。
面倒臭がる潤治を誘って、車で行ってみました
そして、行ってみて理由が分かりました。
何年も前に母とよこやまの道散策で来たとき以来。
その時にみた、多摩市の天然記念物 樹齢は不明だけれど数百年と推定される立派なスタジイ。
この樹に呼ばれたんだと、対面して分かりました。
その大樹は、四方に大きな枝を伸ばして、こんもり綺麗な形のマッシュルームカット？！
多摩丘陵がニュータウン開発される以前に農村と雑木林だったころの、面影を残しています。
まるで、となりのトトロの世界観です。
樹の（氣の？）癒やし効果は絶大ですね。
数百年そこで見守る、大地のパワー。
動じない安定感。
安産に必要なエッセンスを教えて貰いました。
とても清々しい気持ちで帰路につき、その後市内の天然記念物の樹、ご神木巡りが始まるのでした。
導かれるように、散策ルートであちこち大樹を訪ねていた理由は、後で気付いたのですが次回紹介しますね。
「お産はスリリング!(5)大樹の癒し・後編☆妊娠10ヶ月(39週)」へ続く
