自責を手放すために心がける習慣

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自分を責めるという行為にあるデメリット

自尊心の低下を招く

自分を責めると、自分自身に対する自信が低下します。
自尊心は傷つきます。そして、自分自身に対して否定的な思考が増え、自分を卑下してしまうことで、余計な心理的な負荷がかかります。

ストレスの増加

自分を責めると、ストレスが増加することがあります。被害者意識からの妄想も増えます。
自分を責めることで、自分自身に対するプレッシャーや不安感が増し、それが身体的・精神的なストレスとして現れることもあります。

解決策の見落とす

自分を責めることで、問題解決に必要な情報やアイデアを見落としてしまうことがあります。視野が狭まります。自分自身に対する否定的な感情に心が占有され、目の前の問題に集中できなくなります。
その結果、冷静な判断や落ち着いた対応、創造的なアイデアを出すことができなくなってしまいます。

モチベーションの低下

自分を責めることで、自分自身に対するモチベーションが低下することがあります。
自分自身に対して過度に厳しいと、やる気を失い、成果を出せなくなってしまうことがあります。やっぱり無理だ、やっぱり無駄だ…と学習性無力感を味わいやすくなります。

対人関係の悪化

自分を責めて、虐げていると、周囲の人に対しても厳しくなる傾向があります。
人間関係が悪化することにつながります。意識せずに、自分自身に対するストレスや不安感を、周囲の人に向けて発散してしまうことがしばしばあります。排他的にもなりがちです。

「なんで?」よりも「どうしたら?」と自分へ働きかけてみる

自分に対して、どちらの働きかけが多いですか?

「なんで?」と「どうしたら?」

その時の言い方や内容でも変わってくると思いますが、「なんで?○○しちゃったのだろう?」と自分に問いかける時、次のような感情や心理的な反応が生じる可能性があります。

自己評価の低下、つまり、自分の行動や選択を自分が疑ってしまうわけです。自分で自分に否定的な評価を与えるわけです。

また、自己防衛の反応が引き起こされる可能性があります。世界がわたしを攻撃しているとでもいうように…。自分で自分を責めてしまっているので、他者からの言葉に反応的になり、防衛からの攻撃をしかけてしまうわけです。

そんな自分に嫌悪感を味わうこともあります。
氣をつけたいのが、過去に感じた嫌悪感も呼び覚ましてしまうことです。

なんとか、自分を正当化しようと理由づけをしていくと、理由のない情熱や衝動を否定する傾向が生まれます。それが、「なんとなく感じる」「わくわくする」などの理由のない予感を受け取りづらくします。

ですので、「どうしたら?今度は○○できるだろう?」という自分への働きかけをしてみると変容していきます。

自分自身に「どうしたら?」と積極的に解決策やアイデアを求めてみると、自分自身に対してポジティブな自己評価を持つ傾向が強くなります。自分ならできる、と思おうとします。

そして、やってしまった過去の行動や選択に対してよりも、新たな視点や切り替えの機会を大切にするようになります。改善や成長のために思考が動き出します。結果的にそれが自己成長の機会となるわけです。

「どうしたら?」と自分に問うことで自己成長や学習への意識を高めることができます。それは、自分自身の能力や可能性に対する意識を向上させることにもつながります。

質問は探求、詰問は責問

自分への働きかけを変えてみる

自分が喜ぶきっかけや、自分を大切にする日常的な「自分への働きかけ」を持っていますか?

  • 自分への優しい言葉かけ
  • 美味しく身体に優しい食べもの
  • ご機嫌になる洋服を着る
  • 大切な人の写真を眺める(味わう)
  • お気に入りの音楽を聴く
  • ゲームに没頭する
  • 身体が喜ぶマッサージを受ける
  • 好きな空間に身を置く
  • 海や山、自然で時間を過ごす
  • 自分だけの秘密の時間

いかがでしょう?

自分が大切にされていると感じる「自分への働きかけ」がどんなものであるかを知っているととても便利です。

氣分を害した時、落ち込んだ時、機嫌が悪くなった時…
自分を大切にしようとするならば、その「自分への働きかけ」をしてみます。

そのきっかけに「直感」が働きかけ、その瞬間の判断をサポートしてくれればいいのですが、直感を鈍らせるものも日常に溢れています。

まずは、「なんで?」よりも「どうしたら?」と問いかける姿勢を意識してみましょう。

 

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