天使の導きが強くても時には不安もあるもの
AQUA MIXTの水本寛子です。
私の妊娠3ヶ月目(8~11週) 2012年9月23日~10月20日のお話、
[つわりピーク時の産婦人科通院(1)☆妊娠3ヶ月目(8~11週)]
の続きです。
怒濤のスケジュールを終えてホッとしたのでしょうか。
「つわり」のつらさとライブの疲労で寝込み気味、AQUA MIXTのセッションやワークショップ開催も必要最低限に留めて過ごしていました。
体調が思わしくないと、気持ちもネガティブになりやすいものです。
でも、天使たちにはいつも「大丈夫」と言われていました。
しかし初期流産の確率の高さや高齢に伴うリスクの増加など知れば知るほど、このお腹の赤ちゃんはどうなんだろうかという気持ちもありました。
身近にも流産・死産の経験者はいました。さらに高齢の私…人ごとではありませんでした。
今思えばこれも、母になるための心の準備なのかもしれませんね。
お陰さまで今は、それらの不安を乗り越えた先の、穏やかな心で過ごしています。
今回は、任意の「出生前検査(クアトロテスト・羊水検査)」を受けるかどうか、もやもやしていた時のお話です。
妊娠6週・2ヶ月目 「府中の森 土屋産婦人科」初診の際に、さらりと先生に言われた言葉。
「羊水検査などの出生前検査は、
こちらからはお勧めしませんので、
自分で受けると決めたら教えて下さい。」
(詳細は:お産は甘くない?ハイリスク出産☆妊娠2ヶ月目(6週)胎芽心拍確認)
出生前検査で有名なのは、クアトロテストと羊水検査。
特に検査で分かることの1つ「ダウン症」は、去年話題になってご存じの方も多いのでは。
石田純一さん・東尾理子さんご夫妻のお子さんの出生前検査結果から「ダウン症の疑いがある」という報道でした。
(参考:東尾理子さんのブログ記事より)
ここで東尾理子さんが受けられた検査は、クアトロテスト。
あくまでも障害の可能性としての、確率が分かるだけの検査(血液検査)です。
「クアトロテスト」とは、赤ちゃんがクアトロテストの対象疾患に罹患している確率を算出するスクリーニング検査です。
赤ちゃんが対象疾患であることを診断する確定診断ではありません。
そのため、クアトロテストの目的は、羊水検査や精度の高い画像診断の必要性についての判断材料とすることになります。
クアトロテストは、妊婦さんの年齢のみに依存しない妊婦さん一人ひとりの確率を算出します。
対象となる赤ちゃんの疾患は、ダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミー、開放性神経管奇形です。これら3つの疾患は、赤ちゃんの生まれつきの病気のごく一部です。
※各疾患の詳細説明はこちら
(参考 ラボ・コープジャパン クアトロテストとは)
そしてダウン症であるかどうか確実に調べるには、リスクも多いと言われる羊水検査をすることになります。
羊水検査は、妊婦さんのお腹から採った羊水を用いて行う検査であり、リスクとしては健康な赤ちゃんでもその検査の副作用として1/200〜1/300の確率で流産をする可能性、また稀に子宮内感染をする可能性も指摘されています。
(※参考 ラボ・コープジャパン 羊水検査についての正しい知識は、こちらから同意をしてお読み下さい。)
病院によっては、高齢出産の人には任意で受けることを勧めることも多いそうです。
ただし倫理面では、問題も多く挙げられています。
遺伝的な障害・疾患があると分かった場合に、両親はそのお腹の赤ちゃんをどうするのか
遺伝カウンセリング外来の必要性もあり、検査した結果をどう受け止めるか心理的なケアも必要です。
土屋先生は私の年齢から「超高齢出産」と表現されていますが、高齢だからといってこの検査を勧めることはありませんでした。
そして、検討を促すための詳細な説明もありませんでした。
しかし世間では、「高齢出産=ダウン症児の確率が高くなる」 という認識があります。
日本では新生児約700~800人に1人の割合で、「ダウン症」が見られます。
そもそも「ダウン症」は、様々な染色体異常の病気の中でも一番多いものの一つです。
そのため、高齢出産のリスクとして大きく取り上げられるのです。
また、母親の年齢が高ければ高いほど、その発生頻度も高まります。
「ダウン症児」の出生率を見てみると…
