こんばんは、潤治です
夏至に向けて、どこまで日の入りが遅くなるのかが楽しみです。
夕方のお散歩が日照時間が長いおかげで楽しいです。
先日の満月は曇りで見ることができませんでしたが、その後の欠けていく月を観ることはできます。
今夜は22時36分に月の出です。
月が出てくるときの光景はとても神秘的です。赤い月が登ってくるのを観れることに幸せを感じます。
雲に隠れてしまったり、そうかと思うと煌々と照らしてくれていたり…、かくれんぼをしながら、会話をしているような気持ちになります。
月を愛でる、星を感じる、夜空からのメッセージを感じる…、そして、自分を感じる。
無条件に照らされ、輝きを与えられている、自分たちの幸せを感じます。
そんなことを感じながら、新月に祈りを捧げるワークショップを8月20日に開催することになりました。
詳細は後日に掲載いたします。
先日の記事、「桜ヶ丘公園~ゆうひの丘~」の夕暮れ時をご紹介します。
ジブリアニメの「耳をすませば」を思い起こすような光景にすこしの間、うっとりしてしまう…、そんな場所が桜ヶ丘公園にはあります。
我が家からは軽いウォーキング程度の距離です。
高台にさらに登っていくと「ゆうひの丘」はあります。静かであまり人も来ないようです。観光スポット…ではないし。
でもその景色は、自分が何か大きなものに守られているような安心感を覚えます。
見わたす限り、人が存在して、生きている。
その存在、自分以外のものすべてに囲まれて生きていることを感じます。手に持っているペットボトルにも数多くの人の思いや願いが込められている…。その水を飲んでいる自分も同じように、人に影響を与えている…。
鳥たちが一斉に巣に戻り始め、当番制の日直役の鳥は鳴きながら飛び回り、皆に巣に戻るようにうながす…。
すこし経つとコウモリがハタハタと飛び回り始め、気がつくと鳥たちの声は聞こえません。
その見事な交代劇に感動してしまいます。時計でも持っているのか…?
昼間の鳥たちから、夜のコウモリたちへ…。
コンビニの日勤から夜勤への交代シーンを思い浮かべて、ひとりでクスクスを笑っています。きっちりと時間どおりにタイムカードを押すなぁ~みたいな。時間かっきりッ。
夜勤のコウモリさんたちがハタハタと飛び回りはじめるともう、日が落ちて、夜の闇が覆いだします。
昼間のすこし緊張気味だった身体も心も、高ぶった神経も闇が優しく包んでくれます。
自分の中に戻りましょう…と。
遠くに見える街に、点々と灯りが広がり始め、夜の街の息吹が聞こえ出します。車が光で線を描き、川のように光が流れ出します。
きっと夜の街から時間の始まる人たちもいるのでしょう。ネオンの光を見て、夜まで働いてくれる人たちに感謝しながら、そろそろ、ゆうひの丘を後にします。
夜空に感謝し、夜空に守られている自分を感じ、夜空でもつながっている、離れている人たちを思う…。
声は聞こえなくても、姿は見えなくても、つながっていることを感じる。
僕はひとりじゃない…。
人間は所詮、ひとりだ…、なんて、寂しがり屋の言い訳さッ。
ゆうひの丘…は僕に多くのことを教えてくれるのでした。