人を好きになれる幸せ

ハッピーライフ

こんばんは、AQUA MIXT 潤治です。
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以前、お世話になっている方の仕事を手伝っている時のこと…。
2日間、ボランティアとして単純作業を黙々としていました。
20代の男子たちも同じようにお手伝いに来ていたので、いろいろと話をしていました。
結婚指輪をしていなかったからなのか、「洗濯の難しさ」を長々と話したからか、
「AKB48の推しメン」発表会をしていたからなのか…、
ひとりの男の子に
「潤治さんは、結婚ってするつもりあるんですか?」
と訊かれました。
「もう、結婚はしないかな。何度も繰り返すものじゃないからね。」
と応えました。
…とそこからいろいろと事情を説明し、バツイチであること、今は結婚をしていること、
結婚はとても楽しいものだということ、パートナーシップは財産だということ、
を単純作業をしながら話しました。
それから、その子の「好きな人ができないんです」話に突入しました。
「潤治さん、好きな人ってどうしたらできるんでしょうか?」と彼。
「相手に踏み込んでみる勇気かな」と僕。


人を好きになると臆病になるよね…
と思いながら彼の話を聴いていました。
臆病な自分をあまり直視するのは、恥ずかしいものだったりします。
「出会いは結構あるんですよね。
このヒト、いいなぁと思うこともあるんですが、それ以上は進展しなくて…」と彼。
進展させるのは自分次第なのだけど、
実際、進展させようと行動を起こすのは怖いことだよね…

自分の中で創り上げた 「怖れの世界」 のほうが、
現実に起こることよりもひどいものだって、渦中にいる時は気づけないよな…

と感慨深く、彼の話を聴いていました。
好きになった人にフラれる
お付き合いしていた人・結婚していた人と別れ、他人になる
そして、各人との人生での接点が無くなり、出会う前より遠い存在になる

こともあるよなぁ…と
彼の話の影響で僕自身の過去を顧みるのでした。
それなら、
告白しなければ良かったのではないか?
お付き合いしたり、人生を共にしようなんて
思わなかったほうが良かったのでは?

と、フラれた直後、別れた後に思うことがよくありました。
今、こうして結婚をして、パートナーシップのありがたさを学んでいると、
その過去の痛みや口惜しさが化学変化を起こしたのか、
思い返すと優しい気持ちになるのです。
格好悪くても、情けなくても、罪のような気持ちを感じても、
やっぱり好きになって良かったと思えるからです。
誰かを好きになって、愛おしさに苦しくなって、胸が締め付けられる…
そんな心の動きを感じられたことに感謝するようになりました。
潤治 「好きなんて気持ちに根拠を探さずに、食事にでも誘ってごらんよ。」
 「断られるかもしれないじゃないですか?!」
潤治 「そうだよ、断られるかもしれないね。いいじゃない、それで。
   いいなぁと思ったら、行動を起こすことだよ。」

 「断られるの嫌だなぁ、確実な方法はないですか?」
残念ながら、確実な方法はない!と伝えました。
どうしても失敗と思ってしまうんでしょうね、断られることが。
その失敗があるから、OK をもらえた時の喜びは、
もう、身体中から喜びがほとばしるような気持ちになるんだよと彼に伝えました。
人を好きになる喜び…、それはうまくいくことだけじゃありませんが、
人を好きになって、その気持ちを分かち合えた時は至福だと思います。
そして、それを失うことも。
誰かを好きになれた…
そのこと自体、素晴らしいことだと彼に伝える前に話は終わりました…。
残念。

愛してその人を得ることは最上である。
愛してその人を失うことはその次によい。

―ウィリアム・メークピース・サッカリー(イギリスの小説家)

コメント

  1. 潤治 より:

    ララさま
    好きだと思ったら、伝えてみると良いですね。
    伝えるまでの気持ちや、伝えてからの感情の動きが教えてくれること、そして、
    「好きになること」自体が教えてくれることってたくさんあると思います。

  2. ララ より:

    踏み出す勇気、失敗する経験、そこから得られる学び。
    これ以上好きになることはもうないだろう。だって今、一番好きなんだもの。

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