「食」が放射能から私たちを守る~マクロビオティック編

ハッピーライフ寛子のコトノハ

IMG_0586.JPGおはようございます。
菜食研究家・ローフードマイスター AQUA MIXTの寛子です。
東日本大震災の原発事故から、放射能に詳しくなった人もいれば、見えない汚染だけに怖れを見る方もいるかもしれません。
私自身はこの件についてちょこちょこつぶやいておりますが、風評被害の多い福島産・茨城産の農産物も積極的に食べたいと思っています。
私たちは放射能・放射性物質以外にも、食品添加物、農薬、化学物質、電磁波、合成洗剤、薬品、タバコ、お酒、カフェイン etc…
多くの様々な汚染物質・毒性のあるものに囲まれて生きています。
それらの全てが「健康にはただちに影響しないレベルと言われているものです。
けれども長期的に見て、身体やDNAを傷つけ、癌のリスクなどが高くなることは明らかです。
私たちの身は、自分たちで守るしかありません。info-l-img-nihon.jpg
自分を守る一番の方法が、「食」なのです。
今回の原発事故後に緊急発売された、マクロビオティックの陰陽の視点からの参考図書で、
「放射性物質デトックス食品リスト39」 なども掲載されているものを紹介します。


うちでも愛読しているベジタリアン雑誌「Veggy STEADY GO ! 」の増刊号です。
発売から大反響であっというまに売り切れてしまった本ですが、マクロビオティックを知っている人には基本の内容です。
現在はデジタル版が500円で購入出来ます。⇒ 「日本食があなたを救う<デジタル>」(キラジェンヌ)

発売されてからAQUA MIXTも入荷しようかと考えたのですが、うちにはマクロビオティックの本もあるし基本も知っているし、実践もしているし…
これから学ぼうという方のために購入しませんでした。
購入せずに紹介するってどう?ともこの本って便乗商法?とも最初は思いましたが、手軽な値段でマクロビオティックの基本が分かる本、そしてこんな時こそ食の在り方を見なおす機会として良いと思っています。
基本的な考え方は、放射能・放射性物質は「陰性」なので、「陽性」の食べ物でデトックスをする。
陰陽のバランスを取る食事について中心に紹介されています。(目次はこの記事の最後に紹介)
IMG_2138.jpg例えば潤治のデトックスランチレッスンでも定番の「重ね煮」も、マクロビオティックの基本です。
一昨日は潤治に代わって、私が重ね煮で作った卯の花るんるん
そして私たち夫婦の体感では、マクロビオティックよりもローフードの方が、身体のデトックスがしやすいと感じています。
天使からも「よりローフードを摂る機会を増やしなさい」と言われます。
私たちは5,6年前にベジタリアンになり、マクロビオティックの考え方で玄米菜食を始めました。
もっと身体を良くする食は?という模索の中でナチュラルハイジーン健康理論に出合い、ローフードのデトックス力に感動して、ローフードマイスター認定校を開校するに至ったのです。
その詳細は次回 『「食」が放射能から私たちを守る~ローフード編』 で書きますね。
基本的な考え方は「酵素食(生食=Raw Food)で代謝機能アップ」、「身体のpH値のバランスを取り免疫力アップ」
原発事故より放射性物質、放射能について騒がれていますが、放射能汚染は日常に溢れています。
このレベルで騒ぐのならば、病院での放射線治療やレントゲン・CTスキャンは拒絶した方が良いくらい格段に被曝量が多く、健康への害も懸念されます。
私は大学時代に生物物理学を専攻し、研究室では放射線とDNA,RNAを使った実験をしていました。そして東大の物性研究所、筑波の高エネルギー研究所などに通っていました。
ガイガーカウンターを身につけることが義務付けられていましたし、残留放射能の値が高いと研究施設から出てトイレに行くことすら出来ない(数値が下がるまで待つ)なんて場面もありました。
放射線を扱った研究をしていた身から見て原発事故からの一連の騒ぎは、
「見えない、分からないから怖い」という人の反応でしかなく、きちんと科学的知識を持って、そしてそれらの汚染に耐えうる良い食べ物で身体を構成していれば、何ら怖れることはないレベルなのです。
体調管理をちゃんとしていなければ風邪を引きやすいのと同じように、風邪を引きにくい身体を作っておけば良いのです。
放射性物質が怖いといいながら、タバコを吸っている人にビックリしてしまいます。タバコの方が、放射性物質よりもずっとずっと危険なんですから。
人は危険性を正しく認識できず、安全に慣れてしまう生き物です。

