おしゃべりな小葉さん。普段は聞き取れないおしゃべりがとても多いですが、意味の分かる単語を発音することが増えてきました。
「あった!」「出た!」「入った!」「いた!」など感情が動く時の言葉を、よく話すようになりました。
何かを指さしている時に「どれ?」っていつも聞いていたら、「どれ~」と言いながら(本人は「これ」のつもり)指さすようになりました。
お手々での表現が可愛いベビーサインも発語が増えると少しずつ使わなくなってしまうのかな、と少し寂しくもあります。
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9月は中秋の名月もあり、お月様を意識して観る機会が多かったです。
そして、それまでは「お月様が出ているね」といってもあまり興味を示さなかった小葉が、一緒に喜んで月を見るようになりました。
雲、空、太陽、月・・・
私たちの世界を、一つずつ認識している時なんでしょうか。
もちろん、興味を持った対象のベビーサインを教えながら見ています。
月のサインは、人差し指と親指を弧にして三日月の形を作り、空に登っていくように手を上げます。
しばらくは、月を見てい喜んでいるときにサインを見せても、サインを一緒にやることは無かったのですが・・・
先週、実家で一緒に「ファンタジア」(20年以上前のVHSビデオが現役!)を観ていたときに、「禿山の一夜」の太陽が沈むシーンで「バイバイ!」と手を振り、その後夜空に三日月が浮かび上がると、サッと「月」のベビーサインをしていました。ちゃんと覚えていたんだ!
また、夕方になると時々ベランダに出て、夜景や夜空を眺めていました。
黄昏時から夜になる頃の外の雰囲気が面白いのか、小葉は時々暗くなってから窓の外を眺め、ベランダに出たいと意思表示してきます。
私もこの時間が好きなので、時々のんびりとベランダで夜風に当たりながら、
「三日月だね~。段々、月が満ちてくるよ。」とか「あれは一番母星かな?キラキラしているね!」なんて話かけていました。
そして、昨日・一昨日と続いたのですが、
日も落ちて暗くなったころ、部屋を片付けていたら小葉が小走りで私のところに寄ってきて、手を上げています。
どうしたのかな?
そしてベランダの方を指さす・・・
それは「月」のベビーサインでした。
「ベランダでお月様を見たいってこと?」
嬉しそうに、ベランダに行こうと私の手を引っ張り誘います。
「今日も、お月様を見よう!」と誘っているのです。
でもね。
台風接近の影響もあり、あいにくの曇り・雨なのですよ。
「今日はね、雲が空いっぱいに出ているから、お月様もお星様も見られないのよ。」
月は見られない、ということを何度か説明すると、不満そうに下唇をプっと突き出し、ベランダに出ることを諦めました。
お天気のことも、ずいぶん理解してきたなぁ・・・
こんな風に、興味のある対象を表現しながら、自分の感情を伝えてくれることが、とても愛しい日々です。
ベビーサインを習って使うようになって、メリットがたくさんありました。
言葉を話す前から、何をして欲しい、何に興味があるかを伝えてくれるし、語彙も増えるのが早いという実感があります。
そして何より、手や全身を使うサインの仕草がとっても可愛い!
手話ばかりだと、発語が遅れるのでは・・・という心配はありません。
「木」のベビーサイン。
赤ちゃんが覚えて使うようになるまで、木を前にして何度も勢いよく両手を上げて「木!」って言いながら見せるんです。
何ヶ月も、外でね!
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