スピ起業!反論処理は誰のため?理解されたいはエゴかしら

才能開花魂の使命・人生の目的

スピリチュアルなことを扱い、それを生業にしていく前のこと、寛子と出逢うほんのちょっと前のこと…。
僕はネットワークビジネスからの収入を得て、自分の好きなことを仕事にしていきたいと思っていました。877c8b7a18cc956b901260168feb9e18_m

ネットワークビジネスでの収入を得て、僕が提供する「心理カウンセリング」は子どもからご年配の方までワンコインで受けられるような環境を作りたい、そのように思っていたのでした。

「日本のカウンセリングに対する認識はまだまだ生活に根付いていない、ならば、生活に根付くような価格帯で提供することができれば世界は変わる!」

僕のありがちな症状です。

大きなことを語り、自分の中にある本当の氣持ちをひた隠すか、すり替えるというものですね。

僕は自分の心理カウンセリング能力、経験、気づきの感覚に自信が無かったし、自分が満足できる価格帯で市場で勝負できるはずがないと自分自身を過小評価していたわけで、そのことを認めるくらいなら、大きな嘘をつき、それに突き動かされたほうが楽だと思っていたのです。

当時の僕にとっては、世界を変えるとか、良い隠れ蓑でした。

ありがたいことに、当時、そのように自分に嘘をつく僕を応援してくれる人はいて、ネットワークビジネスでの収入もいただけるようになりました。

このあたりのストーリーはまた、まとめつつお伝えしていきたいと思います。
えげつない話をたくさんしたいと思いますw。

さて、ネットワークビジネスはとても偏見のある仕事です。

その「偏見がある仕事」というところにとても良い学びのエッセンスがたくさんあると感じています。当時の生きた学びは、AQUA MIXT の土台になっているし、それが盤石な姿勢にもなっています。

スピリチュアルな仕事を展開していく際に、ある人にとってそれは、偏見のある仕事と見られることもあるかもしれませんね。

「スピリチュアルカミングアウト」などという言葉があるくらいですから、隠しておきたいものなのか、人に理解されにくいものなのかもしれません。

「オレ、乙女座なんだ。」カミングアウトに動揺する人はいませんし、
「オレ、実はB型なんだ。」カミングアウトに勇気を出す人もいないでしょう。

僕がネットワークビジネスを始める友人、知人、に良く見た傾向のひとつに、

「反論処理」という考え方がありました。

「ネットワークビジネスって怪しいですよね?ええ、分かります分かります。でもね、その怪しいという感覚って本当なんでしょうか?」
「ネットワークビジネスってネズミ講?ええ、分かります分かります。皆さん、そう誤解されることが多いと思います。しかしながら、同じものでは全くありません。」

反論処理に使われる「YES-BUT話法」。
ちょっと小細工して「YES-AND話法」でしょうか。

相手の偏見を改善し、相手の認知を変えたいというのが正直のところでしょうか。
どちらにしても相手をコントロールしたいわけです。(自分のために…ね。)

そこには「理解されたい」という反論処理する側の本当の氣持ちがあります。

スピリチュアルなことを扱う仕事でも、偏見や理解されない状況はたくさんあります。

その際に、理解されたいと思っている自分に氣づくかどうかでその後の展開が変わると僕自身は思います。

スピリチュアルなことを仕事として扱う場合、身内からの誤解や偏見はよくあることと思いますが、いかがでしょうか?

その際に、身内に反論処理を施し、言い負かしてみても理解されることはあまりないかもしれません。

ネットワークビジネスを経験して、偏見に対しての僕の中の怖れは露呈することとなり、僕自身も多くの偏見を持っていることに氣づかされました。

先の例で言うならば…

反論処理を人に施し、論議に勝っても、疎ましがられるという結果しか生みませんでした。

負けず嫌いで、血気盛ん、人生を変えたいという思いが熱すぎて、他人の心の動きに僕は鈍感でした。

見えないものを信じているという人に対する疑いや偏見はよくあることです。
その際に、理解されたいという氣持ちが前に出すぎて、さらに誤解されることもよくあることかもしれません。

望んでいない衝突、不和、葛藤もあるかもしれません。
周りの人が期待するあなたと、あなたがなりたいあなたとのギャップが生じ始めている兆しとも言えます。

残念ながら、僕は周りから期待される僕にはなりませんでした。

定職にそのまま収まり、定収入を得て、家族を持つ、見えないものよりも見えるものを信頼し、自分の力で生きていく、ような他人が期待する僕は、僕のなりたい僕ではなかったわけです。

理解されたい自分に気づき、その弱さを自分や他人に見るとき、
確実に他者とのコミュニケーションの形は変わっていくでしょう。

…と僕は思っています。

反論処理など必要ないのですから。

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