インナーチャイルドの声に寄り添う ひとつのアンガーマネージメント

トラウマ人間関係

アンガーマネージメントとは

アンガーマネジメントとは、心理療法プログラムのひとつ。

自分の中に湧き起こる怒りを制御する方法です。自分の中にある「思い込み」を理解し、新しい選択をしていきます。

自分の期待が裏切られる、こうあるべきという思いが理解されない、などから生じる怒りで本来の自分からはほど遠い言動をしてしまうこともあります。

怒りがどのようにして生まれたのかを見つける姿勢は、怒りで隠している感情を見つけることにもなります。

あなたの怒りはどこから来るのか

衝動的に怒りを感じること、また、誰かの言動に反応して怒りを感じることは誰もがあると思います。その怒りは誰のものでしょうか?

怒りに翻弄される人生と、怒りを癒して使命を全うする人生とあなたはどちらを選ぶでしょうか?

まず、抑えておきたいのとが怒りが二次的な感情ということです。

怒りは二次的感情 怒りの衝動をしばらく味わってみよう

あなたの根底にある感情を覆い隠し、自分の本当の思いから遠ざけるものです。あるいは、本当の思いを感じることから自分を守っているとも言えます。(防衛反応)

怖れ、不安、落胆、絶望、嫉妬、寂しさ、罪悪感、劣等感、疎外感…などなど。

そして、怒りは時にいろいろな表出をします。

本当の心の声を耳を傾けることなく、外界への攻撃に変換させることで自分を保っていることも少なくありません。

本当の心の声を聴いてしまったら、人生が魂の望む方向へ向かってしまうから

…でしょうか。自分を癒す、自分の感情と向き合うことはめんどうなものですもの。

怒りはあなたのインナーチャイルドの声

怒りは、心理的な防衛反応と言われ、悲しみや心理的苦痛を味わわないようにしてくれます。

内面に向くと「自責」「自傷行為」となり、外面に向くと「他責」「暴力」となります。そのどちらも出処は同じです。

そして、それは上手に感情を味わえない、自分自身を受容できないために起こります。

ひとつのイメージをしてみましょう。

とある電車に乗車したあなた…
赤ちゃんの泣き声が車両いっぱいに響きわたります。泣きわめくその声は怒っているかのようで、母親があやしても泣きやむことはありません。そこに言わせた乗客はとても迷惑そうな顔をしています。

さて、あなたはどんな氣持ちになりますか?

どの氣持ちへのケアをどのようにしているかがあなたの「インナーチャイルド」との付き合い方のひとつです。

「泣くんじゃないの!」と怒るような人はこのブログを読んでいませんよね?
しかし、ソフトにそれに近いケアを自分にしていることは少なくありません。

その自分と上手に接することで、人間関係・健康は著しく望むものになります。

感情の本音ワーク

満月期に行われるLINEトークでは、複数人の方たちとネガティブな感情に隠された「インナーチャイルドの声」を聴くワークをします。

子ども頃に「本当はこうして欲しかった」という想いは大人になって複雑な表出をします。

心理カウンセリングにも多いのが、人間関係・健康に関するテーマです。
人間関係において、隠された感情が、身体からの声として出てくるものです。

満月のLINEトークで使うワーク

満月のLINEトーク

人間は感情の動物である。あなた自身を最重要人物として扱おう!

自分に寄り添う時の言葉にも注目してみましょう。どんな言葉で自分と対話していますか?

「なんで、そんなことしちゃったの?」
「はじめから分かっていたことじゃないか?」
「こうしたほうがいいに決まっている!」

自分自身を責め立てたり、批評したり、正論で追い込んだりしても、自分の氣持ちは癒されないし、次の行動にもつながりません。

自分の感情が、つまり、自分のインナーチャイルドが何を伝えようとしているのかを聴く作業が大切です。

あなた自身の自己重要感を育む毎日にしていきましょう。

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