20歳で1667分の1、30歳で952分の1、35歳で378分の1、
40歳で106分の1、45歳で
30分の1となっています。
一方、「ダウン症」以外で何らかの染色体異常を持った赤ちゃんが生まれる確率は、20歳では526分の1、30歳では385分
の1、35歳では192分の1、40歳では66分の1、45歳では21分の1になります。
(参考サイト:「妊娠とダウン症」~ダウン症と歩こう)
自分で調べているうちにこんな確率を見たら、アラフォー出産、どんどん自信がなくなります。
しかも「つわり」で今まで感じたことのない体調不良も加わり、不安定な気持ちは加速します…
ネットでも、「羊水検査を受けるかどうか」の口コミはたくさん検索に引っかかりました。
また、「羊水検査で陽性(ダウン症の疾患あり)が出て悩んでいます」という書き込みも見受けられました。
ネットの口コミ情報は、不安な妊婦さんたちの感情があちこちでやりとりされていました。
そして一方で「お母さんの心配し過ぎは、逆にお腹の赤ちゃんに良くないですよ」という真っ当な書き込みもありましたね。
自分が受けるかどうかの判断にしようとネット検索をしていたはずが、「読まない方がイイって分かっちゃいるけどつい読んでしまう」みたいな怖いもの見たさ状態で。
いろんな人の不安な感情・リスクに対する怖れに、いつのまにか私もドップリ浸かってしまいました
妊娠3ヶ月、4ヶ月でも胎児の心音が確認出来なくなった…なんて体験談を読んだら、私の心臓も止まりそうでした
そんな時にいつも、私の守護天使や大天使ラファエルは、優しく教えてくれました。
「生まれてくる赤ちゃんと、どんな生活をしたいと祈っているの?」(守護天使)
「赤ちゃんの、自分で育つ力を信頼しなさい」(大天使ラフェエル)
分かっていたけど不安の感情をたくさん拾ってしまった私は、他の人の体験談ではなく自分自身とお腹の赤ちゃんに向き合う必要がありました。
外からの情報は、自分が身体と赤ちゃんと向き合った結果、必要と感じられる情報だけ選択すれば良かったのです。
(しかも必要な情報はちゃ~んと引寄せられます)
しかもパソコンやスマホの液晶を見ると妊娠中は特に目が疲れやすいのですが、それでつわりが悪化しました。
マタニティ雑誌も見るのを一切やめ、妊娠週数別にプレママ(妊婦さん)たちが悩みの意見交換をする掲示板なども検索しないようにしました。
液晶の光をみているだけでも気分が悪くて、3ヶ月後半は液晶もまともに見れない日が続きました。
これも、「余計な情報を入れるな」ってサインだったのでしょうね…
結果、妊娠3ヶ月目後半はTwitterやFacebookも全然発信出来ずにいましたね。
私「赤ちゃんが健康的に生まれてくるために、私は何をしたら良いの?」
大天使ラファエル
「心身穏やかに、安心して過ごすことだけ。今気をつけているライフスタイルで充分、大丈夫。」
不安になったら直ぐに、大天使ラファエルを呼んで落ち着くことにしました。
とにかく「つわり」で体調が悪くて、寝込みがちだった3ヶ月目。
大天使ラファエルの癒やしのオーラで包んでもらいながら、潜在意識を浄化するために「ホ・オポノポノ」の4つの言葉を唱えて落ち着きます。
そして、お腹の赤ちゃんに語りかけることに専念しました。
生まれてくる赤ちゃんとどんな生活をしたいのか、心配ではなく、楽しい予感を赤ちゃんに伝えるように変えました。
そうして「ハイリスク出産」という言葉も私の中では特に反応しなくなるほど、充実した感覚になっていきました。
「クアトロテストも、羊水検査も、受けない」
と結論もスッキリでました。
結果が陽性(疾患有り)だったとしても、やはり産むという選択をするわけだし。
だったら、どんな子でも私たちを選んで来てくれた子を、ただ信頼して受入れるだけ。
4年間も私たち夫婦を待っていてくれた子だからね。
「早く生まれてきたいよ」って私たち夫婦に何年もメッセージを送ってくれていた魂のコミュニケーションを信頼した方が、ずっといいですよね。
(詳細:天からやってくる命(2)~あなたはスピリチュアルな存在に護られている)
「つわり」はまだまだ終わりませんが、ハイリスク出産への不安はひとまず落ち着きました。
次回妊娠10週の健診に続きます。
(続きはこちら[つわりピーク時の産婦人科通院(2)☆妊娠3ヶ月目(8~11週)])