いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
AQUAMIXT 潤治です。
僕はいつの間にか我慢や遠慮をし、自分の本当の望みを忘れてしまう傾向があります。
僕が創り出した「あるべき人物像」に我慢して自分を合わせているためです。
決して、我慢や遠慮が美徳と思っているわけではないのですが、その思考習慣は根深く僕の中にあるのでした。
そして、その思考習慣がたどり着く場所は、
残念ながら、「怒り」の噴出であることがほとんどです。
ですから、遠慮や我慢をできるだけしないことが夫婦関係を良好に保つ秘訣です。
このところ、寛子はアクセス・コンシャスネス(R)の
講座三昧、セッション三昧でした。
寛子の「やりたい!」という好奇心は、
傍にいてもこちらがまぶしくなるほどです。
その彼女の楽しそうな顔を見ていると、
「行っておいでよ!好きなようにやりなよ!」と応援したくなるのです。
その良い部分だけを彼女に見せるような生活をしていればいいのですが、
残念ながら、ハッピーエンドにはなりません。
恋人同士ということでもありませんし、週末婚でもなく、
金魚鉢の金魚のように、どこからでも見られ、そして、ずっと人生は続いていますからね。
彼女が外で学び、楽しくいろいろな仲間と出逢い、
人生を謳歌している(ように見えた)一方で、
僕はお留守番、娘の小葉の気分のままの言動に付き合い、
散歩し、出かけ、おもらしを淡々と処理し、お昼寝の時間に左右され、
買い物や食事の支度もままなりません。
掃除もきちんとしたいので、お昼寝中の小葉を気づかって雑巾がけしている自分がいます。
クイックルワイパーの倒れる音にビクつき、情けなくて泣きたくなる自分がいます。
何も生み出していない(ように思える)自分に
腹立たしいのか?情けないのか?など、
特定できない感情が心の中にあぶり出されます。
そんな情けない僕を見て、
「俺は、会社で億単位の仕事をしているんだ!
そんなつまらないことで悩んでる場合じゃないだろう!?」
と夫に言われたら、僕は刺してしまうかもしれません。
いや、泣き崩れて夫に心配されて精神薄弱扱いでしょうか。
僕が妻、ならですが。
かつてないほどのパフォーマンスを発揮して
仕事をしている寛子に、僕はどうも素直に喜べないわけです。
料理も不完全なまま、慌ただしく食卓が始まることも多々あります。
麻婆豆腐に小葱を刻んで入れられないことや、
味噌汁に生姜をすりおろして入れらないことなどで
イライラする自分がどうしようもなく情けなく思います。
生み出すどころか、マイナスのエネルギーをほとばしらせている僕です。
なさけない 嗚呼、なさけない このわたし (読み人知らず)
逃避行したい、ひとりになりたい、
「課長島耕作」のようなスキャンダルに身を埋めたい、
「黄昏流星群」の主人公みたいに白昼夢のような現実を生きたい、
部署の女子社員に尊敬の眼差しで見られたい(→自営業です。)
発散系飲み会で「潤治さんが独身だったらなぁ」とか言われたい。
弘兼憲史自選作品集 マル得 黄昏流星群 –
-バカ過ぎます。
さあ、感情はパワフルに僕の人生に介入してきます。
その感情は誰ものもでしょうか?
特に怒りは人生を狂わせるほどのパワーを持ちます。
怒りを原動力にして、さまざまなことを実現していく人もいます。
世の中に復讐心を持ち、目標達成する人もいます。
怒りは忌み嫌い、隠すべきものではありません。
僕はそこに素晴らしいエネルギーがあると感じています。
ただ、精製する必要はありますが…。
僕は人生を賭して、怒りについて学びたいと思っています。
それは人々の悲しみに繋がっているからです。
「あなたのその怒りはどこから来るものだろうか?
誰のものだろうか?
誰かの無念だろうか、悔恨だろうか?
あなたのために抑え込んだ誰かの怒りだろうか?
あなたに期待し、裏切られた誰かの思いだろうか?
あなたを愛せなかった誰かの後悔だろうか?
生きていてごめんねと思う誰かの罪悪感だろうか?
あなたは誰かの感情を引き受けているだけではないだろうか?」
自問すると、人生を振り返ることができそうです。
人と人とはつながっています。
怒りを突き詰めていくと、
人類の悲しみにたどり着くような気がします。
憑依の問題も関わってくるでしょうね。
ということで、このたび、潤治が
アクセスコンシャスネスバディプロセス「怒り」invocation of anger/怒りの呼び出し
を受講することにしました。
この世に、怒りや悲しみ、罪悪感や復讐心、がないとしたら、
僕は何を原動力に生きればいいのだろうか?とも思います。
怒りや悲しみから、人を救おうとする必要もなく、
共依存ではなく、相乗効果を発揮するような人間関係で、
あるがままの姿を認め合うような世界だったら、
すべての人がベストな人生を送っているとしたら、
僕は何をするだろうか?
これからのAQUAMIXTを楽しみにしていてくださいね。