こんばんは、寛子です
明日の満月に備えて、玄米甘酒プチ断食の準備をしました
マクロビオティックの岡部賢二先生の本によると、月2回 新月と満月の夜に玄米甘酒プチ断食をするだけで、1年で8日間の断食効果があるそうです。
断食道場に行かなくても、空腹にもならず手軽にできますね!
(以前の紹介記事)
月の星座はしし座、そのムーンパワーは視覚・聴覚などの感覚器官にシンクロし、血圧が高くなることがあるのでリラックスを心がけましょう。
グリナード永山にある自然食品の店「ボンラスパイユ」でまとめ買いをしている、マルクラの玄米こうじです。
そして、時間がない時はマルクラの玄米甘酒を飲むことも、たまーにあります。
お手製の味には当然敵わないのですが・・・既製品にしては、美味しいですヨ。
玄米甘酒の作り方を紹介しますね。
玄米粥をつくり、そこに玄米こうじを混ぜて55℃で保温します。
写真は、玄米粥に玄米こうじを混ぜて温度計をみながら調整中。
55℃前後の温度を保つことによって、麹が発酵して自然の甘みとなります。砂糖と違い、膵臓にも負担をかけない身体に優しい甘さです。
江戸時代は、冷やして飲んで夏バテ防止栄養ドリンクだったとか。
我が家は、保温鍋シャトルシェフ(サーモス社製)を愛用しています。
この季節は、鍋をコタツに入れっぱなし、という方法もあるようですね。けれども、50℃以下のぬるい温度で発酵させると、麹の働きが落ちて乳酸菌が増え、酸っぱくなるのです。
保温鍋がない方には、岡部先生のレシピにある炊飯ジャーを利用した方法を紹介しますね。
ジャーの保温温度は80℃くらいなので、そのままでは麹菌が死んでしまう。ジャーの内釜の底に水を張り、薄い皿を一枚敷いた上に内鍋を置き、この中に仕込むとよい。
内鍋の上にふきんかラップをかずせ、箸をはさんでふたで密封しないようにすき間を開けておく。ジャーの底の水の温度が75~80℃くらいで、内鍋の甘酒の温度が60~65℃が適温。
(月のリズムでダイエット 岡部賢二著 より)
うちでは結婚祝いにいただいたシャトルシェフを愛用していましたが、わざわざ保温鍋を買わなくても、炊飯ジャーで工夫して出来るのですね。
麹菌が時間と共に発酵していく様子を観察しながら、温度調節をする。
毎月2回、台所で理科の実験をしているみたいです。そして、自然の微生物の働きに感謝するのです。
人間の体内でも、様々な微生物が活躍してくれています。
また他にも、人間の呼吸をつかさどるミトコンドリアは独自のDNAを持っていて、それだけでバクテリアのような、別の生き物のようなものとも言えるんですって。進化の途中で、身体に取りこまれたバクテリアなのかしら?! (参考文献 100匹目の猿を初めて紹介した「生命潮流」)
様々な生命体の共生関係から、私という個体の生命が紡がれている。
少しずつ発酵し、すぐにエネルギーチャージ出来るグリコーゲンに変化する様子をみているのが、かつての科学少女にとってはワクワクの行事なのです。
玄米甘酒は「飲む点滴」と言われるほど、栄養満点ですぐに体内でエネルギーとして活かされます。
200ccで、1食に必要な栄養素を含んでいます。
しかも、玄米は完全食といわれるビタミン・ミネラルが完全な状態で含まれています。
消化に胃腸の負担がなく、必要な栄養素がすぐに吸収、活用される形なのです。
玄米甘酒を飲めば、空腹感なく胃腸がすっきり、吸収がピークの満月と、解毒がピークの新月にプチ断食をするのが、効果大なのですね。
さてさて、明日のワークショップでは、おやつにお出しする予定です。
美味しく発酵しますように…
手作り玄米甘酒を飲みたい方へ
新月の祈り~魂を輝かせ引き寄せ体質に~
・2010年2月14日(土) 13時~17時 聖ヶ丘 (玄米甘酒つき)
“引き寄せ”という言葉や実践方法などはあります。スキル的なものよりも、その土台となる自己受容から生まれる人生への信頼などをテーマとして扱います。