低血圧が悩みの
AQUA MIXTの寛子（妊娠8ヶ月目）です
妊娠4ヶ月目(12～15週) 2012年10月21日～11月17日の体験記、
4ヶ月目後半(14～15週)になるといよいよつわりも楽になり、生活リズムが徐々に戻る時期に入りました。
14週（4ヶ月目なかば）通院は、母子健康手帳を使いもろもろの検査が始まりました。
母子健康手帳は、お住まいの市町村で妊娠届出を提出すると交付されます。
自己申告制です。
その母子健康手帳を持って妊婦とやっと認められたようなちょっと嬉しい通院は、4ヶ月目妊婦健診で血液検査の項目がたくさんありました。
血管の細い低血圧の私には、その採血の量がかなり辛かったです
10週目の通院時に医師から
「次回4週間後の健診までに、母子手帳をもらっておいて下さい」
と言われました。
でも、医師の言葉も待たずにね…
妊娠が分かってから事前に多摩市役所に妊娠届出を提出・母子健康手帳の交付を受けていました。
（妊娠が分かればもらえるので、これはフライングではないですよ
）
そして「母と子の保健バッグ」を受け取りました。
中身は
- 母子健康手帳（2012年春改訂）
- 妊婦健診受診票（妊婦健診費用の一部を公費負担で受けられる）
- 多摩市の妊娠・出産・育児サポート情報の資料
- 母子健康手帳副読本他 冊子数種類（母子衛生研究会編）
- マタニティマーク など
病院によって妊婦健診で行う検査項目や時期は若干違うのですが、その中の検査を公費負担で受けられる[妊婦健診受診票]があります。
妊婦の通院は健康保険が使えず100%自己負担になりますから、毎回結構な金額になります。
公費負担の上限金額は、都道府県・市町村によって異なるようですね。
少子化対策なのであれば全額公費負担してくれても良いのに…
いろいろな検査をすると１回で１～２万円単位になる時もあります。
しかし東京都の公費負担額は1回目のみ8,460円、2回目以降の健診の助成上限は5,160円と…
実に中途半端な額なんです。
それでも妊娠・出産と物入りな時期、ありがたく使わせていただいています。
■2013年11月5日（月）午後 妊娠１４週１日（４ヶ月なかば）
妊婦健診 府中の森土屋産婦人科
ちょうど新生児の1ヶ月健診とぶつかり、やや混み気味の病院でした。
でも待ち時間は、その新生児の可愛さに癒やされましたね～
4ヶ月目の妊婦健診は、いつもの「妊婦健診」と「超音波検査」に加えて
血液検査の項目がずらり…
血液型(ABO式、Rh式)、糖尿病スクリーニング検査、梅毒定性検査、B型肝炎検査、貧血検査、風疹抗体検査、不規則性抗体、梅毒定性検査、エイズ検査
検査室にて採血
検査室に呼ばれると、たくさんの採血のための試験管が待っていました。
けれども、私は父方の遺伝で採血や点滴など、とても苦労する細い血管の持ち主。
看護師さんも、まず採血に使える静脈を探すのに苦労されていました。
まず左腕からチャレンジするものの、直ぐに血が出てこなくなり諦め。
左腕に変えてみたものの、必要な分量を採れずに血が出てこなくなる…
「もし腕から採れないと、手首や手の甲から採ることになるんだけど…下に行くほど痛いのよ
」
それだけは避けたい…
と思ったのですが、看護師さんも考えて工夫して下さいました。
チューブの付いた細い針に変えて下さり、右腕に再度針を刺して、残りの必要な分をやっと採血出来ました。
青く腫れるし、すっかりシャブ中毒の腕ですけど…
看護師さん「今日、私一番頑張った
」
はい
お陰さまです。
今後も検査で採血はあるけれども、次回以降は大丈夫なのだろうかと不安になりました。
「妊娠すると、血管もだんだん太くなるから…次回はきっと大丈夫
」
と看護師さんに慰められ、検査室を後にしました。
