自宅でセラピールームをして16年。娘との関わりも「折に触れて」、お互いの疑問を共有することになります。
性を意識して、お互いの境界線を感じてみよう
娘の小葉は10歳になり、女性を意識する機会が増えました。
男性と女性、性差を感じざるを得ません。
巷では、LGBT法案が通って危惧する面も大いにあります。
日常化してしまったマスクもそうでしたが、トラウマとして残るのは子どものほうが大きいです。
本音と建て前という感覚、面従腹背の感覚は大人がそういった真正面からの衝撃を緩和させるものであり、そういったものがない子どもは衝撃をもろに喰らってしまいます。そのトラウマは多くの不安を生みだすでしょう。
メディアが仕掛ける「性」は、支配的な「オス(雄)」側のものが多いように思います。共に生きていくパートナーとの出逢いに、相手を対等な存在をせず、自分勝手な性行為の対象にする可能性を多く含みます。
実際とはかけ離れたものが多いです。
性について以前、書いた記事では、
彼女が4,5歳の頃、女性の身体を求める男性のなぜ?に答えました。
娘も「自分の身体は宝もの」であるという認識を持ったようです。
お互いがの性を意識してみると、その境界線から、再び交わる奇跡を感じられます。
違っていい…じゃあない わたしとあなたは違う
今、10歳になった彼女にとって、父親との愛情表現に変化があります。
昔はすぐにハグしてきたのに、ハグをしなくなりました。キスも飽きるまでしていたのに、しなくなりました。身体のつくりや感覚が違うものどうしであることを親子で感じるようになりました。
タイミングが来たのだ…と思って娘に
「お風呂はさ、別々に入るようにしようか?
自分のペースでお互い、入りたい時に入るというのはどう?」
と提案したら、すぐさま、別々に入るようになりました。
シャンプーをして、コンディショナーをしてあげるのが至福だったのに…。
そして、我が家で大好きな「ハグ」ですが、これも提案してみました。
「パパがさ、ハグを求めてきてね、あなたの氣分がのらない時は
『今、氣分じゃないなぁ〜。』って言ってもらえる?」
そして、すぐに『今はちょっと…』と背中を向けられました(泣)。
こうして、9歳あたりから、働きかけと提案が増えました。
ひとつひとつ、確認しながら、性についてはすりあわせと寄り添いを意識することで、彼女の自尊心や自己肯定感のサポートになればと思っています。
お互いの「してあげたい・欲しい」愛情表現は変わっていく
いつまでも「可愛がる」ことが愛情表現ではないことを天使からのメッセージで受け取ります。
「娘さんを可愛がりたいのは、あなたからの愛情表現であり、娘さんが欲しい愛情表現とズレが生じています。提案や働きかけを増やして、彼女が判断する・選択する機会を作ってあげましょう。」
とのこと…(゚◇゚)ガーン。
そして、天使はメッセージをくれます。
「エンジェルオブアバンダンスオラクルカード」
ドリーン・バーチュー著
「性について、どのような時も彼女の絶対的な味方でいましょう。絶対的な味方が後で支えてくれると彼女が思えることで、今後やってくる不安や心配が単なる『乗り越えるべき楽しい機会』になるでしょう。」
これからやってくるだろう、いろいろな不安も、「人間界で感情の波乗りをする」という『人間プログラム』のひとつとして、軽やかに進んでいくだろうと、お風呂場から聞こえる娘の歌声に思う、毎夜なのでした。