五感を越えた感覚を開くことで、子供のように無限の可能性が広がる
あなたのシックスセンスを開く AQUA MIXTの寛子です
新春の寒い日が続きますが、室内のこんなイベントは如何ですか
『まっくらな中で、五感を研ぎ澄ます。
森を感じ、水の音を聴き、仲間と進む。
まっくらやみのエンターテイメント
ダイアログ・イン・ザ・ダーク』
過去の寛子の記事→ 「五感を超える?心の眼が開く暗闇体験」 「心で感じる交流☆暗闇体験」
季節毎にテーマが変わりますが、現在は「暗やみ探検『新春・イン・ザ・ダーク』」を開催中のようですね
全盲の方がガイドとなり、視覚を閉ざされた空間で体験する世界。
私は以前から盲導犬や介助犬にずっと興味があり、将来セラピードッグのサービスも取り入れたいという想いを持ち続けています。
AQUA MIXTの利益の一部は、日本介助犬協会へ寄付させていただいています。
盲導犬を見かけると、色々な感情が動きます。
そんな私が全盲の方の世界を体験するこの催しに興味を持つのは、自然の流れだったかもしれません。
普段、視覚に80%以上の情報認識を頼っている私たちは、その視覚のない真っ暗闇の世界でどうなるのでしょうか?
視覚以外の五感、そして五感を超えた感覚をフル活動し、普段とはひと味違った素敵なコミュニケーションを取る場になります。
これは、百聞は一見(一体験)にしかず、ですね。
ガイドの方が「子供は怖がらず、暗闇の中を自由に動き回るんですよね~」って話されるのが印象的でした。
子供の方が、目に見えるものに捕われない、すべての感覚に素直なのでしょう
目に見えない感覚を思い出すのにも、いい場だと感じます。
私自身、スピリチュアルな学びに導かれて、自分のシックスセンスを磨いていく過程は、子供心を取り戻す作業でした。
ちなみに私が初めて行った7年前は…「子供と同じくらい、動き回っているね…」と一緒に行った相手に言われてしまいました
「好奇心」「無邪気」
それが五感を超えて感じる秘訣ではないでしょうか
半年以上前にご紹介した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」ですが
読者の方より素敵な親子の体験談が届きましたので、紹介させていただきます。
昨日は主人が新年会で留守だったので、
「せっかくだから私たちも楽しいところに行こう!」ということで、
以前、寛子さんがブログで紹介して下さっていた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行ってきました。
参加する前は、子ども2人は「面白そうだけど、ちょっと怖そうだなぁ」と躊躇していましたが、
暗闇に入ると、息子はすぐに私の手を放し、自由気ままに動きまわり、誰よりもはやく色々な物を発見していました。
ガイドさんに「そっちには行かないでね~」なんて注意される場面もありました(^^;)
そんな息子の様子に、娘は「もしかして見えてるの?!」と質問するくらい、いつも通りに楽しんでいました(笑)
娘は、息子よりも緊張していたようで、私の服をずっと掴んでいましたが、途中からは手を話して遊び始めました。
同じグループの若いご夫婦が、子どもたちにとても優しく接してくださり、子どもたちは「またTさんたちと一緒に行きたいな」と言っていました。
知らない方たちと一緒に参加するからこそ、よい体験ができるのだなぁと感じました。
茶屋でお菓子を買う時に、どのお菓子を買うかできょうだいケンカを始め、ジャンケンで決めよう・・・と言って口ジャンケンをしていました。
暗闇の中でも、いつもとなんら変わらない子どもたちの様子に周りの大人たちは大笑いでしたが、こんなところでまでケンカしなくても・・・とちょっと恥ずかしい母でした。
私は、他の部屋に移動するとき、迷子にならないように(ちょっと不安だったんですね、きっと)ご一緒した女性の背中に手をあてさせていただきその方について行きましたが、人のぬくもりを改めて感じ、その安心感からか心もほっこりと温かくなりました(^^)
他にも、書き初めを楽しみましたが、娘は色紙に「夢」という漢字を書いたつもりが上半分は色紙からはみ出してしまい、「あ~、失敗した。やだなぁ。」とかなり落ち込んでいました。
「全てのことには意味があると言われていて、もしこの色紙からはみ出してしまった「夢」という字にも意味があるとしたらどんな意味があると思う?」
と娘に質問してみました。
「う~ん」と少し考えた後、「色紙からはみ出すくらいに夢が大きいってことかな」と、ちょっと嬉しそうに話してくれました。
そして、私が感じた意味も伝えました。「失敗した、失敗した・・・と何度も言っていたけれど、もしかしたら『失敗してもいいんだよ~』というメッセージかもしれないね」と。
最後に、薄暗い部屋で、皆で今日の感想を分かち合っているときに、息子が「あっ、今となりの部屋では吊り橋を渡っているんだね!」と言い出したので、「グループの方が話してくださっている最中に、息子が違うところに気持ちが行ってしまってすみません・・・」と私が謝ると、
ガイドさんが「それは、音に集中しているということですよ。」とおっしゃってくださいました。
そういう考え方もあるのだなぁと目から鱗でした。
物事はとらえ方次第ですね。
それから、普段は街中で視覚障害者の方をお見かけしても、何か助けてあげることはないか・・・などと自分はサポートする側だと勝手に思いこんでいましたが、暗闇にいると、視覚障害者の方と対等な関係になることができ、とても新鮮でした。これからは、街中でお会いしても、そういう気持ちで接することができそうです。
「対等な関係」というキーワードは、寛子さんも書かれていましたね。
1時間半の間に、本当に沢山の気づきがありました。
ブログで紹介してくださり、どうもありがとうございました。
(Y.Iさま)
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、以上のようにとても素敵なイベントなので、テーマが変わる度に行きたいと思うほどです。
暗闇体験の効果を上げるために、一緒に行動するグループに知り合いが少ない方が良いんですって。
みんなを誘い合わせてワイワイと行きたかったけど、残念。
一緒に行くならば、2~3人のグループまでが良いでしょうね。