妊娠すると女性の身体は短期間でどんどん変容していくのが、本当に不思議です。
本当に次回の採血では、血管は太くなるのでしょうか。
⇒2月20日に29週ポイント検診に行ってきました。
多少血管は太くなったようですが、やはり1回では採血出来ず両腕に青いアザが…
院長外来にて妊婦検診・超音波検査
採血でぐったりしてしばらくのち…院長外来の診察室に呼ばれました。
今回も、潤治と一緒に診察室へ。
入るとまず最初に超音波（エコー）検査
前回イチゴ大（37.9mm）の胎児だった赤ちゃんは、キウイ大約10cmに！順調に週数通りの成長を遂げています。
写真はイメージです。
（参考サイト：妊娠4週[妊娠4ヶ月] 超音波写真でわかる赤ちゃんの様子-gooベビー）
今回はいつもの２Ｄから３Ｄに切り替えて、モニターにはより立体的な胎児の様子が映し出されました。
手足も動かし、ちょっと頭でっかちだけどかなり人間らしい姿です。
体育座りをしている姿をよく見ると、右手を頭の方で動かしているんです
「招き猫みたい～
」と二人で嬉しくなってしまいました。
「子宝」と言いますが、本当にこの子は私たちに新しい豊かさをもたらすためにやってきてくれたんだなとシミジミ感じました。
そしてこうして、私たちにサインを送ってくれるのです。
私たち夫婦を選んでくれて、ありがとう
さて、１４週健診のポイントは、胎盤・臍帯のチェックです。
通常つわりが治まる時期は、胎盤の完成の時期。流産の可能性がぐっと減り安定期に入ります
いよいよ胎盤が完成し、臍の緒を通じて栄養や酸素が胎児に運ばれるようになります。
胎児の骨や筋肉もしっかりしてくるので、エコーでは背骨や手足の骨も見えるし、元気に動いている様子も確認出来るのです。
胎盤が子宮のどこに出来たかは、受精卵がどこに着床したかで決まるのですが、この場所が重要です。
子宮口そばに出来ると前置胎盤といって、危険を伴うものになります。
念入りに超音波検査で、胎盤の位置や臍帯の状態をチェックして貰いました。
胎盤は子宮右側後方に完成、臍帯も問題なし。
人によっては臨月までつわりが治まらないというケースもあるようですが、私は胎盤の完成と共につわりも落ち着いてきました。
あぁ、これで晴れて安定期、やりたいことが出来る
先生の外来は超音波検査がメインでアッサリしていますが、
代わりに「聞きたいことは、あとは助産師外来で確認して下さいね。」で終わりです。
助産師外来
つぎに呼ばれたのは助産師外来。こちらも夫婦で一緒に入りました。
先日の腰痛のこと（前回の記事：ホルモン変化と骨盤☆妊娠４ヶ月）を相談すると、ホルモン変化であることを教えてもらって、この時初めて骨盤がどんどん変化するタイミングだと知りホッとしました。
腰痛対策として、腹帯の使用と有酸素運動（ウォーキング、ヨガ、ストレッチ）などを勧められました。
母親に腰痛のことを話した時は「高齢出産だからかなぁ」なんてガッカリな回答でしたから。
経験者とはいってももう４０年前だし「自分はこうだった」という視点になってしまうのですよね。
今まで制限の多かった運動も、ＯＫが出ました
（もちろん激しい無酸素運動はＮＧ、有酸素運動中心で）
あとは生活習慣について。
つわりが治まると食欲が戻ってくる時期ですが、体重管理に注意。
私の場合はつわりで－５ｋｇだったので、リバウンドしないようにしないとですね。
「和食を中心にしましょう」というアドバイスでした。
普段の菜食生活をマタニティ向けにどうしたらいいか、お腹の赤ちゃんと自分の身体と相談だなと感じました。
盛りだくさんの妊娠４ヶ月健診は、これでやっと終了。
「安定期なんだ～」と思うと、解放感がありました。
これからいよいよ、充実のマタニティライフに突入です。
（次回[天使の計らい～妊娠中の仕事☆妊娠4ヶ月]に続く）
寛子のマタニティ体験談
