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男女の違いはめんどうですか?
お互いの食い違いは日常茶飯事
僕たち夫婦は「AQUAMIXT」というセラピーサロンを立ち上げ、一緒に仕事をして、十数年間、年中一緒にいます。
朝もミーティングやお互いのアファメーションを共有することから始まります。
同僚であり、好敵手であり、相方であり、妻であり、ママであり、同志、戦友…。
一緒に顔を合わせていれば、意見の食い違い、価値観の違いなどが生じ、
一時的に不穏な空気になることがしばしばあります。
深いところでは一致するものがありますが、
ちょっとした違いは星の数ほどあります。
せっかく相手にしてあげたことが、相手にはかえって迷惑ともとられるようなことがあったり、こうして欲しいという思いとは全く違うことを相手はよかれと思ってしてきたり、
小さな食い違いは、どんどん不快な緊張感や不安を生み出します。
「わたし(ぼく)のこと、分かっているの?」
まだ、疑問を持って相手と接しているうちはいいですが、
「どうせ、(相手に)言っても分かってくれない…。」
と諦めてしまうこともあります。
どうせ、どうせ、どうせ… くれない、くれない…
諦めのスパイラルに入ってしまうでしょうか。
ある日、彼女のためにおむすびを握りました…
お料理は自分のためにすることもありますが、おおかた家族のためにすることが多いです。
自分の作ったものを美味しそうに食べてくれるのは、作り手にとって喜びです。
ある日、妻のためにおむすびを握りました。
梅を入れたものが彼女のリクエストでした。
「はい、どうぞ、梅おむすび握ったよ。」
と彼女に差し出すと、
「わたし、梅干しの種を楽しみたいから、梅をまるごと入れて欲しいんだよね。」
と残念そうに僕に伝えてきました。
僕は梅を刻んで入れたほうがどこを食べても梅を味わえるので、嬉しいかなぁと思ってそうしましたが、彼女にとってはそれは違うものだったのです。
ここで、昔に聞いたことがある台詞…
「せっかく、作ったんだから文句言わないで食べてよ。」
と自動反応的に言うこともできますが、自分のお節介心を省みます。
「感謝しなさい!」
という強い物言いで相手を従えさせるのは暴力かもしれません。
「だったら、自分で作りなさいよ!」と言ったら、
「分かったよ!そうするから!」と言い返されるでしょう。
※我が家の場合
たかが梅おむすびですが、そこにはお互いの
「(相手に)こう愛して欲しい」
「(相手に)こう愛されるとそれを実感できる」
「自分の愛の表現はこれ」
というポイントが違うことが分かります。
その違いをお互いに笑いながら話せれば、また違うステージを経験できるでしょう。
相手の不服そうな申し立てを逆手にとって
「良かれと思って!」
はいっそうお互いの溝が深まっていきます。
夫婦喧嘩のたびに、お互いの「愛し方の違い」を確認すると意味のない繰り返しは無くなるでしょう。