女性と男性で愛情表現は違う
お話会「男と女のパートナーシップ」では、男性と女性の愛情表現が、いかに違うかに驚かされます。同じ言葉や表現でも、ここまですれ違うか…というところです。
このブログでシェアすることで、しなくてもいい誤解や徒労が癒されることを祈ります。
男性は成果や自分が相手の役に立ったという結果への評価で愛を感じます。
女性は感情を分かち合っている時に、茶化されたり、ふざけられると怒ります。男性側の「君といると安心なんだ!」という非言語のメッセージはすれ違うでしょう。
「ちょっと、真面目に聞いてよ!」などという女性の言葉は、「あなたは真面目に聞かない人ね!」と否定された氣分になって、男性は急に不機嫌になるでしょう。
感情を言語化するのが苦手な男性に、わたしはあなたのことをこのように思っていると伝えるのは、男性にとってはしんどいことでしょう。LINEなどなら、既読スルーになる可能性が高いです。
ほんの些細なすれ違いが、理解し合うツールが無い場合、大きな溝になっていきます。
その人の愛情の獲得方法を知る
幼少期に人は、自分の存在や価値を認めるために周りに働きかけます。
人の成長には、身体のために栄養物が必要であるように、健全な精神の発達のために、心の栄養物が必要なわけです。
その人がどのように、心の栄養を摂ろうとしたのか?
それを知るところから、その人の愛情の獲得方法が見えてきます。
愛情を獲得するためにどのような働きかけをしたのでしょうか?
人によっては、自分の存在を無視されるくらいなら、否定的な働きかけのほうが良いと思うことも多々あります。これが虐待や心理的な脅迫などにつながります。
ちょっとした相手の言動に透けて見える「愛情の獲得方法」を理解してみましょう。
モラルハラスメント(モラハラと略されることも)とは
モラルハラスメント(モラハラと略されることも)とは、倫理や道徳に反する精神的な暴力や、言葉や態度による嫌がらせのことです。
- 加害者側の加害者意識が低いことが多い
- 被害者以外、問題(心的・身体的)に氣付きにくい
- 人格否定などにより精神的に苦痛を与えることが多い
などの傾向があります。
どうして、モラルハラスメントをしてしまうのでしょうか?
モラハラをする人間にとって、それは正当な理由があります。
- 裏切られた
- バカにされた
- 軽んじられた
- 虐げられた
といった正当な理由によって、相手への正当な権利を手に入れます。
モラルハラスメントは、特別なことではありません。
その人の幼少期からの「愛情の獲得方法」で歪んだ愛し方が発生することを胸に留めておきましょう。
ですから、相手の言葉から、本当に訴えている言葉を知るには、「翻訳機能」が必要です。
ほんの些細な、言葉と本意のズレが、大きな隔たり、時にモラハラになってしまうのです。
お話会に参加された皆さんのご感想
このお話会では、主にどのようなことを得られましたか?
印象的だったことは何ですか?
この内容を今後、どのように活かせそうですか?
(はるいろさま 女性)
全体的なご感想
笑い声の絶えないお話会で楽しかったです。いろいろな方のお話をうかがうことで深い学びがあり、自分のパターンにも氣づけました。また次回もぜひ参加したいです。
(はるいろさま 女性)
モラハラ夫と物理的に離れて子獅子を谷に落とす親獅子のような気持ちだった。スクラップは手伝えてよかった。モラハラ夫と物理的に離れても怒りを持ち続けている知り合い2人とも原因不明の体の痛みに悩んでいる。心と体の繋がりを感じる。
(孝枝さま 50代 女性)
相手の言葉を翻訳するとトラブル回避につながる
上記のような「昔はモテた」とあなたにアピールする男性の本意は、
「ちゃんと僕を大切にしてくれている?大切に想ってくれている?」です。
この一言を男性が女性に言うことはあまりありません。
自信がない男と思われるのも嫌なものです。
では、どうするか?
どうすれば、女性が自分をもっと認めて愛してくれるのか?
自分の価値を遠回りして伝えることが多いです。
つまりは、「勲章の数」です。
この勲章がいろいろなものに化けますが、共通するものがあります。
その価値はとっくに値崩れしていようとも、言わずにはいられないのが男性心理です。