原子力発電所が建設されてから事故が起きるまで多くの人が放射能の危険性を意識しなくなっていたように、人は危険性について慣れてしまう習性があるのです。
それは例えれば、クサーイ臭いをかぎ続けると鼻が慣れてしまう・バカになってしまうのと同じなのです。
今は原発事故が起きたばかりで、放射能・放射性物質の危険性という臭いが漂って来たばかりで大騒ぎ。
でも、そのうち他の汚染と同じように多くの人は慣れてしまうという可能性。
私にとっては、今の放射能汚染よりももっと怖いと思うものがたくさんあります。
例えば…
「加工食品の食品添加物」
国の安全基準がありますが、日本の添加物に対する基準は欧米諸国に比べてかなり緩いです。
国民をみんな生活習慣病にさせたいんでしょうかね…
「電磁波汚染」
携帯電話の子供の使用を禁止する国が、欧州を中心に多いです。
また、高圧電線の近くに迫る住宅地…電磁波が脳に与える影響は甚大ですよ。
これも数年単位で影響を及ぼします。
「経皮毒」
・・・
書いていたらきりが無いですね。
普段はあまり○○が危険だ、ということを声を大にして言いたくないのです。
不安で人を煽りたくないですから。
でも中学時代からこういう環境問題に興味を持っていたのですが、その集大成が今の食に対する情熱になったとも思います。
これらを100%排除することは出来ないですが、それらに耐えうる身体を食から作ることは可能です。
昨晩は、カナダのローフードシェフ JIMさんのお話を聴いてきました。
放射能に耐えうる身体作りについて、ローフードの観点からもお話をしていただきましたので、追って続編でシェアしますね。

■日本食があなたを救うの目次
日本人は実は放射性物質に強い食事をしていた!
日本中を揺るがしている放射性物質問題!日本食(味噌、しょうゆ、漬物)には体内に取り込まれた放射性物質を排出する効果が期待できる食材が数多くあるといわれています。今あらためて見直すべき日本食を通じてこのような不安が差し迫る事態に少しでもお役立てれば幸いです
04 今、知りたい!「放射性物質」に関する基礎知識
放射性物質とは何か
放射性物質の基本
放射線量の単位
「放射能」が発生するしくみ
各放射線の特徴とリスク
各放射線の遮断レベル
それぞれの透過能力
放射線の種類と透過能力
人体への透過度
06 もっと理解を深める! 私たちの身の回りの放射線
自然界にも存在する放射線
人間が作り出した放射線
08 誰もが気になる! 放射線による人体への影響
大量に浴びると生命の危機に
もっと怖い内部被ばく
遺伝にまで及ぶ可能性は?
子どもたちへのリスク
10 今話題の栄養素! 「ヨウ素」のマメ知識
海産物に多く含まれるヨウ素
ヨウ素摂取の仕組み
放射線ヨウ素の影響
12 見えない放射線からあなたを守る!
9カ条で放射線を徹底ガード
14 日本食の知識をもっと深めよう
日本食の底力を本で知る
16 日本食が放射性物質からあなたを守る
放射性物質に効く食事の知恵は日本の伝統食にあった。
18 食べ物と陰陽のしくみ
食べ物の陰陽早見表
陰陽の食べ物の特徴
調理法によって大きく変わる陰陽のバランス
20 あなたを守る食品リスト39
玄米
自然塩
みそ
漬物
梅干し
キムチ
ぬか漬け
納豆
テンペ
小豆
本くず粉
番茶
しょうゆ
海藻
昆布
わかめ
海苔
ひじき
寒天

いわし
さば
かつお
ぶり

根菜
大根
ごぼう
にんじん
山芋
れんこん
こんにゃく
カブ
葉野菜
キャベツ
レタス
白菜
小松菜
ほうれん草
セロリ
豆もやし
パセリ
かぼちゃ
コラム
●ストックしておくと便利! 昆布だしの作り方…36
●調理法で陰陽のバランスを整える 重ね煮のレシピ…50
●持続可能な地球のために これからは大地と水もデトックス…60

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