生まれてこなかった魂も愛情を伝えてくれる〜ミディアムシップ体験談

スピリチュアルな旅天国に旅立った愛する人・ペット宇宙や天使とつながる

ミディアムシップ〜赤ちゃんの魂からのメッセージを受け取る

私がかつてミディアムシップに否定的だったことを、
以下の記事で紹介させていただきました。

そして事故で他界した大切な友人のメッセージを受け取ることで
自分が向き合えなかった気持ちも癒されたこと。

反響をいただき、ありがとうございます。

生まれてくることが出来なかった赤ちゃんの魂

今回の私の体験談は
「生むという選択が出来なかった赤ちゃんの魂」についてです。

こちらについては
過去に「夜明けのレッスン」シリーズでも書いているので、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

https://aqua-mixt.com/archives/tag/夜明けのレッスン

一部引用して、紹介しますね。

寛子の闇の時代

ダメ男と付き合ってしまった結果

20代半ばの私は、私史上最低最悪な男性と付き合っていた時期。

今思えば、絶対彼の言うことを信じてはダメ!
なパターンだったのだけど。

不幸な事件に巻き込まれた彼に同情してしまった私が、弱かった。

別居中の奥さんがいて(子供はいなくて)、
奥さんと別れるから一緒になろうって言われていました。

完全に、こんなの信じるのダメ女パターンですね…

その頃の私は、仕事に関してはバリバリキャリアを積んでいた時ですが、
恋愛となるとからきし弱いし自分に自信もない。(寛子のセルフイメージ最安値時代!!)

そこまで必要とされるのならば…と、
半ば押し切られた形で付き合ってしまいました。
もう、こう書いてて今でも嫌になってしまいます。

まだ、その人との過去の関係で癒されていない感情が今でもあるのです。

結果、短期間の間に2回妊娠することになり。

1回目…「申し訳ないけど、諦めてくれ。」
2回目…「今度は産んでほしい。親にも紹介する。」

と言いながら、別居している奥さんの居所すらわからない状態
ということが判明。離婚なんて、まだまだ無理。

流石にここで、やっと別れる決心をしました。
気づくの遅すぎます…

2回の人工中絶、罪悪感から鬱へ

私にとって、子供を諦めると言う選択は身を切られるような思いでした。
漠然と、20代のうちに二人は子供産みたいなぁと、昔から考えていたのに。
それが、2人も諦めることになるなんて…

1年も経たずに2回の人工中絶、私の体も心も、
これ以上ないほどのダメージを受け、
鬱の症状が徐々に出てくるようになりました。

罪悪感から、この世から消えて無くなりたいと思うことも多々ありました。
もう仕事に生きるしかないと、ますます自分を追い込んで仕事をするようになり。
限界がきて、鬱で休職することになったのでした。

そこからもがきあがいた経験が、
セラピストになろうと思う大きなきっかけだったのですから。

辛く悲しい、自分の愚かな経験も、
今になって役立っているのかと後々振り返ってやっと納得できました。

でも、そう思えるようになるまで、10年以上の月日が掛かりました。

ミディアムシップで赤ちゃんの魂が伝えてくれた言葉

10年以上が経ち、私が30代半ばとなった時。
きちんとその時の魂の言葉を、受け取る機会がやってきました。

ブログの寛子連載記事
「夜明けのレッスン(7)遠野の旅2008」より・・・

命を諦めたことも「僕たちを守ってくれた結果」との言葉

(長編ですので、一部抜粋です)

(前略)
朋恵さんとのペアワークでこの事を伝えた時、朋恵さんは生まれて来ることが出来なかった二人の子供の存在を感じて、私へメッセージを伝えてくれました。

「お母さんが、僕たちを守ってくれた結果だから・・・」

いつも、他に選択肢があったのでは?
なんとか産んでやっていけなかったのだろうか?
という悔いに対するメッセージでした。

「忘れないで想ってくれていれば、大丈夫。」

罪悪感を持ち続けるのではなく、かといって忘れてしまうことでもなく。
きっと違う形で生まれ変わって、出会うことができる。
これは確信している。

「あの遠野で会った女の子が、そうだよ。」

朋恵さんの意外な一言!
そう言われてみればあれから10数年、年もそれくらいになっている。
もう罪悪感を手放して、子供を持つことに怖れを抱かなくていい、そんなメッセージを伝えに来てくれたんだってことを、実感しました。
そしていつもそばにいて守ってくれていて、次にこの世に生を受けるのを待っている。
本当は知っていました。
けれども、罪悪感がそれを打ち消していました。

休職していた時に恩師にいただいた「生きがいの創造」(飯田史彦著)には、故人のメッセージをリーディングする遺族カウンセラーのジョージ・アンダーソンのセッションの例が紹介されていました。
私たちが行っている、ミディアムシップ(亡くなった方とコンタクトを取るリーディング)と同様です。

そこには、事故で子供を亡くした親の罪悪感や、流産・中絶した赤ちゃんからのメッセージなども紹介されています。

何らかの事情でこの世に生を受けることが出来なかった子供たち、早くに命を落とした子供たちは、親を恨むことも一言も不平不満を言うことはありません。
むしろ、罪悪感を抱えている親を心配し、労り、励ましています。

この本を読んだ当時、海の底にいるような状態でしたが救われる思いでした。
それでも、長い間自分が自身を許さなかったのです。

この数年でスピリチュアルな世界に導かれ、様々な霊的な存在と繋がりリーディングを仕事にするようになっても、この罪悪感は頭では分かっていても、メッセージが自分に届いていてもなかなか手放せないものでした。

けれども、遠野で姿を見せてくれて、そして朋恵さんを通してメッセージを伝えてくれたこと。
リーディングセッションでも一度もテーマにしたことのないほど隠し続けた、10数年の罪悪感を手放す、大きなきっかけになりました。
・・・

子どもたちは皆等しく、親を想っている

流産で生まれてこれなかった魂も、色々な事情で産むことができなかった魂も、
等しくみな、両親のことを思い、気遣ってくれています。

罪悪感を感じて欲しいのではなく、そこから新しい可能性を選択して欲しい

彼らの共通のメッセージです。

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